減圧弁(セパレーター・トラップ内蔵)

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蒸気用減圧弁の改善のポイント

減圧弁はなぜトラブルが多いのか?

二次圧力が調整できなくなり、安全弁が吹いてしまう、逆に蒸気がほとんど流れず、二次圧力が下がってしまうなどの減圧弁に関するトラブルをよくお聞きします。これらは、減圧弁内部の清掃をすれば一時的には正常に戻るということを多くのお客様が経験されています。

清掃で復帰することが多いことからも推定できる通り、このような減圧弁のトラブルの多くは、蒸気中に含まれるスケールや錆が原因であることが多いようです。減圧弁の内部にはピストンやパイロットバルブなどの摺動部が多くあり、この摺動部の隙間に細かいスケールや錆が入り、部品がスムーズに動けなくなることが主原因となっています。細かいスケールはドレンに溶け込んだ状態で運ばれることも多く、減圧弁の手前にY型ストレーナを設置するだけでは不十分であることも考えられます。

蒸気中に含まれるスケールや錆が原因のトラブル

減圧弁の寿命はなぜ短いのか?

一方、清掃をしても正常に戻らないケースもあります。確かにこれまでの蒸気用減圧弁は2〜3年程度の使用期間で使えなくなるという例も多くあるようです。減圧弁の寿命が短い原因は、通過する蒸気中に含まれているドレンが大きな原因となっている場合があります。

減圧弁を通過する蒸気中にドレンが多く含まれていると、蒸気の流速によって運ばれるドレン水滴が減圧弁のシート部に非常に高速でぶつかり、エロージョンを引き起こします。そのため短期間でシール性能が劣化します。

このような損傷を受けてしまうと、当然ながら清掃では復帰できず、部品を交換したり、製品ごと交換したりしなければならなくなります。

ドレン水滴によるエロージョン

COSPECTにみる課題解決力

このように、減圧弁内部にスケールや錆などの異物やドレンが流入することが減圧弁の信頼性と耐久性を損ねている可能性が高いならば、これらを内部に入れないこと、主要部分に到達させないことが重要です。

COSPECTは、ストレーナ、高性能旋回式セパレータさらにフリーフロート・スチームトラップを内蔵しており、スケール・錆ならびにドレンを減圧弁内部に流入させません。

特に旋回式セパレーターは一次側から流入するドレンの98%を強制的に分離排除するため、ドレンによる弁部等のエロージョンが極めて発生しにくくなります。

せいぜい数年持てば良いと言われることもある蒸気用減圧弁にあって、ご採用後10年以上もCOSPECTをご使用いただいているお客様も数多くいらっしゃることが、減圧弁におけるスケール・ドレン対策の有効性、すなわち減圧弁自体の課題に対する解決力を示していると言えます。

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