過膨張吸収機構
温調トラップにおけるバイメタル保護機構です。
バイメタルを使った温調型スチームトラップにおいて、弁が着座状態(閉弁状態)にある時に、バイメタル周辺の温度がさらに上昇した場合、バイメタルは膨張しようとします。しかし、その時点で既に弁が着座しているためバイメタルは自由に膨張できず、バイメタル自体に無理な力がかかるため変形や破損が生じることがあります。
この問題を解消するために、TLVの温調型スチームトラップには下図のようにバイメタルの下に過膨張吸収コイルバネを設けています。これにより、弁が着座している状態でバイメタルが更に膨張する際、その膨張量を吸収することができ、バイメタルにかかる無理な力を緩和します。
