フェイルオープン
X−エレメントはダイヤフラムが破損した時、開弁状態(フェイルオープン)になるように設計されています。
スチームトラップは、故障した時、開弁状態を維持する場合(吹き放し)と閉弁状態を維持する場合(フン詰まり)があります。閉弁状態となれば、装置の運転を止めて故障トラップを交換出来ない連続プロセスにおいてはドレンが滞留し、装置に加熱不良を引き起こします。逆に開弁状態となれば蒸気が引き続き供給され、装置で生産し続けることができます。
この機構はダイヤフラムが破損した時、蒸気やドレンが流入してエレメントが膨張し、弁が弁口と接触し閉弁状態になったとしても、破損時には弁中央部にある小穴を通って、弁口からドレンなどが流れるようにしたものです。
一次側圧力が維持される限り、弁は押し上げられて全開状態“フェイルオープン”をキープします。
弁の内穴を通ってドレンは流れるため、“フェイルオープン”をキープします。この時の流量は最大排出時の60%となります。
