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衝撃吸収式球状(SAS)ピストン
パイロット式減圧弁の制御性を高めるために開発されたピストンです。
メインバルブの直上に位置するピストンは、メインバルブが開いて、蒸気が一次側から二次側へ流れる時に生じる噴流にさらされます。
この噴流による衝撃でピストンが傾き、シリンダー内でひっかかったり、動作が遅れたりすると圧力が不安定になります。
ピストンが常に真っ直ぐに上下動できるようになれば、高精度な圧力制御を実現できます。
このために開発されたピストンは以下の図のように、蒸気の噴流が当たる面が球状になっています。
これは、「ストローを真上に向けて強く息を吹き込むとピンポン球が安定して浮き上がる」という原理と同じです。
下から吹き上げてくる蒸気噴流に対して、球状ピストンは自己センタリング機能を有し、安定した上下動ができるのです。
