ドレンの発生量の多い蒸気使用機器(リボイラー、熱交換器、スチームエアヒーター等)からのドレン排出用途に適したフロート式のスチームトラップです。使用条件、発生ドレン量等から最適な型式を選定してください。
INDEX
大容量フロート・スチームトラップの特長
フロートダイナミックの原理

TLVの大容量フロート・スチームトラップJ10、JH15は、フロートダイナミック・スチームトラップとも呼ばれています。フリーフロートをパイロット弁に利用し、ピストン方式の大口径主弁を開くことにより大容量を実現しています。
多量のドレンが流入すると、フロートは浮上し、ドレンはオリフィスからシリンダー内に流入し、そこで二次圧を形成します。この二次圧がピストンを押し主弁を開かせ、本体内のドレンを間欠的に排出します。
TLY(Tetra-Leaf & Yoke)機構

TLVの大容量フロート・スチームトラップSW1Uシリーズは、TLY機構を採用することにより、コンパクト設計で大容量を実現しています。
TLVが開発した4枚羽根型弁がレバーフロートに直結し、ドレンを連続的に排出します。単弁座方式は差圧による影響を受けますが、TLYは出入口間の差圧による弁の開閉力がバランスよく取れて圧力の影響を受けません。
構造断面図
| 型式 | 断面図 |
|---|---|
| J10 JH15 |
![]() |
| SW1U-A SW1U-B |
|
トラップの選定に必要な項目
選定にあたっては、下記の項目の確認が必要です。
- 1) 使用条件の確認 … トラップ前後の圧力関係、温度、ドレン量等
- 2) 呼径、接続方法、要求材質の確認
以上の項目から各ステップにて適正型式を選定してください。
大容量フロート・スチームトラップの選定ステップ
-
<ステップ1>
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<ステップ2>
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<ステップ3>
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<ステップ4>
<ステップ 1> 型式の選定
- 使用する用途、使用条件等から、下記の選定表より該当する型式の製品仕様ページ(PDF)に進んでください。
| (1) 使用圧力 MPaG |
(2) 最高 使用温度 ℃ |
(3) 本体 標準材質 |
(4) 構 造 |
(5) 最大 排出流量 kg/h |
型式 |
装置 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 加 熱 |
蒸 発 |
乾 燥 |
暖 房 空 調 |
||||||
| ~ 1.1 | 220 | 炭素鋼 | レバーフロート (連続排出型) |
185000 | SW1U-B | ○ | ○ | ○ | |
| ~ 1.6 | 51000 | SW1U-A | ○ | ○ | ○ | ||||
| 0.05 ~ 1.6 | 鋳 鉄 | フリーフロート + ピストン方式 (間欠排出型) |
25000 | J10-30 | ○ | ○ | ○ | ||
| 63000 | J10-60 | ○ | ○ | ○ | |||||
| 0.05 ~ 2.1 | 425 | 炭素鋼 | 21000 | JH15S-21 | ○ | ○ | ○ | ||
| 67600 | JH15M-21 | ○ | ○ | ○ | |||||
| 12800 | JH15E-21 | ○ | ○ | ○ | |||||
| 0.05 ~ 4.6 | 27000 | JH15S-46 | ○ | ○ | ○ | ||||
| 87000 | JH15M-46 | ○ | ○ | ○ | |||||
| 165000 | JH15E-46 | ○ | ○ | ○ | |||||
※以下は該当する型式の製品仕様ページ(PDF)で確認し、適正型式を選定してください。
<ステップ 2> 材質の確認
- ステップ1で選択された型式の標準材質でいいか確認ください。該当しない場合はオプションを確認し、それでも該当しない場合は他の型式を確認ください。
<ステップ 3> 流量の確認
- 用途の圧力条件により、最高使用圧力、流量安全率を考慮し、要求する流量を満足するか確認ください。特にJ10とJH15においては安全率が1.2に近づく型式を選定してください。
<ステップ 4> 呼径、接続仕様等の確認
- 選定した型式の呼径、接続仕様などが希望のものかを確認してください。




