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蒸気主管に最適な省エネルギー型トラップ
TLVは、フリーフロートのコンセプトを活かし、3点支持機構の採用で、蒸気ロスがほとんどないスチームトラップを完成させました。省エネルギー型のスチームトラップとして蒸気主管に最適です。

レバーやヒンジがなく、動くのはフロートだけのシンプル構造で長寿命
ドレン流入量に応じた連続排出
ドレン流入量に応じてフリーフロートが上下し、弁開度を自動調節、ドレンを連続排出します。そのため、配管内にドレンを滞留させません。
ドレンを回収する用途に最適 / 背圧許容度が高い
入口側蒸気圧力の99%の背圧がかかっても差圧があればフリーフロート式トラップはドレンを排出します。そのため、クローズドシステムでのドレン回収用途に最適です。
3点支持機構+高精度研磨フロート

弁座(オリフィス)とガイド上の2箇所の計3点にてフロートを支持
極少ドレン下でも高いシール性を発揮 / 省エネルギー
3点支持とはフロートの着座をより安定させ、シール性を高めるための機構です。
高精度研磨フロートを3点でしっかりと受け止めるため、蒸気主管のような極少ドレンの用途でも高いシール性を発揮します。
エアベントにバイメタルを採用 (一部の製品を除く)


自動ブローオフ機構 / 立ち上り時間を短縮
初期立ち上り時は低温のため、内蔵のバイメタルはフロートを持ち上げるか、エアベント座から離れるかにより、強制的に開弁させ、初期空気と低温ドレンを速やかに自動排除して立ち上り時間を短縮します。
(JH-Pシリーズは自動ブローオフ機構を内蔵していませんが、長期間連続運転でエアの混入がほとんどない蒸気主管に適しています。)
SST (Super Steam Tracer)
主管用フリーフロート・スチームトラップはすべて3点支持機構が組み込まれ、特にドレン量が少ない用途に開発されています。主管用のみならず、ドレン量の少ない用途の一つであるトレースラインにも有効で、これらのシリーズは別名SST(Super Steam Tracer)シリーズとも名付けられています。一部のJHシリーズにもSSTのコンセプトが採用され、主管用に設計されています。
さらにSSTの設計は、トラップ内蔵の減圧弁やセパレーターにも採用されています。
構造断面図
| 型式 | 断面図 | ||
|---|---|---|---|
| S S T シ リ | ズ |
SS シリーズ | SS1NL SS1NH SS1VL SS1VH |
![]() |
| SS3N SS3V SS5N SS5V SS5NH SS5VH |
![]() |
||
| FS シリーズ | FS3 FS5 |
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|
| SH シリーズ | SH5VL | ![]() |
|
| J H シ リ | ズ |
JHS シリーズ | JH3S-B JH5SL-B JH5SL-P* JH5SH-B JH5SH-P* |
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トラップの選定に必要な項目
選定にあたっては、下記の項目の確認が必要です。
- 1) 用途(使用箇所)の確認…
- 主管、トレース等
- 2) 使用条件の確認…
- トラップ前後の圧力関係、温度、ドレン量等
* トラップ出口側圧力はトラップ入口側圧力の99%以下の使用条件であれば使用可能です。
3) トラップの呼径、接続方法、要求材質等
以上の項目から各ステップにて適正型式を選定してください。
主管用フリーフロート・スチームトラップの選定ステップ
-
<ステップ1>
-
<ステップ2>
-
<ステップ3>
-
<ステップ4>
<ステップ 1> 型式の選定
- 使用する用途、使用条件から、下記の選定表より該当する型式の製品仕様ページ(PDF)に進んでください。
| (1) 取付け 方向 |
(2) 本体構造 |
(3) 使用圧力 MPaG |
(4) 最高 使用 温度 ℃ |
(5) 本体 標準材質 |
(6) 最大 排出 流量 kg/h |
型式 |
用途*1 | エアベント の種類 |
||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 主 管 |
装 置 |
トレース | ||||||||||
| 配 管 |
ジ ャ ケ ッ ト |
|||||||||||
| 垂直配管 | メンテ不要 溶接一体型 |
~ 2.1 | 400 | ステンレス鋼 | 310 | SS3V | ○ | ○ | ○ | 自動 エアベント (バイメタル) |
||
| ~ 3.2 | 425 | 800 | SS5V | ○ | ||||||||
| ~ 4.6 | 425 | 240 | SS5VH | ○ | ||||||||
| 分解可能型 | ~ 2.1 | 220 | 205 | SS1VL | ○ | ○ | ○ | |||||
| 350 | 205 | SS1VH | ○ | ○ | ○ | |||||||
| ~ 6.5 | 425 | 炭素鋼 | 630 | SH5VL | ○ | |||||||
| 水平・垂直 配管両用 |
ユニバーサル フランジ型 接続本体+ トラップ部 |
~ 2.1 | 400 | ステンレス鋼 | 215 | FS3 | ○ | ○ | ○ | 自動 エアベント (バイメタル) |
||
| ~ 3.2 | 670 | FS5 | ○ | |||||||||
| 水平配管 | メンテ不要 溶接一体型 |
~ 2.1 | 400 | ステンレス鋼 | 310 | SS3N | ○ | ○ | ○ | 自動 エアベント (バイメタル) |
||
| ~ 3.2 | 425 | 800 | SS5N | ○ | ||||||||
| ~ 4.6 | 425 | 240 | SS5NH | ○ | ||||||||
| 分解可能型 | ~ 2.1 | 220 | 205 | SS1NL | ○ | ○ | ○ | |||||
| 350 | 205 | SS1NH | ○ | ○ | ○ | |||||||
| ~ 3.2 | 445 | JH3S-B | ○ | ○ | ||||||||
| ~ 4.6 | 425 | 710 | JH5SL-B | ○ | ○ | |||||||
| 710 | JH5SL-P | ○ | ○ | - | ||||||||
| 炭素鋼 | 710 | JH5RL-B*2 | ○ | ○ | 自動 エアベント (バイメタル) |
|||||||
| 3800 | JH7RL-B*2 | ○ | ○ | |||||||||
| ~ 6.5 | ステンレス鋼 | 160 | JH5SH-B | ○ | ○ | |||||||
| 160 | JH5SH-P | ○ | ○ | - | ||||||||
| 炭素鋼 | 710 | JH5RL-P*2 | ○ | ○ | ||||||||
| 3800 | JH7RM-P*2 | ○ | ○ | |||||||||
| 770 | JH7RM-B*2 | ○ | ○ | 自動 エアベント (バイメタル) |
||||||||
| ~ 8.0 | 125 | JH5RH-B*2 | ○ | ○ | ||||||||
| 125 | JH5RH-P*2 | ○ | ○ | - | ||||||||
| ~ 10.0 | 低合金鋼 | 610 | JH7RH-B*2 | ○ | ○ | 自動 エアベント (バイメタル) |
||||||
| ~ 12.0 | 530 | 445 | JH7RH-P*2 | ○ | ○ | - | ||||||
| 水平配管 | バ イ パ ス 弁 付 *3 |
手動 | ~ 1.0 | 180 | 鋳鉄 | 425 | BT3N | ○ | ○ | 内蔵 バイパス弁 を利用 |
||
| 電動 | 425 | mbs3N | ○ | ○ | ||||||||
| 空気動 | 425 | PBT3N | ○ | ○ |
- *1
- ここに示す用途はあくまでもガイドラインです。実際には使用条件によって各種用途に使用できる場合がありますので、選定に対しご不明な場合はTLVへご相談ください。
- *2
- フリーフロート・スチームトラップ(プロセス用)ですが、主管にも使用できるように設計されています。
- *3
- 配管の管末には、バイパス弁を開くことにより、スタートアップ時に多量に発生するドレンを短時間で排出できるバイパス弁付スチームトラップを推奨します。自動化も可能です。
※以下は該当する型式の製品仕様ページ(PDF)で確認し、適正型式を選定してください。
<ステップ 2> 材質の確認
- ステップ1で選択された型式の標準材質でいいか確認ください。該当しない場合はオプションを確認し、それでも該当しない場合は他の型式を確認ください。
<ステップ 3> 流量の確認とオリフィスNo.選定
- 使用箇所のトラップにかかる圧力条件により、作動圧力差から排水能力グラフより安全率を考慮し、要求する流量を満足するか確認ください。指定なき場合の流量安全率は1.5以上を確保ください。
<ステップ 4> 呼径、接続仕様等の確認
- 選定した型式の呼径、接続仕様などが希望のものかを確認してください。







