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TLV蒸気と省エネメールマガジン

2005/11/29 Vol.27

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■■■    TLVメールマガジン  Vol.27
■          ~蒸気を通して省エネ・環境を考える~
■          2005年11月29日  株式会社テイエルブイ  http://www.tlv.com/
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日々冷え込みが厳しくなり、工場の蒸気も目立つ季節がやって来ました。
今月は蒸気シーズンの到来に合わせ、連載の「蒸気のお話」拡大版として
【ドレン回収】特集をお届けします!導入した場合の【年間メリット計算】
もできますので、原油価格高騰の折、コスト削減に是非お役立てください!

 … I N D E X ………………………………………………………………
メンテナンス・テクノショー2005出展のご報告
<特別企画>真空蒸気加熱・気化冷却システム・セミナー
         ~ フタムラ化学様の事例をご紹介 ~

◇ 【拡大版】もっと知りたい蒸気のお話 ~ ドレン回収特集 ~
        前編: 省エネ効果はどのくらい?
        中編: ドレン回収の方法
        後編: ドレン回収の機器
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このメールは、<送信者>(株)テイエルブイが過去に御名前をいただいた方、
メール配信をご希望いただいた方に送らせていただいております。(05/11/29)

※配信停止の方はお手数ですがこちらよりお願いいたします。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=S002

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 ◇◆  メンテナンス・テクノショー2005出展のご報告
 ◆◆   ~ たくさんのご来場ありがとうございました! ~
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先月の当メールマガジンでもご紹介致しました、「生産設備と社会資本
ストックの診断・補修・維持管理技術とソリューションの専門展示会」
メンテナンス・テクノショーが盛況のうちに終了しました。

超音波やレーザー等による様々な計測機器類や各種装置・部品類に混じって
水中作業用ロボットやF1カー、クレーン車の展示・実演まであり、展示会場
は大勢の来場者とデモ装置の作動音で大変賑わっていました。

TLVブースにも多数のご来場をいただき、ありがとうございました。

シャフトアライメントシステム ROTALIGN ULTRAの実機を使った
回転機カップリング芯出しのデモンストレーションが特に好評で、
同じく展示していたコンディション・モニタリング機器なども、多くの方が
熱心にご覧になっていました。

また、グループ会社であるTTSのガイド波を使った配管診断に対しても
皆さん関心が高かったようで、質問が殺到していました。


>>メンテナンステクノショーのTLVブースの様子はこちらをご覧下さい↓
http://www.tlv.com/news/newsj/news27j.html

※メンテナンス製品に関する情報はこちら↓
http://www.tlv.com/product_v2/product_070000.html

※TTS診断サービスに関する情報はこちら↓
http://www.tts-inspection.com/ttsj/ttsj.html

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 ◇◆  <特別企画>真空蒸気加熱・気化冷却システム・セミナー
 ◆◆   ~ 12月、1月は【フタムラ化学】様の事例をご紹介します ~
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本セミナーでは、60℃や90℃といった【大気圧以下の飽和蒸気】を加熱源
として用いる、真空蒸気加熱および気化冷却の技術を学びます。

この度<特別企画>として12月6日 東京会場、1月24日 加古川会場の
2箇所で、講師に【フタムラ化学株式会社 名古屋工場様】をお迎えし、
温水などよりも素早く、温度ムラのない均一な加熱ができる本システムを
(延伸)ロール乾燥機に導入され、品質向上、マシンスピード向上に繋がった
事例を具体的にご紹介します。 
実際に導入されたユーザー様から生の声をお届けする貴重な機会です。
まだお申込みいただけますので、この機会に是非ご参加ください!

>>セミナーの詳細・お申込みはこちらをご覧下さい↓
http://www.tlv.com/ja/seminar/s-c1-r.html
(メールでお申込みの際は ccc@tlv.com までご連絡ください)

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(彡(彡)彡) 【拡大版】もっと知りたい蒸気のお話
(彡(彡)   ドレン回収特集 <前編>  ~ 省エネ効果はどのくらい?
__(彡)________________________第15話__

ドレン回収とは、装置などで蒸気を使用した後に発生するドレンを、
何らかの形で再利用することです。

ドレン回収の一形態である【ボイラ給水として再利用】は、ボイラ周りの
熱回収の中でも、省エネ効果が特に高い項目の一つです。
財団法人省エネルギーセンター発行の資料によると、

◇ボイラへの給水温度を10℃上昇させる事は約1.6%の省エネ効果に相当する
とされています。

蒸気を使用することにより発生するドレンですが、プロセス装置側では
再利用先が無いことが多く、どちらかというと厄介者です。

その一方で、ボイラ側では[水]と[熱]の両方を必要としていますから、
ドレンはその両方を備えた優れた媒体と言えます。

飽和蒸気を熱源として使用している場合の多くは、蒸気の[潜熱]を利用
しています。
蒸気が持つ全ての熱エネルギー=全熱のうち、潜熱の割合は、例えば
1.0MPaG蒸気の場合で約72%ですので、潜熱利用では蒸気エネルギーの7割を
利用していることになります。   
                ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ということは、発生したドレンをそのまま捨ててしまうことは、蒸気が本来
持っていたエネルギーの3割近くを捨ててしまうことになるのです。
そのエネルギーの元は、言うまでも無くボイラ燃料の燃焼によって生じる
熱です。
このことからも、ドレン回収の省エネ効果の高さが想像できると思います。
ドレン回収にはいくつかの方法が考えられます。
中編ではドレン回収の方法について見ていきます。 >>>>中編に続く

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>>ドレン回収についての図解はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0511condensate_1st.html

>>ドレン回収による【年間節約金額(メリット)計算】はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0511condensate_2nd.html
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(彡(彡)  ドレン回収特集 <中編>  ~ ドレン回収の方法 ~
__(彡)______________________________

回収方式で分類すると、ドレン回収は大きく2つに分けることができます。
オープン回収とクローズド回収です。

【オープン回収】はドレンを一旦大気開放雰囲気にさらして回収するため、
<回収可能な温度の上限が100℃>になります。

しかし、比較的低コストでシステム構築できるというメリットがあります。
       
【クローズド回収】はオープン回収に比べてシステムが複雑になり、
<イニシャルコストは割高>になります。

しかし、ドレンの圧力をできるだけ高く保持して回収するため、100℃以上の
高温ドレンの回収が可能となり、より大きな熱回収メリットが期待できます

どちらが適しているかは、大まかには次のように考えて良いと思います。

◇ オープン回収が適しているケース
  → ドレン温度(圧力)があまり高くない、回収可能ドレン量が少ない

◇ クローズド回収が適しているケース
  → ドレン温度(圧力)が高い、回収可能ドレン量が多い

実際にどちらの方式が適しているか判断するためには、回収可能なドレンの
[温度][量][回収先までの距離]などいくつかの要素を考慮して、
投資採算性と照らし合わせた上で総合的に判断する必要があります。

                         >>>>後編に続く

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>>オープン/クローズド回収の図解、どちらがベター?簡易判定はこちら
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0511condensate_1st.html

>>ドレン回収の【配管設計】はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0511condensate_2nd.html
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(彡(彡)  ドレン回収特集 <後編>  ~ ドレン回収の機器 ~
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最後に、ドレン回収に使用するポンプについてお話しします。
ポンプを使用せずに、ドレン自身が持つ圧力で回収先までドレンを戻す
「自圧回収」を除いて、ドレン回収には【ポンプ】を使用します。

ドレン回収では、できるだけ高温のドレンを回収することが望ましい訳
ですが、これはポンプにとっては厳しい条件です。
高い温度でも使用できる、[耐高温性]が求められることはもちろんですが
このほかに[キャビテーション対策]が必要です。
キャビテーションとは、ポンプ内部で気相が発生する現象で、ポンプで
キャビテーションが発生すると揚液(この場合ドレン)を送れなくなります

電動機を用いたポンプとしては、渦巻きポンプやタービンポンプが使用され
ますが、これらのポンプは揚液の温度が80℃を超えるとキャビテーション
発生の恐れがあります。

そのため、この対策が採られたポンプか、原理上キャビテーションが発生
しないポンプかいずれかの採用を検討しなければなりません。

TLVのドレン回収ポンプは、キャビテーション対策が採られています。
CPN、CPSシリーズはエゼクターを利用したキャビテーション対策が採用され
ており、1mの流入水頭があればキャビテーションを起こさず運転できます。
http://www.tlv.com/product_v2/product_090100.html

また、パワートラップシリーズは渦巻きやタービンなどの遠心ポンプでは
なく、操作気体で圧送するタイプなので原理的にキャビテーションが発生
しません。
http://www.tlv.com/product_v2/product_090300.html
http://www.tlv.com/product_v2/product_090400.html

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>>ドレン回収ポンプの特長、使い分け方法はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0511condensate_2nd.html
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☆ここで問題 ★ プチ・クイズ________________.・☆

「TLVのドレン回収ポンプ、CPN/CPSではキャビテーション防止の目的で
 水エゼクターを使用しています。
 エゼクターには水のほかに、蒸気によるものがありますが、
 この蒸気エゼクターは通常どのような用途に使用されるでしょうか?」

 ~ 答えは以下のホームページに掲載↓ ~
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0511condensate_2nd.html
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※その他技術資料です↓

蒸気のことを理解するのに最適!お役立ちハンドブック \1,575/冊(税込)
http://www.tlv.com/ja/handbook/s-handbook.html
製品総合カタログ「STEAM Ver.02」(1人1冊まで無料)【技術資料付き】
http://www.tlv.com/news/newsj/news000000sakujyoj.html


★☆ 12月のTLVセミナー予定 ☆★……………………………………………

【スチーム・アカデミー・セミナー】
 蒸気の入門コース:加古川12/13(火) 
 蒸気利用実践コース:加古川12/14(水)
【トレーニング・セミナー】
 スチームトラップ点検マネジメント:東京12/8(木) 加古川12/15(木)
 レーザ式回転機心出し器 ROTALIGN:東京12/9(金)
【VM技術セミナー】
 真空蒸気加熱・気化冷却システムコース:東京12/6(火)

※詳細及び1月以降のセミナー日程はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/seminar/seminar.html
※上記以外に【出張セミナー】もございます↓
http://www.tlv.com/ja/seminar/s-s1-r.html
………………………………………………………………………………………☆★

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__/編集後記\_________________________
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今月はドレン回収の特集号となりました!

記事もリンク先のページもかなりのボリュームとなってしまいましたが、
特に、ドレン回収による年間節約金額が分かる【メリット計算】や、
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0511condensate_2nd.html

オープン回収 or クローズド回収のどちらが最適か分かる【簡易判定】など、
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0511condensate_1st.html

手軽に自社で導入する場合の判断ができて、面白いツールなのでは?と、
手前味噌ながら思っております。

来月は、省エネルギー関連の情報の続きとして、トラップ管理について
お届けしたいと思います。ご期待ください!        

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