TLV蒸気と省エネメールマガジン
2005/12/20 Vol.28
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■■■ TLVメールマガジン Vol.28
■ ~蒸気を通して省エネ・環境を考える~
■ 2005年12月20日 株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/
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暮れも押し迫って参りました。年末と言えば大掃除!あれもこれもと
思うと面倒ですが、ポイントを抑えれば案外手早く終わるものです。
工場のスチームトラップ管理も同じです。無数に点在するトラップでも管理
する方法は確かに存在します!今月はこの【トラップ管理】のほか、連載中
の【蒸気のお話】全記事をホームページにアップした話題をお届けします。
… I N D E X ………………………………………………………………
◇ スチームトラップ管理の方法 ~新日本石油様の取り組みのご紹介
◇ 「蒸気のお話」全記事をWebに掲載しました~人気記事トップ5発表!
◇ 【連 載】もっと知りたい蒸気のお話 ~要注意!機器選定と配管サイズ
………………………………………………………………………………………
このメールは、<送信者>(株)テイエルブイが過去に御名前をいただいた方、
メール配信をご希望いただいた方に送らせていただいております。(05/12/20)
※配信停止の方はお手数ですがこちらよりお願いいたします。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=S002
_________________________________
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◇◆ <無数に点在>するスチームトラップを管理する方法とは?
◆◆ ~ 新日本石油株式会社様での取り組みのご紹介 ~
_________________________________
「スチームトラップの不良が、エネルギーの浪費に繋がることは
分かっていても、スチームトラップ管理までなかなか手がまわらない」
こういうお悩みをお持ちの方は少なくないのではないでしょうか。
実際に、国内の多くのプラントにおいてスチームトラップの不良率は、
年々増加傾向にあると言います。
面倒な「スチームトラップ管理」にあえて取り組む目的とは何でしょうか?
-----------------------------------------------------------------
◇【安全性確保】
~ 装置、設備、配管にドレンを溜めず、ウォーターハンマや腐食を防ぐ
◇【品質・生産性向上】
~ 熱効率を高め、均一加熱を実現する
◇【省エネ・生産コスト低減】
~ スチームトラップからの蒸気漏れ削減による省エネ効果
-----------------------------------------------------------------
これらの目的を達成するためには「最適トラップの設置と正常作動の維持」
が必要でありその確認及び実践こそが「スチームトラップ管理」なのです。
昨今はスチームトラップ管理を省エネの手段として捉える風潮が高まって
いますが、これは目的の1つでしかありません。
「安全操業」を支え、「生産性向上」に寄与する「スチームトラップ管理」は
それ以上に大きなメリットをもたらし得るのです。
「スチームトラップ管理の重要性や効果は分かっていても、トラップは
工場内に無数に点在していて、今は手が付けられない」
そうお嘆きの方もいらっしゃるかもしれません。
<無数に点在>していると思われるスチームトラップですが、一つの事業所
に、実際どのくらい設置されているのでしょうか?
/スチームトラップの数が数万台
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
国内で最も設置個数が多い事業所では、数万台に上ります。
このクラスの主なユーザー様は石油精製の事業所ですが、この規模の
事業所は国内でも数箇所しかありません。
/スチームトラップの数が数百~数千台
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
製鉄所などの大きな工場で数千台程度となりますが、この規模の事業所も
それほど多くはありません。
「トラップの数が多い」と感じていらっしゃる事業所の多くは、数百台規模
と思われます。
数百台のスチームトラップでも、管理していくことは容易ではありません。
作動状況の点検作業だけで数日を要しますが、管理していくためには点検
だけではなく、設置トラップの型式特定や装置の運転状況、周辺配管等の
調査も必要です。
多くの事業所ではその煩雑さから、「管理の必要性」を感じながらも
手を付けていないというのが実状ではないでしょうか。
そこで、最近このスチームトラップ管理をアウトソーシングすることで
実現しようとするユーザー様が増えてきています。
その一例として 【新日本石油株式会社】様をご紹介します。
---------------------------------------------------------------
※詳しくは以下、新日本石油株式会社様の社内報の抜粋をご覧下さい
http://www.tlv.com/news/newsj/news29j.html
---------------------------------------------------------------
TLVでは、スチームトラップ管理のお手伝いをしています。
新日本石油株式会社様のようなアウトソーシングから、自主保全活動の
サポートまで、ユーザー様の方針に合わせたサービスのご提供が可能です。
スチームトラップ管理についてお悩みの方、是非一度ご相談ください。
※ご相談の窓口はこちら↓
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=H081
(メールでご相談いただく場合は ccc@tlv.com までご連絡ください)
_________________________________
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◇◆ メルマガ好評連載中「蒸気のお話」全記事をホームページに掲載
◆◆ ~ 過去の人気記事トップ5も発表します! ~
_________________________________
毎月当メールマガジンに連載している「もっと知りたい蒸気のお話」の
過去の全記事をホームページに掲載しました!
http://www.tlv.com/ja/steam_story/index.html
蒸気に関わるちょっと理解しづらい事柄、誤解されやすい事柄を、
図や写真を用いて分かりやすく解説した「蒸気のお話」は、知識の再確認
になり実務にも役立つと、当メールマガジンの中でも特に人気があります。
今回、「蒸気のお話」のホームページ掲載に合わせて、
過去に最もアクセスの多かった人気記事トップ5を挙げてみました。
▼「蒸気のお話」人気記事トップ5▼
===============================================================
1位. 小穴からの蒸気漏れ損失 <2005/02/22記事>
2位. 湯気とフラッシュ蒸気 <2005/02/22記事>
3位. ドレン回収前編(ドレン回収の種類)
ドレン回収後編(配管設計とメリット計算)<2005/11/29記事>
4位. 逆止弁の設置と効果 <2005/10/25記事>
5位. 蒸気の分圧前編(温度が上がらない理由)<2005/04/26記事>
>>記事の内容はこちらからご覧下さい↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/index.html
===============================================================
皆様、ご存知の記事は入っていましたか?
1位と3位にはシミュレーション計算ができる記事が入りました。
やはり蒸気の基本を解説した記事が人気のようですね。
今後も「蒸気のお話」では役に立つ内容を分かりやすく解説していきます。
「こんなことも取り上げて欲しい」などリクエストがあれば、お気軽に
お寄せください!
※「蒸気のお話」に対するご意見・ご要望はこちら↓
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=M099
(メールでご連絡いただく場合は ccc@tlv.com までご送付ください)
_________________________________
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(彡(彡)彡) 【拡大版】もっと知りたい蒸気のお話
(彡(彡) ~ 要注意!機器選定と配管サイズ ~
__(彡)________________________第16話__
バルブ、減圧弁、流量計・・・皆さんは機器選定の際、配管接続呼径を
どのように決定されていますか?
「100Aの配管に減圧弁を設置しなければならないので、100Aの減圧弁を発注
しよう」 果たしてこれで大丈夫でしょうか?
単純に、配管の呼径にそのまま合わせて設置しても問題の無い機器は僅か
です。
特に何らかの制御を行ったり、計測をしたりする機器は、【機器の能力】と
【実流量】を照らし合わせて選定する必要があります。
減圧弁や流量計では、接続呼径を配管に合わせて設置した結果、実流量に
対して<過大な能力>となってしまっている例が時々見られます。
これらは“大は小を兼ねる”という訳にはいかず注意が必要です。
過大な能力の機器が設置された場合は、小流量時に制御が利かなかったり、
計測ができなかったりします。
例えば、TLVの減圧弁COSの場合、最小調整可能流量は定格流量の5%(65A
以上は10%)ですので、配管呼径だけで合わせた結果、実流量が調整可能流量
よりも小さかった場合は、減圧ができないというトラブルに繋がります。
http://www.tlv.com/product_v2/product_010100.html
これらを踏まえて選定した機器の接続呼径は、既設配管呼径より小さく
なってしまう事がよくあります。
その場合は<異径継手(レジューサ)>を組合わせます。
配管施工上、工事範囲は増えますが、制御や計測の正確性・安全性のために
これらを欠かすことはできません。
では、最後に【適切な選定】について考えてみましょう。
減圧弁の場合は、必要な蒸気量が判明しているケースがほとんどです。
一次圧力と設定圧力、必要蒸気量が決まればカタログの流量表から選定が
できます。
これに比べて、流量計の選定は難しい面があります。「流量が不明なので
流量計を設置したい」というケースが多いからです。この場合は多角的に
検討して結論を出す必要がありますので、TLVまでご相談ください。
※選定に関するご相談の窓口はこちら↓
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=H081
(メールでご相談いただく場合は ccc@tlv.com までご連絡ください)
>>以下のページでは、機器の適切な選定方法について図解しています↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0512haikan_size.html
☆ここで問題 ★ プチ・クイズ__________________.・☆
「減圧弁の定格流量に関する試験方法が載っているのは以下のうちどれ?」
A. 空気調和衛生工学会規格(HASS)
B. 日本工業規格(JIS)
C. 国際標準規格(ISO)
~ 答えは以下のホームページに掲載↓ ~
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0512haikan_size.html
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※その他技術資料です↓
(メールでご依頼いただく場合は ccc@tlv.com までご連絡ください)
蒸気のことを理解するのに最適!お役立ちハンドブック \1,575/冊(税込)
http://www.tlv.com/ja/handbook/s-handbook.html
製品総合カタログ「STEAM Ver.02」(1人1冊まで無料)【技術資料付き】
http://www.tlv.com/news/newsj/news000000sakujyoj.html
★☆ 1月のTLVセミナー予定 ☆★……………………………………………
【スチーム・アカデミー・セミナー】
蒸気の入門コース:東京1/12(木) 加古川1/25(水) 東京1/31(火)
蒸気利用実践コース:東京1/13(金) 加古川1/26(木)
【トレーニング・セミナー】
レーザ式回転機心出し器 ROTALIGN:加古川1/27(金)
【VM技術セミナー】
真空蒸気加熱・気化冷却システムコース:加古川1/24(火)
※詳細及び2月以降のセミナー日程はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/seminar/seminar.html
※上記以外に【出張セミナー】もございます↓
http://www.tlv.com/ja/seminar/s-s1-r.html
………………………………………………………………………………………☆★
____
__/編集後記\_________________________
 ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
冒頭では大掃除の話題に触れましたが、【日本の年の瀬】と言えば
「忠臣蔵」ですよね?
TLV本社のある加古川市近郊には赤穂浪士で有名な赤穂市があり、ここでは
毎年討ち入りのあった12月14日に赤穂義士祭が開かれます。
今年で102回目となる義士祭では、大名行列、義士伝行列、スターパレード、
名場面の山車等が市中を練り歩き、すぐ目の前で殺陣も見られて迫力満点!
とのことですが、残念ながら一度も見に行ったことはありません・・・。
今年はもう終わってしまいましたが、忠臣蔵ファンの方は一度見に行かれる
と良いのではないでしょうか。
http://www.city.ako.hyogo.jp/VISITOR/gishi/index.html
これから年末にかけても寒い日が続くそうで、ホワイトクリスマスとなる
所も多いようです。皆様も風邪など引かぬようお気をつけください。
今年1年TLVメールマガジンにお付き合いいただきありがとうございました。
来年も引き続き当メールマガジンをよろしくお願い致します!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■■■ TLVメールマガジン Vol.28
■ ~蒸気を通して省エネ・環境を考える~
■ 2005年12月20日 株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/
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暮れも押し迫って参りました。年末と言えば大掃除!あれもこれもと
思うと面倒ですが、ポイントを抑えれば案外手早く終わるものです。
工場のスチームトラップ管理も同じです。無数に点在するトラップでも管理
する方法は確かに存在します!今月はこの【トラップ管理】のほか、連載中
の【蒸気のお話】全記事をホームページにアップした話題をお届けします。
… I N D E X ………………………………………………………………
◇ スチームトラップ管理の方法 ~新日本石油様の取り組みのご紹介
◇ 「蒸気のお話」全記事をWebに掲載しました~人気記事トップ5発表!
◇ 【連 載】もっと知りたい蒸気のお話 ~要注意!機器選定と配管サイズ
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このメールは、<送信者>(株)テイエルブイが過去に御名前をいただいた方、
メール配信をご希望いただいた方に送らせていただいております。(05/12/20)
※配信停止の方はお手数ですがこちらよりお願いいたします。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=S002
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◇◆ <無数に点在>するスチームトラップを管理する方法とは?
◆◆ ~ 新日本石油株式会社様での取り組みのご紹介 ~
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「スチームトラップの不良が、エネルギーの浪費に繋がることは
分かっていても、スチームトラップ管理までなかなか手がまわらない」
こういうお悩みをお持ちの方は少なくないのではないでしょうか。
実際に、国内の多くのプラントにおいてスチームトラップの不良率は、
年々増加傾向にあると言います。
面倒な「スチームトラップ管理」にあえて取り組む目的とは何でしょうか?
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◇【安全性確保】
~ 装置、設備、配管にドレンを溜めず、ウォーターハンマや腐食を防ぐ
◇【品質・生産性向上】
~ 熱効率を高め、均一加熱を実現する
◇【省エネ・生産コスト低減】
~ スチームトラップからの蒸気漏れ削減による省エネ効果
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これらの目的を達成するためには「最適トラップの設置と正常作動の維持」
が必要でありその確認及び実践こそが「スチームトラップ管理」なのです。
昨今はスチームトラップ管理を省エネの手段として捉える風潮が高まって
いますが、これは目的の1つでしかありません。
「安全操業」を支え、「生産性向上」に寄与する「スチームトラップ管理」は
それ以上に大きなメリットをもたらし得るのです。
「スチームトラップ管理の重要性や効果は分かっていても、トラップは
工場内に無数に点在していて、今は手が付けられない」
そうお嘆きの方もいらっしゃるかもしれません。
<無数に点在>していると思われるスチームトラップですが、一つの事業所
に、実際どのくらい設置されているのでしょうか?
/スチームトラップの数が数万台
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
国内で最も設置個数が多い事業所では、数万台に上ります。
このクラスの主なユーザー様は石油精製の事業所ですが、この規模の
事業所は国内でも数箇所しかありません。
/スチームトラップの数が数百~数千台
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
製鉄所などの大きな工場で数千台程度となりますが、この規模の事業所も
それほど多くはありません。
「トラップの数が多い」と感じていらっしゃる事業所の多くは、数百台規模
と思われます。
数百台のスチームトラップでも、管理していくことは容易ではありません。
作動状況の点検作業だけで数日を要しますが、管理していくためには点検
だけではなく、設置トラップの型式特定や装置の運転状況、周辺配管等の
調査も必要です。
多くの事業所ではその煩雑さから、「管理の必要性」を感じながらも
手を付けていないというのが実状ではないでしょうか。
そこで、最近このスチームトラップ管理をアウトソーシングすることで
実現しようとするユーザー様が増えてきています。
その一例として 【新日本石油株式会社】様をご紹介します。
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※詳しくは以下、新日本石油株式会社様の社内報の抜粋をご覧下さい
http://www.tlv.com/news/newsj/news29j.html
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TLVでは、スチームトラップ管理のお手伝いをしています。
新日本石油株式会社様のようなアウトソーシングから、自主保全活動の
サポートまで、ユーザー様の方針に合わせたサービスのご提供が可能です。
スチームトラップ管理についてお悩みの方、是非一度ご相談ください。
※ご相談の窓口はこちら↓
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(メールでご相談いただく場合は ccc@tlv.com までご連絡ください)
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◇◆ メルマガ好評連載中「蒸気のお話」全記事をホームページに掲載
◆◆ ~ 過去の人気記事トップ5も発表します! ~
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毎月当メールマガジンに連載している「もっと知りたい蒸気のお話」の
過去の全記事をホームページに掲載しました!
http://www.tlv.com/ja/steam_story/index.html
蒸気に関わるちょっと理解しづらい事柄、誤解されやすい事柄を、
図や写真を用いて分かりやすく解説した「蒸気のお話」は、知識の再確認
になり実務にも役立つと、当メールマガジンの中でも特に人気があります。
今回、「蒸気のお話」のホームページ掲載に合わせて、
過去に最もアクセスの多かった人気記事トップ5を挙げてみました。
▼「蒸気のお話」人気記事トップ5▼
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1位. 小穴からの蒸気漏れ損失 <2005/02/22記事>
2位. 湯気とフラッシュ蒸気 <2005/02/22記事>
3位. ドレン回収前編(ドレン回収の種類)
ドレン回収後編(配管設計とメリット計算)<2005/11/29記事>
4位. 逆止弁の設置と効果 <2005/10/25記事>
5位. 蒸気の分圧前編(温度が上がらない理由)<2005/04/26記事>
>>記事の内容はこちらからご覧下さい↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/index.html
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皆様、ご存知の記事は入っていましたか?
1位と3位にはシミュレーション計算ができる記事が入りました。
やはり蒸気の基本を解説した記事が人気のようですね。
今後も「蒸気のお話」では役に立つ内容を分かりやすく解説していきます。
「こんなことも取り上げて欲しい」などリクエストがあれば、お気軽に
お寄せください!
※「蒸気のお話」に対するご意見・ご要望はこちら↓
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(彡(彡) ~ 要注意!機器選定と配管サイズ ~
__(彡)________________________第16話__
バルブ、減圧弁、流量計・・・皆さんは機器選定の際、配管接続呼径を
どのように決定されていますか?
「100Aの配管に減圧弁を設置しなければならないので、100Aの減圧弁を発注
しよう」 果たしてこれで大丈夫でしょうか?
単純に、配管の呼径にそのまま合わせて設置しても問題の無い機器は僅か
です。
特に何らかの制御を行ったり、計測をしたりする機器は、【機器の能力】と
【実流量】を照らし合わせて選定する必要があります。
減圧弁や流量計では、接続呼径を配管に合わせて設置した結果、実流量に
対して<過大な能力>となってしまっている例が時々見られます。
これらは“大は小を兼ねる”という訳にはいかず注意が必要です。
過大な能力の機器が設置された場合は、小流量時に制御が利かなかったり、
計測ができなかったりします。
例えば、TLVの減圧弁COSの場合、最小調整可能流量は定格流量の5%(65A
以上は10%)ですので、配管呼径だけで合わせた結果、実流量が調整可能流量
よりも小さかった場合は、減圧ができないというトラブルに繋がります。
http://www.tlv.com/product_v2/product_010100.html
これらを踏まえて選定した機器の接続呼径は、既設配管呼径より小さく
なってしまう事がよくあります。
その場合は<異径継手(レジューサ)>を組合わせます。
配管施工上、工事範囲は増えますが、制御や計測の正確性・安全性のために
これらを欠かすことはできません。
では、最後に【適切な選定】について考えてみましょう。
減圧弁の場合は、必要な蒸気量が判明しているケースがほとんどです。
一次圧力と設定圧力、必要蒸気量が決まればカタログの流量表から選定が
できます。
これに比べて、流量計の選定は難しい面があります。「流量が不明なので
流量計を設置したい」というケースが多いからです。この場合は多角的に
検討して結論を出す必要がありますので、TLVまでご相談ください。
※選定に関するご相談の窓口はこちら↓
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=H081
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>>以下のページでは、機器の適切な選定方法について図解しています↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0512haikan_size.html
☆ここで問題 ★ プチ・クイズ__________________.・☆
「減圧弁の定格流量に関する試験方法が載っているのは以下のうちどれ?」
A. 空気調和衛生工学会規格(HASS)
B. 日本工業規格(JIS)
C. 国際標準規格(ISO)
~ 答えは以下のホームページに掲載↓ ~
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄☆
※その他技術資料です↓
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蒸気のことを理解するのに最適!お役立ちハンドブック \1,575/冊(税込)
http://www.tlv.com/ja/handbook/s-handbook.html
製品総合カタログ「STEAM Ver.02」(1人1冊まで無料)【技術資料付き】
http://www.tlv.com/news/newsj/news000000sakujyoj.html
★☆ 1月のTLVセミナー予定 ☆★……………………………………………
【スチーム・アカデミー・セミナー】
蒸気の入門コース:東京1/12(木) 加古川1/25(水) 東京1/31(火)
蒸気利用実践コース:東京1/13(金) 加古川1/26(木)
【トレーニング・セミナー】
レーザ式回転機心出し器 ROTALIGN:加古川1/27(金)
【VM技術セミナー】
真空蒸気加熱・気化冷却システムコース:加古川1/24(火)
※詳細及び2月以降のセミナー日程はこちら↓
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※上記以外に【出張セミナー】もございます↓
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__/編集後記\_________________________
 ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
冒頭では大掃除の話題に触れましたが、【日本の年の瀬】と言えば
「忠臣蔵」ですよね?
TLV本社のある加古川市近郊には赤穂浪士で有名な赤穂市があり、ここでは
毎年討ち入りのあった12月14日に赤穂義士祭が開かれます。
今年で102回目となる義士祭では、大名行列、義士伝行列、スターパレード、
名場面の山車等が市中を練り歩き、すぐ目の前で殺陣も見られて迫力満点!
とのことですが、残念ながら一度も見に行ったことはありません・・・。
今年はもう終わってしまいましたが、忠臣蔵ファンの方は一度見に行かれる
と良いのではないでしょうか。
http://www.city.ako.hyogo.jp/VISITOR/gishi/index.html
これから年末にかけても寒い日が続くそうで、ホワイトクリスマスとなる
所も多いようです。皆様も風邪など引かぬようお気をつけください。
今年1年TLVメールマガジンにお付き合いいただきありがとうございました。
来年も引き続き当メールマガジンをよろしくお願い致します!
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