2006/11/28 Vol.39 | 蒸気のことならテイエルブイ
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TLV蒸気と省エネメールマガジン

2006/11/28 Vol.39

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■■■    TLVメールマガジン  Vol.39
■          ~蒸気を通して省エネ・環境を考える~
■          2006年11月28日  株式会社テイエルブイ  http://www.tlv.com/
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毎日ホームページからたくさんのお問合せを頂きますが、スチームトラップ
と並んで特にお問合せの多い製品が・・・逆止弁です。
今月は実際にお客様から伺った「逆止弁CK3/CKF3シリーズを選んだ理由」を
ご紹介します。この他、蒸気のお話では「蒸気の種類と用途」、省エネの基
本講座では「国内のエネルギー事情」等をお届けします。


▼ INDEX ▼====================================================

■ 【製品紹介】「○○だから選びました」選定理由をお客様にリサーチ!
   ~ お問合せ急増中、ユニークな逆止弁 ~

■ 【連 載】もっと知りたい蒸気のお話 ~ 蒸気の種類と用途 ~

■ 【連 載】省エネの基本講座 ~ 国内のエネルギー事情 ~

■ 【書籍紹介】蒸気シーズン!現場で活躍する蒸気の教科書
   ~ テクニカルハンドブック ~

★ ダウンロードサイトデータ更新情報
★ 編集後記

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このメールは、TLVメールマガジンをご希望の方に無料で配信しております。
配信停止の方はお手数ですが以下またはccc@tlv.comまでお願い致します。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=S002


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☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
 おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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■【製品紹介】「○○だから選びました」選定理由をお客様にリサーチ!
┃      ~ お問合せ急増中、ユニークな逆止弁 ~
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TLVではスプリングディスク式の逆止弁CK3/CKF3シリーズをラインアップして
います。他には無い特長を色々と備えているためか、当社製品の中でも特に
お問合せいただくことの多い隠れた人気製品です。

実際、TLVホームページのアクセスランキングでも、逆止弁のページは常に
上位をキープし、当社の主力製品であるスチームトラップに追いつき追い越
す勢いです。この逆止弁の人気の秘密を、実際にお客様から伺ってみました
ので、以下にご紹介します♪


▼お客様に伺った、CK3/CKF3シリーズを選んだ理由
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「ばね+ディスク式(=スプリングディスク式)でシール力が高いから」

「縦配管にも使える(取付方向を問わない)」「配管取付が容易」

「(スプリングディスク式としては)大口径用も用意されている」

「以前使っていたものは、カチャカチャ音がしてうるさく磨耗が早かったた
 め、軸心が通っているもの(=センターバーガイド方式)を選んだ」

「蒸気・水・空気に使える」
「メタルシート、ソフトシートが選択できる」

「コンパクト」
「開弁圧力差が小さい」


といった声がお客様から寄せられました。この他にも、CK3/CKF3シリーズは

「弁体が軽量なので作動が俊敏」
「オールステンレス製で錆びにくい」
 (CK3M/CK3T/CK3Rは銅合金製も選べます)

などの特長を備えています。現在ご使用中の逆止弁に満足されていない方!
一度当社の逆止弁をご検討されてみてはいかがでしょうか。


------>>以下ではCK3/CKF3シリーズの断面構造やスプリングディスク式・
     センターバーガイド方式の作動アニメーションを掲載しています
http://www.tlv.com/ja/catalog/news26j.html


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┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡)     ~ 蒸気の種類と用途 ~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第27話━━

蒸気とは、水に限らず物体が気体になった状態のことですので、世の中には
様々な蒸気が存在しますが、しばしば蒸気=水蒸気の意味で使われます。

その水蒸気は、一定圧力の下で水が加熱され、沸騰、蒸発して気体になった
もので、近年は工業分野だけでなく、家庭用のスチームオーブンやスチーム
クリーナーのように、その応用範囲が拡大しつつあります。

蒸気の用途は主に、加熱・加湿用途と動力用途に大別できます。
本稿では用途の面から蒸気の種類を整理してみます。


▼加熱・加湿用蒸気
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【正圧蒸気】

最も一般的に工場で使用される蒸気です。熱交換器やスチーマーなどの加熱
・加湿の目的で広く用いられ、通常0.1~5MPa、110~250℃程度です。
多くの場合、圧力と温度の関係が一定で使用しやすく、潜熱加熱による素早
い加熱が可能であるため、飽和蒸気の状態で使用されます。

食品加工などの分野では、「焼く・乾燥させる」ための熱源として過熱蒸気
が使用されることがあります。特に大気圧力で200~800℃位に昇温させた常
圧の過熱蒸気は扱い易く、新製品ラッシュの家庭用スチームオーブンに使用
されているのも常圧の過熱蒸気です。

【真空蒸気】

大気圧力以下、100℃以下の蒸気で、従来は熱媒体として温水が用いられてき
た温度域で使用され、近年急速に利用が拡大しています。正圧蒸気と同様に
飽和蒸気の状態で使用すれば、圧力の調整によって蒸気の温度を素早く変更
できるので、温水では得られなかった緻密な温度コントロールが可能になり
ます。

もちろん減圧するだけでは大気圧以下にはなりませんので真空発生装置と組
合わせて使用されます。


▼動力用蒸気
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
蒸気タービン等の動力用として用いられます。40年ほど前までは身近な例と
して蒸気機関車がありましたが、近年は動力としての蒸気を身近に見ること
は少ないですね。しかし蒸気を動力に使用する技術は進歩を続けています。

蒸気タービンは火力発電所に欠かせない装置であり、高効率化の目的から、
より一層蒸気の高圧・高温化が進んでいます。国内でも、25MPa・610℃の超
臨界圧力の過熱蒸気をタービンに使用する火力発電所があります。

蒸気タービンはドレン流入による機器損傷防止のため湿り蒸気を嫌い、過熱
状態で使用されることがほとんどですが、原子力発電所のタービンは機器に
使用する材料の問題から蒸気温度をあまり高温にすることができず、高圧の
飽和蒸気が使用されているそうです。


飽和蒸気も過熱蒸気も液体の水が相変化して気体になったものに変わりは無
いのですが、その性質はかなり異なります。また、水には蒸気とも水とも言
えない臨界水というものもあります。これら蒸気そのものの性質の違いにつ
いては来月、次稿でお話しすることに致します。


------>>以下では、様々な種類の蒸気を図解しています↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0611syuruitoyouto.html


……………………………………(答えは上記リンク先↑の末尾に掲載)・.☆
☆ここで問題 ★ プチ・クイズ

「加圧状態で水を加熱していくとその圧力の飽和蒸気が発生しますが、
 過熱蒸気はどのようにして発生させるのでしょうか?」

 A. ボイラ給水を十分に予熱しておく

 B. 飽和蒸気を再加熱する

 C. 飽和蒸気により高い圧力をかける
……………………………………………………………………………………☆


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■【連載】省エネの基本講座 <その3> ~ 国内のエネルギー事情 ~
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2ヶ月振りの連載となります、「省エネの基本講座」です。
今回は日本のエネルギー事情について取り上げます。

▼エネルギー消費の動向
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
日本のエネルギー需要は、1970年代までの高度経済成長期には国内総生産
(GDP)よりも高い伸び率で増加しましたが、2度にわたるオイルショック
以降、特に産業界では省エネ化が進み、エネルギー需要を抑制しつつ経済
成長を果たしてきました。

しかし、80年代後半からは石油価格の低下に加え、豊かさを求めるライフサ
イクルなどにより、エネルギー需要は再び増加傾向に転じ、1998年と2001年
を除き一貫して増加しています。

また、部門別に最終エネルギー消費の推移を見ると、第一次オイルショック
の1973年比では、運輸部門・民生部門がそれぞれ約2.2倍、2.3倍に大幅増加
しているのに対して、産業部門では僅か3%しか増加しておらず、ほぼ横這い
の状態です。

▼高いエネルギー利用効率
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
このように日本のエネルギー消費量は全体として増加を続けています。その
一方で、GDP当りの一次エネルギーの消費量を見ると、他の先進国と比較して
日本が非常に高いエネルギー利用効率であることが判ります。

▼今後の見通し
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
資源エネルギー庁によると、2010年の最終エネルギー消費の予想は、現行の
対策推進では、産業部門が90年比で10%増、民生部門が37%増、運輸部門が
20%増といずれも大きな増加が予想されています。

従って、京都議定書の第一約束期間の目標である90年比マイナス6%の温室効
果ガス削減目標に対して、このままでは90年比5.4%増と大幅な超過が予測さ
れ、更なる追加対策が必要と判断されています。

また、2010年のエネルギー源別シェア予測は、現行対策の場合、石油が42%、
石炭18%、天然ガス15%、原子力15%、新エネルギー4%の見通しのようです。

更に先の2030年の予想では、このまま自然体で推移した場合、エネルギー需
要の伸びは鈍化して2020年初頭には頭打ちとなり、その後は減少に転じると
見られています。

その結果、2030年のエネルギー消費の見通しは、現行の対策が行われたと仮
定して、原油換算425百万KL(2000年比3%増)、エネルギー起源のCO2排出量は
311百万トン-C(2000年比98%)と予想されています。

このCO2排出量は90年比8.7%増に相当します。京都議定書の2013年以降の目標
はまだ明らかではありませんが、このままでは日本にとって非常に厳しい結果
が予想され、更なる追加対策が必要と言えます。


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■【書籍紹介】蒸気シーズン!現場で活躍する蒸気の教科書
┃      ~ テクニカルハンドブック ~
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熱力学の専門書や配管設計の本は数多く存在しますが、使用者の立場で蒸気
やスチームトラップについて書かれた書物はあまり多くありません。

TLVのテクニカルハンドブックシリーズは、読みやすい文章と図表を多く使っ
た説明で、基礎から発展的な内容まで、実際に現場で直面するテーマを中心
に解りやすく解説しています。
また、皆様にご好評いただいているTLVスチームアカデミーセミナーの中でも
副読本として使用されています。

◇ 蒸気の有効利用
◇ ドレンの排出と回収
◇ スチームトラップマネージメント
◇ スチームトラッピング

以上の全4種類です。それぞれ1冊で完結していますので、必要な巻だけ
お求めいただくことができます。
ご自身の知識の再確認や若手の方の教育用にご活用ください。


------>>サンプルページやご購入者の声など、詳細はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/handbook/s-handbook.html


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★ ダウンロードサイト・データ更新情報
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ダウンロードサイトで公開しているCADデータ(外観図)、取扱説明書の
更新情報をお知らせ致します。

2006/10/31
JH5SL-V/JH5SH-V取扱説明書(英文)を新規追加しました。
JH5RL-V/JH5RH-V取扱説明書(英文)を新規追加しました。
JH7.2R-V取扱説明書(英文)を新規追加しました。
JH7.5R-Vの取扱説明書(英文)を新規追加しました。

※ダウンロードサイトは、会員登録をされた方がCADデータ(外観図)、取扱
 説明書をダウンロードできるサイトです。会員登録は無料です。
 ログイン、会員申込みはこちら↓
https://www.tlv.com/ja/download/login.php


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★ 編集後記
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早いもので今年も残り約1ヶ月!「来月はますます忙しくなる」という方も
多いのではないでしょうか。冷え込みも一層厳しくなりますので、風邪など
引かぬよう、体調管理には気を付けてくださいね。

さて、蒸気の消費が増える「蒸気シーズン」も既に本番!
配管の湯気がどうしても気になる、蒸気消費量が多すぎる、など色々と気に
なる点はございませんか?当社のブログでも、

「今からでも間に合う!蒸気シーズンの心得」
http://www.tlv.com/blog/?m=20061110

「トラップ点検の裏技?」
http://www.tlv.com/blog/?m=20061117

などを取り上げていますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

来月のメルマガは、いつもより少し早い12月19日にお届けする予定です。
ご期待ください!


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☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
 おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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