2007/07/31 Vol.47 | 蒸気のことならテイエルブイ
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TLV蒸気と省エネメールマガジン

2007/07/31 Vol.47

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■■■    TLVメールマガジン  Vol.47
■          ~蒸気を通して省エネ・環境を考える~
■          2007年07月31日  株式会社テイエルブイ  http://www.tlv.com/
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子供たちは夏休みに入り、事務所の外では朝から自転車に乗った子供たちの姿
を見かけます。夏休みと言えば近年は分散して取得する企業も増えてきている
ようですが、皆様の職場ではいかがですか。TLVではお盆期間の8月11日~15日
を夏期休業期間とさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、ご理解
の程よろしくお願いいたします。

では、内容の紹介です。
メンテナンス連載としてレーザー式プーリーアライメントの事例を紹介いたし
ます。製品紹介として水配管用の自動エア抜き弁をご紹介します。
新製品M.S.E.G.は過去二度の号外で取り上げていますが、今号でも簡単に
取り上げています。毎月連載蒸気のお話は「トラップの取付方向」をお届けし
ます。


▼ INDEX ▼===================================================

■ 【新製品】使用例紹介します
   ~ スクリュ式小型蒸気発電機 M.S.E.G.(エムエスイージー) ~

■ 【連 載】コストダウンに繋がるメンテナンス <その6>
   ~ レーザー式プーリーアライメント器活用事例 ~

■ 【製品紹介】
   ~ 自動エア抜き弁(水用エアベント) ~

■ 【連 載】もっと知りたい蒸気のお話 ~ トラップの取付方向 ~

★ ダウンロードサイトデータ更新情報
★ 編集後記

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このメールは、TLVメールマガジンをご希望の方に無料で配信しております。
配信停止の方はお手数ですが以下またはccc@tlv.comまでお願い致します。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=S002


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☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
 おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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■ 少量の蒸気でも電気に変えて利益を生み出す!
□ ~ 次世代型のスクリュ式小型蒸気発電機 M.S.E.G. の使用例~
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6月20日に発表いたしました次世代型のスクリュ式小型蒸気発電機M.S.E.G.
(エムエスイージー)は、従来発電に適さないとされる圧力条件でも発電が
可能であることから、工場内の減圧弁に代わる減圧ステーションとしての用途
も想定されています。しかしながら、このことはあまり馴染みのない用途でも
あるため、「使い方がイメージできない」というご意見も頂戴しております。
下記のページではM.S.E.G.の使用例を図を用いて説明いたしております。

---->>次世代型の『スクリュ式小型蒸気発電機M.S.E.G.』の詳細はこちら↓
http://www.tlv.com/news/newsj/news54j.html

【仕様チェックシート】から投資採算シミュレーションにもお申込み頂けます
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=H103


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■《連載》コストダウンに繋がるメンテナンス <その6>
┃      ~ レーザー式プーリーアライメント器活用事例 ~
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機械が突然停止することによる生産機会損失は修理費の数十倍にも上ることが
あります。生産機会損失の話題は振動モニタリングの事例紹介でも触れました
が、クリーンルームなどの空調設備ではベルト切れも突発停止の要因になり得
ます。

今回は半導体工場の空調設備でレーザー技術を用いて年間10件のベルト切れ
トラブルをゼロにすることに成功した事例をご紹介いたします。

------>>写真入りの活用事例はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/maintenance/0707maintenance_6j.html

▼突発故障による生産機会損失
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
半導体など電子デバイス製造工程における室温と湿度をコントロールする空調
設備は、製品品質に影響をあたえる重要設備です。しかも生産は24時間連続で
行われており、少なくとも6ヶ月間のノントラブル運転が要求されます。
もしこの空調設備の駆動Vベルトが突然切れて室内環境が変化すると、
製品歩留まりが悪化するだけでなく、メンテナンスのために生産を一時停止す
ることになれば、その損失は数千万円に及ぶことがあります。

▼従来のプーリーアライメントの問題点
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
空調機はファンをプーリーとVベルトを介してモーターで駆動しています。こ
のプーリー間のアライメントには定規や糸が使われ、オフセットと左右の傾き、
上下の傾きがないように調整して行くのが一般的ですが、プーリー間が隔たっ
ているので測定や調整を一人で行うのは困難でした。またオフセットや左右の
傾きは確認できても、糸や定規を使う限り、上下の傾きを確認することができ
ませんでした。

▼予想以上に進行しているプーリーベルトの劣化
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
アライメントが正確にできていないと、キュルキュルというベルトのこすれる
異音や振動が発生し、プーリーが偏磨耗します。また発生する摩擦熱のために
ベルトが硬化して割れやすくなり、最悪の場合は運転中のベルト切れにつなが
ります。

これまで、この半導体工場では1年間で10件のベルト切れが発生していました。
また連続運転を確保するため、切れなかったベルトも毎年全数交換していまし
たが、1年間の使用後、ベルトを裏返して力を加えてみると切れてしまうもの
が数多く見られました。

さらに3年間で対象台数の54%(80台)の空調機でプーリーそのものを交換し
ており、正確なアライメントができていない状況であったと言えます。

▼一人でも作業可能なアライメント器
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
このような重要な空調機のプーリーのアライメントを正確に、一人でも作業で
きるように開発されたのがレーザー式プーリーアライメント器「プラライン」
です。

プララインのプーリーへの取付は本体側面の磁石を使用し素早く、簡単に行う
ことが可能です。線状の赤色可視レーザー光とターゲットの白線を比較するこ
とでアライメント状態が確認でき、ミスアライメントが一目瞭然です。
修正作業はレーザー光と白線の一致状態を確認しながら行えるのでプーリー間
が離れていても一人作業が可能です。簡単に、素早く、誰でもアライメントが
行えるツールです。

------>>以下ではプーリーアライメント器活用事例を紹介しています↓
http://www.tlv.com/ja/maintenance/0707maintenance_6j.html


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■【製品紹介】水配管の空気抜きに威力を発揮
┃  ~ 自動エア抜き弁(エアベント)シリーズ ~
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TLVの主力製品であるフリーフロートスチームトラップは可動部品がフロート
のみであり、「レバー」や「ヒンジ」が無いことが信頼性を高めている要因の
一つです。同じフリーフロート技術を用いた製品に自動エア抜き弁があります。

スチームトラップは水(ドレン)を排出して気体(蒸気)を排出せずに止める
自動弁ですが、水用の自動エア抜き弁は気体(空気)を排出して水を排出せず
に止める、ちょうどスチームトラップとは逆の働きが求められます。

働きが正反対なので、実は構造もスチームトラップを逆にしたような形になっ
ています。例えばスチームトラップのSS1Vと水用エアベント(自動排気弁・
初期急速排気弁)のVS1C・VS1Aは同じボディを使用していますが、ちょうど流
れ方向が逆です。外観までスチームトラップと同じなのはVSシリーズだけです
が、他の自動エア抜き弁もフリーフロートスチームトラップの技術を活かした
高性能長寿命製品です。

TLVでは、11機種の自動エア抜き弁をラインアップしています。用途・能力・
材質など条件に応じてお選びください。特殊な流体にも対応できる場合があり
ますのでご相談ください。

------>>自動エア抜き弁(エアベント)の選定は「選定のポイント」へ↓
http://www.tlv.com/product_v2/sentei_p/s_airvent.html

------>>自動エア抜き弁(エアベント)の製品情報はこちら↓
http://www.tlv.com/product_v2/product_120000.html


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┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡)     ~ トラップの取付方向 ~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第35話━━

スチームトラップは配管に取り付けて使用しますが、配管は縦に走っているも
のと横に走っているものがあります。スチームトラップはどちらの配管にも
自由に取り付けることができるのでしょうか?
実はスチームトラップには取付方向の制約が少ないタイプもあれば、制約が
厳しいタイプもあります。本稿ではトラップの取付方向について考えてみます。

------>>トラップの取付方向について図を用いた解説はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0707settisisei.html

▼取付方向に制約がある理由
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
スチームトラップの取付方向はトラップの構造と作動原理に関係があります。

作動に浮力や重力を利用する「メカニカルタイプ」は取付姿勢が比較的厳しく
制限されます。これらのタイプは、取付方向が正しくないと、浮力と重力の
釣り合いが崩れ、弁機構が正しく作動することができないためトラップとして
機能しません。

作動に重力が影響しないタイプ、例えば蒸気-水の相変化や部品の変形などを
の力を作動原理として利用するタイプは比較的制約が少ないと言えます。

▼主なトラップの取付方向
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【制約が厳しく、縦配管用水平配管用が明確に区別されているタイプ】
バケット型やフロート型などのメカニカルタイプは縦配管用と水平配管用があ
ります。それぞれ専用の方向でしか使用することはできません。

【比較的制約が緩いタイプ】
サーモスタティックタイプやディスク型は縦配管でも水平配管でも使用できる
ものが多くあります。特にディスク型は縦配管・水平配管どちらでも問題無く
使用できるとされています。
サーモスタティックタイプは条件付きになります。
取付方向によってはトラップ内部にドレンが偏ることがあります。温度差に
よって作動するこれらのタイプは、感温部分の温度ムラが作動に悪影響を
およぼすことがあります。

構造的・機構的に重力の影響を受けないトラップであっても、取付方向が作動
に影響するケースがあるわけです。

【例外】
配管取付部とトラップ機構部が特別なフランジで接続されている製品がありま
す。TLVでは「クイックトラップシリーズ」と呼んでいます。これらは配管
取付部とトラップ機構部を接続する特殊なフランジ部で常にトラップ機構部を
正しい姿勢になるよう調整してから使用することにより、配管の向きによらず
正しく使用することができます。

▼取説を確認しましょう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本稿で述べているのは一般論ですので、実際にトラップを取り付ける際には
必ず現品の取扱説明書をご確認ください。

------>>以下ではトラップの取付方向について詳しく図示しています↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0707settisisei.html

……………………………………(答えは上記リンク先↑の末尾に掲載)・.☆
☆ここで問題 ★ プチ・クイズ

「本稿では主に垂直配管と水平配管へのスチームトラップ取付について述べて
いますが、スチームトラップ(固定オリフィスタイプを除く)の入出口を逆に
して取り付けるとどうなるでしょう?」

A.全く問題なく使用できる

B.正常な作動ができないため使用できない

C.条件によっては使用できるものもある

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★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
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TLVサイト会員ページで公開しているCADデータ(外観図)、取扱説明書の
更新情報をお知らせ致します。

2007/07/31 GT5C CAD外観図新規追加しました。

※TLVサイト会員ページでは、CADデータ(外観図)・取扱説明書のダウンロー
ドができます。会員登録・ご利用は無料です。ログインはこちら↓
https://www.tlv.com/ja/download/login.php

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★ 編集後記
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最後までお読みいただきましてありがとうございます。
今月のメールマガジンはいかがでしたでしょうか。

夏は蒸気使用量が減る時期ですが、来るべき蒸気シーズに向けて計画を立て
始める大切な時期でもありますね。次号ではしばらくお休みしていた省エネ
講座の掲載を予定しています。
夏休みの思い出と共に?8月下旬に配信予定です。

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☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
 おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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