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TLV蒸気と省エネメールマガジン

2007/08/28 Vol.48

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■■■    TLVメールマガジン  Vol.48
■          ~蒸気を通して省エネ・環境を考える~
■          2007年08月28日  株式会社テイエルブイ  http://www.tlv.com/
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冬休みが長い地域の学校では既に2学期が始まったところもあるようですね。
TLV本社近辺はまだまだ残暑が厳しく大変です。皆様は体調など崩されていま
せんか。熱中症対策もまだまだ気を抜けませんね。

では、内容の紹介です。製品紹介として、最近販売台数が伸びているベローズ
バルブをご紹介いたします。今年も暑い夏でしたが地球温暖化と関係があるの
か?省エネの基本講座では改めて省エネと地球温暖化との関係を考えてみます。
ホームページ内容のご紹介は「TLV製品選定のポイント」を取り上げます。蒸
気のお話は、知られているようで知られていないフラッシュ蒸気です。


▼ INDEX ▼===================================================

【製品紹介】グランド漏れしないバルブのご紹介
    ~ ベローズバルブ ~

【連 載】省エネの基本講座 ~ 地球温暖化現象と将来予測 ~

【連 載】もっと知りたい蒸気のお話 ~ フラッシュ蒸気 ~

【ご案内】各製品カテゴリー毎に用意しています!
    ~ 選定のポイント ~

★ ダウンロードサイトデータ更新情報
★ 編集後記

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このメールは、TLVメールマガジンをご希望の方に無料で配信しております。
配信停止の方はお手数ですが以下またはccc@tlv.comまでお願い致します。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=S002


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☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
 おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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■【製品紹介】グランドから蒸気が漏れないバルブ
┃ ~ ベローズバルブ ~
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「バルブのグランドからは蒸気が漏れるものだ。数が多いのでいちいち構って
はいられない・・・」とお思いの方も多いと思いますが、ベローズバルブをご
存じでしょうか?
ベローズバルブの基本構造としては主として玉形弁と仕切弁がありますが、い
ずれも弁軸と弁箱のシールにグランドだけではなく、ベローズを併用している
バルブです。TLVでは玉形弁タイプのベローズバルブを販売しています。

------>>ベローズバルブの紹介ページはこちら↓
http://www.tlv.com/news/newsj/news61j.html

玉形弁や仕切弁は弁を開閉する際、弁軸が上下します。通常はこの部分のシー
ルにグランドを使用します。
グランドはシール材を紐状に編んだ物であり、弁軸の回転や上下が繰り返され
ると劣化してしまうため増締めが必要です。増締めが効かなくなるとグランド
の寿命ですから修理やバルブ自体の交換が必要です。

ベローズバルブは、弁体の上下に伴い伸縮するベローズで、弁軸のシール部分
が接液しないようにしています。ベローズは回転せず、弁箱との間はガスケッ
トでシールされるため非常に漏れにくい構造です。

ベローズバルブはその漏れにくいという特長から、もともとは熱媒など漏洩時
のダメージが大きい流体を中心に使用されてきましたが、メンテナンスコスト
の低減効果や、漏洩による損失の低減効果に着目されて、最近では蒸気配管で
の使用も増えてきています。

TLVでは2機種をラインアップしていますので用途に応じた使い分けが可能です。

リンク先のページでは通常の玉形弁とベローズバルブの違いを図説しています。
ベローズバルブの特長も整理して図示していますので一度ご覧ください。

------>>ベローズバルブの紹介ページはこちら↓
http://www.tlv.com/news/newsj/news61j.html

------>>ベローズバルブ製品情報はこちらをご覧ください↓
http://www.tlv.com/product_v2/product_130600.html


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■【連載】省エネの基本講座<その7> ~地球温暖化現象と将来予測~
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皆さんの中には「近年の気候は明らかにおかしい」と感じておられる方も多い
と思いますが、国内外の科学者は『地球温暖化対策の必要性』、『低炭素社会
への転換の必要性』について過去から警鐘を鳴しています。
今回は、この地球温暖化現象と将来予測に関する最新の科学的データー等につ
いてご紹介します。

▼地球温暖化と将来予測
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
地球の温暖化現象と将来予測に関しては、『気候変動に関する政府間パネル
(IPCC)』によって、3年間の歳月を掛け、130ケ国、2,500名の専門家による
最新の調査・分析データーが、今年2月に全世界に向けて発表されました。
この報告によると、過去100年間での地球の平均気温の上昇は僅か0.74℃です
が、今世紀末には気温は最大6.4℃上昇し、その結果、海面が最大0.59m上昇す
ると予測されています。また、永久凍土の融解や北極海の氷の完全消失、さら
に猛暑・大雨や台風の大型多発化、世界的な規模の干ばつなどの異常気象も
予測されています。
更に、このまま進んだ場合、数千年後には約7mの海面上昇になるという予測も
あります。

※環境省報道発表資料(環境省HP)↓
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7993

※IPCC第4次評価報告書-第1作業部会報告書概要(PDFファイル2.98MB)↓
http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/wg1_gaiyo.pdf

▼一層のCO2排出量削減が必要
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
IPCCは、この加速する地球温暖化を防止するためには、「大気中のCO2の濃度
を450ppm以下に安定させることが必要(2005年現在379ppm)」、また、そのため
には少なくとも「化石燃料起源の人為排出量の57%削減が必要」と報告してい
ます。
また、最近話題に上がっているポスト京都議定書の目標案のひとつである
「2050年に世界全体のCO2排出量を50%削減する」だけでは450ppm安定化には
間に合わないと、 一層の排出削減の必要性を報告しています。
また、我が国でも今年2月、多くの科学者で構成される中央環境審議会が、
「子供たちの未来を守るため、今こそ行動を開始すべき時」と、下記のホーム
ページ上で、全国民に向けた緊急メッセージとして、国民一人一人の行動を
強く呼びかけています。

※― 科学者からの国民への緊急メッセージ ― (環境省HP)↓
http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/message.html


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┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡)     ~ フラッシュ蒸気 ~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第36話━━

フラッシュ蒸気は再蒸発蒸気とも呼ばれます。高圧高温のドレンが低圧の
雰囲気に晒されたときにドレンの一部が蒸気になる現象をフラッシュまたは
再蒸発と呼び、このようにして発生した蒸気がフラッシュ蒸気や再蒸発蒸気と
呼ばれます。

------>>以下では、フラッシュ蒸気発生のメカニズムを図説しています↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0708flash_steam2.html

▼フラッシュ蒸気はなぜ発生する?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
フラッシュ蒸気が発生する理由は蒸気表をよく見ると容易に理解できます。
蒸気表から、高圧ドレン(高圧の飽和水)は低圧ドレン(低圧の飽和水)
よりも保有熱量(エンタルピ)が大きいことを読み取ることができます。

例えば、大気圧で180℃というドレン(熱水)は存在しません。
大気圧下では水は100℃で沸騰してしまいます。大気圧下で水が液体で存在で
きる温度の上限は100℃です。180℃の熱水が突然大気圧に晒されたらどうなる
でしょうか?当然ながら180℃のままでは大気圧下で存在ができませんので
温度が下がる必要があります。このときにフラッシュ蒸気が発生します。

▼具体例で考えてみます
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
飽和温度よりも高い温度のドレン(熱水)は、飽和温度まで温度が下がらねば
なりません。しかし、温度が下がるだけでは保有熱量に差が生じてしまいます。
その差の熱量分を飽和温度まで下がった熱水の一部が蒸発潜熱として吸収し、
再蒸発が起こります。これがフラッシュ蒸気発生の原理です。

蒸気関連の仕事をしていると身近なフラッシュ蒸気と言えば、スチームトラッ
プから排出されたドレンから発生するフラッシュ蒸気でしょうか。我々がこの
フラッシュ蒸気を目にするときには空気中で凝縮して湯気の形になっているこ
とが多いですが。この話題は過去に蒸気のお話でも取り上げています。

※「蒸気のお話」トラップからの湯気はこちらをご覧ください↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0502flash_steam.html

▼フラッシュ蒸気は悪者?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
トラップの作動に伴う湯気と言えば、できるだけ少ない方が好まれますが、
物理現象であるフラッシュ現象を無くすことはできません。無くすことができ
ないならば、利用する方法は無いでしょうか?
フラッシュ現象によって発生した蒸気は上述のように発生メカニズムが異なる
ため特別な呼び方がされていますが、ボイラで発生させる蒸気と何ら変わりま
せん。
フラッシュ蒸気には低圧蒸気としての価値があるのです。これを積極的に利用
しようというのがフラッシュタンクを用いた廃熱回収システムです。高圧蒸気
と低圧蒸気それぞれの用途があるプラントでは高圧系統のドレンから発生する
フラッシュ蒸気を低圧系統で利用することにより大きな省エネ効果が得られる
場合があります。実際の廃熱回収ではフラッシュ蒸気の利用だけでなく、ドレ
ンの再利用とセットで検討されるケースがほとんどです。

------>>ドレン回収を解説したページはこちら↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0511condensate_1st.html

------>>フラッシュ蒸気発生のメカニズムを図説したページはこちら↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0708flash_steam2.html

……………………………………(答えは上記リンク先↑の末尾に掲載)・.☆
☆ここで問題 ★ プチ・クイズ
「フラッシュ蒸気の発生率は高圧側のエンタルピと低圧側のエンタルピの差で
決まりますが、熱水の形で蒸気を貯留し、より低圧な環境へフラッシュ蒸気を
放出する蒸気配管系統で使用される設備は何と呼ばれているでしょう?」

A.ドレンヘッダー

B.アキュームレーター

C.蒸気ヘッダー

…………………………………………………………………………………☆


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【ご案内】各製品カテゴリー毎に用意されています!
□ ~ 選定のポイント ~
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TLVのWEBサイト内に「選定のポイント」というページがあるのをご存じでしょ
うか。『スチームトラップ』、『減圧弁』などのように製品カテゴリー毎に
TLV製品の機種使い分けの考え方や容量・サイズ決定の方法などを解説した
ページです。

------>>「選定のポイント」入り口はこちらです↓
http://www.tlv.com/product_v2/sentei_p/index.html

「スチームトラップを設置しなければならないが、型式が多すぎてどれを選べ
ばよいかわからない」、「ドレン回収機器は機能が全く違うものが同じ
『ドレン回収』のカテゴリに分類されているが、使い分けがわからない」など、
選定の際にはもちろんのこと、製品の特長も解説されていますので製品の詳し
い情報を得るのにも役立てていただけると思います。一度のぞいてみてくださ
い。

もちろん、選定に関するご相談は随時WEB・電話でもお受けいたします。
お気軽にお問合せください。

※技術的なお問合せはこちらのフォームをご利用ください↓
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=M081


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
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TLVサイト会員ページで公開しているCADデータ(外観図)、取扱説明書の
更新情報をお知らせ致します。

※今月の更新はありません。

※TLVサイト会員ページでは、CADデータ(外観図)・取扱説明書のダウンロー
ドができます。会員登録・ご利用は無料です。ログインはこちら↓
https://www.tlv.com/ja/download/login.php

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★ 編集後記
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最後までお読みいただきましてありがとうございます。
今月のメールマガジンはいかがでしたでしょうか。

8月は各地で最高気温の記録が更新されるなど日本中大変な暑さででした。
省エネ・地球環境に改めて目を向けよ!という、地球からのメッセージかもし
れません。このメルマガの読者である皆様は職務として省エネに取り組んでお
られる方が多いと思いますが、財団法人省エネルギーセンターのホームページ
では、家庭向けの省エネ情報もかなり充実しています。 これをネタ元として、
ご家庭でもご家族と省エネについて話し合ってみるというのも良いかもしれま
せんね。

次号は9月25日配信予定です。
今年は2年に一度の開催であるメンテナンステクノショーが11月に東京ビッグ
サイトで開かれる年です。関連の情報もお伝えします。

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☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
 おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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