1. ホーム
  2. メールマガジン
  3. 2007年のTLV蒸気と省エネメールマガジン
  4. 2007/12/18 Vol.52

TLV蒸気と省エネメールマガジン

2007/12/18 Vol.52

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■    TLVメールマガジン  Vol.52
■          ~蒸気を通して省エネ・環境を考える~
■          2007年12月18日  株式会社テイエルブイ  http://www.tlv.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今年も残すところ2週間足らずになってきました。本年の配信は今号が最終です。
読者の皆様に支えられまして今年も無事に配信することができました。
年が明けますと、1月末から省エネ総合展示会ENEX2008が始まります。
鬼に笑われてしまいそうですが、今号ではENEX2008の「予告編」を掲載して
おります。

では今月のメールマガジンをお届けいたします。

▼ INDEX ▼===================================================

【新製品】新ラインナップ完成!!真空蒸気加熱・気化冷却システム
    ~ バキュマイザーシステム ~

【ご案内】東京会場1月30日開幕、大阪会場2月21日開幕です
    ~ ENEX2008出展のご案内 ~

【ご案内】過去の記事も閲覧いただけるようになりました!
    ~ メールマガジンバックナンバー公開 ~

【ご案内】職場での研修の教材として大好評
    ~ スチーム・アカデミー・クイズ ~

【連 載】もっと知りたい蒸気のお話 ~ 乾き度・湿り度 ~

★ ダウンロードサイトデータ更新情報
★ 編集後記

==================================================================
このメールは、TLVメールマガジンをご希望の方に無料で配信しております。
配信停止の方はお手数ですが以下またはccc@tlv.comまでお願い致します。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=S002


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
 おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

_________________________________
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【製品紹介】新ラインナップ完成で選定が容易になりました!
┃ ~ 真空蒸気加熱・気化冷却システム バキュマイザー ~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

バキュマイザー~真空蒸気加熱・気化冷却システム~は、100℃以下の温度域
においても素早い加熱や高い温度制御性が実現できることが認められ、ファ
インケミカル分野を中心に採用が広がっているシステムです。適用できるプ
ロセスは、反応・濃縮・晶析・乾燥などさまざまです。

加熱と冷却を行うことができるVM-HCは、これまで物件毎の個別設計による対
応を行っておりましたが、この度冷却用真空度調節ユニットおよび加熱冷却
用制御盤の標準化が整い、ラインナップが完成しました。

------>>新しいラインナップの詳細は製品情報ページで!↓
http://www.tlv.com/product_v2/product_040000.html

これを機に改めて真空蒸気加熱・気化冷却システム『バキュマイザー』をご
紹介いたします。


▼100℃以下でも均一で素早い加熱を実現・・・真空蒸気加熱システム
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
バキュマイザーの基本である【真空蒸気加熱システムVM-H】は、
100℃以下の温度域でも蒸気加熱であるが故の、均一で素早い加熱ができる
ことが最大の特徴です。

高度な温度精度が要求されるファインケミカル分野を中心に、重合・晶析・
濃縮・反応と様々なプロセスに活用されています。特に<100℃以下>の低温
濃縮、乾燥用途がプロセスのボトルネックになるケースでは、大幅なサイク
ルタイム短縮に寄与しています。


▼蒸発潜熱で素早い冷却・・・真空気化冷却システム
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
蒸気加熱は蒸気が凝縮する際の潜熱を利用しますが、逆の過程つまり水が蒸
発するときの蒸発潜熱を対象物から奪うことができれば冷却が可能になるは
ずです。

この発想で開発されたのが【真空気化冷却システムVM-C】です。
圧力の低い真空域では水の沸点も100℃以下になります。水が蒸発する際には
水は蒸発潜熱を受け取らなければなりません。真空気化冷却システムはこの
現象を利用しています。伝熱面において100℃以下の沸騰を生じさせて対象物
から潜熱を奪うことで冷却するのです。


▼真空蒸気加熱・気化冷却システム
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
真空蒸気加熱と真空気化冷却を組み合わせたのが、
【真空蒸気加熱気化冷却システムVM-HC】ですが、
VM-HCは単に加熱と冷却両方ができる利便性にとどまらず、被加熱物温度を
自在にコントロールできる可能性を持ったシステムと言えます。

VM-HCでは加熱も冷却も真空域における気液相変化の扱いですから、

・真空蒸気加熱によるU値の大きい加熱
・真空気化冷却によるU値の大きい冷却
・加熱と冷却の瞬時の切り替え

が同時に実現できます。これにより、被加熱物を狙った温度に精度良く維持
できるだけでなく、加熱―保持―冷却が組み合わされる運転において理想通
りの温度変化パターンを描くことも可能になります。

------>>真空蒸気加熱システムの原理・実績などはこちら↓
http://www.tlv.com/news/newsj/news53j.html


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ ENEX2008 第32回 地球環境とエネルギーの調和展 出展のご案内
□ ~ ENEX2008出展のご案内 ~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今年も財団法人 省エネルギーセンター主催の省エネルギー・新エネルギー
の総合展示会、ENEX2008「第32回地球環境とエネルギーの調和展」が、東京
と大阪で開催されます。

今年の展示会のテーマは、
-------------------------------------------------
2030年省エネ型社会を目指して
~「エネルギー」「環境」すべては未来のために~
-------------------------------------------------
です。

2001年以降、東京と大阪2会場開催が定着していますが、昨年は両会場合わせ
て7万2千人の来場がありました。今回も東京会場で6万人、大阪会場で3万人
の来場が見込まれています。

日頃から、蒸気分野でエネルギーの有効利用を推進しているTLVも、東京、
大阪の両会場に出展します。
展示内容の詳細は1月に発表を予定しています。

◆東京会場:東京ビッグサイト 西3、4ホール
期 間:2008年1月30日(水)~2月1日(金)
時 間:10:00~17:00

◆大阪会場:インテックス大阪 4号館
期 間:2008年2月21日(木)~23日(土)
時 間:10:00~17:00

多くのお客様のご来場をお待ちいたしております。

※省エネルギーセンター ENEX2008のサイトはこちら↓
http://www.enex.info/


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【ご案内】気になるあの記事がいつでも読める!
┃ ~ メルマガバックナンバー公開 ~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2002年に配信を開始したTLVメールマガジンも読者の皆様に支えられ、10月に
は第50弾を配信するまでなりました。

これを機に、過去のバックナンバーを収納したページを新設いたしました。
「以前に読んだ記事が気になるけど、メールは消してしまった。」
という方ももう大丈夫です。いつでもこのページからご覧いただけます。

------>>メルマガバックナンバーはこちら↓
http://www.tlv.com/ja/mail_magazine/index.html


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 【ご案内】職場での研修の教材として大好評!!
┃ ~ スチーム・アカデミー・クイズ ~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

11月にリニューアルしましたスチーム・アカデミー・クイズはリニューアル
第2弾といたしまして各コースに問題を追加いたしました。

5問ずつの小テスト形式や、印刷の際もテスト問題だけが出力される点などが、
職場での研修の教材としても使いやすいとご好評いただいています。

これから毎月少しずつ問題を増やしていきますので、メールマガジンが届い
たらスチーム・アカデミー・クイズのチェックをお忘れなく!!

------>>スチーム・アカデミー・クイズのページはこちら↓
http://www.tlv.com/ja/quiz/index.html


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡) ~ 乾き度・湿り度 ~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第40話━━

▼蒸気は湿っているもの?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
蒸気は、水が蒸発して気体になったものだから、『湿っている』のが当たり
前というイメージの方が多いかも知れません。
実は蒸気にもベタベタの湿り状態から、カラカラの乾き状態まで色々あり、
その度合いを“乾き度”または“湿り度”で表現します。

------>>乾き度・湿り度について図説はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0712simeri_jyouki.html

▼乾き度・湿り度
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
蒸気の乾き度とは、蒸気中の気相部分と液相分の重量割合のことです。
また、飽和蒸気が保有する熱量=全熱は、顕熱と潜熱の和ですが、乾き度は
実際の蒸気の全熱量に影響します。

例えばある圧力にある蒸気が乾き度100%(湿り度0%)の状態というのは、その
圧力における飽和蒸気の潜熱の100%を有している蒸気ということで、逆に
乾き度0%(=湿り度100%)の蒸気というのは、その圧力における飽和蒸気の
潜熱を全く有していない、つまり顕熱のみの飽和水(ドレン)ということです。
乾き度[%]=100[%]-湿り度[%] の関係になります。

ちなみに乾き度100%を超えた蒸気は?・・・乾き度の定義としては100%が飽
和乾き蒸気ですから、それ以上となると飽和温度よりも高い温度を持つ過熱
蒸気と言うことになります。

▼湿り蒸気の保有熱量について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
飽和蒸気表には、比エンタルピー(h)や比容積(v)、比エントロピー(s)、など
が示されていますが、これらの値のうち、飽和蒸気の値は全て乾き度100%の
蒸気におけるものであり、飽和水の値は湿り度100%の蒸気(=飽和水)の値
です。 従って、乾き度X[%]の蒸気の比容積(v)、比エンタルピー(h)、
比エントロピー(s)を数式で表すと下記の通りとなります。

・比容積(v)
v=X/100v”+(1-X/100)v’=v’+X/100(v”‐v')

・比エンタルピー(h)
  h=h’+X/100r=h’+X/100(h”‐h')

・比エントロピー(s)
s=X/100s”+(1-X/100)s'=s’+X/100(s”‐s')

▼輸送中に乾き度は低下する
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
蒸気はボイラで作られたのち、蒸気配管を経て各プロセスに供給されます。
その間に配管表面から放熱がありますので、蒸気の乾き度が低下します。
乾き度が低下した蒸気は加熱効率が低下する他、輸送配管や機器にとっても
いくつかのデメリットがあります。そのため、輸送中に湿らせない工夫や、
使用前に乾き度を向上させる工夫が必要となります。これらについては別の
機会に解説することにいたします。

------>>乾き度・湿り度についての図説はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0712simeri_jyouki.html

------>>蒸気表ついての図説はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0603jyoukihyou.html


……………………………………(答えは上記リンク先↑の末尾に掲載)・.☆
☆ここで問題 ★ プチ・クイズ

「乾き度の測定について正しく述べているのは次の内どれでしょう?」

A.小型の計器で簡単に配管の外部から測定することができる。

B.乾き度は概念上の数値なので測定することはできない。

C.絞り熱量計を用いて測定できるが、工場など現場でリアルタイムに
測定することは困難。

……………………………………………………………………………………☆


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

TLVサイト会員ページで公開しているCADデータ(外観図)、取扱説明書の
更新情報をお知らせ致します。

今月は更新はありません

※TLVサイト会員ページでは、CADデータ(外観図)・取扱説明書のダウンロー
ドができます。会員登録・ご利用は無料です。ログインはこちら↓
https://www.tlv.com/ja/download/login.php


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ 編集後記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
今月のメールマガジンはいかがでしたでしょうか。

TLVメールマガジンは毎月1回の定期発行を基本としていますが、2007年の発
行回数を数えてみると20回を超えていました。展示会やセミナーの案内など
で号外を配信することが多かったのですね。当然ながら発行回数も単に多け
ればよいという物ではないと考えております。来年はこれまで以上に厳選し
た情報を皆様にお届けできるよう頑張ります。新年も引き続きご愛読いただ
きますようお願い申し上げます。

次号は1月29日に配信予定です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
 おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━