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TLV蒸気と省エネメールマガジン

2010/02/23 Vol.78

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■■■    TLVメールマガジン  Vol.78
■          ~蒸気を通して省エネ・環境を考える~
■          2010年02月23日  株式会社テイエルブイ  http://www.tlv.com/
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東京で2月10~12日に開催されたENEX2010が盛況のうちに終了しました。
当社ブースにも多数のご来場をいただきありがとうございました。

今年のENEX展では、当社が新日本石油精製株式会社様と共同出願した
トラップの蒸気漏洩削減事例が省エネ大賞を受賞しました。
http://www.tlv.com/news/newsj/news137j.html

今後も、より一層皆様の省エネ推進・安全安定操業に貢献できるよう邁進
しますので、引き続きよろしくお願い致します!

今月はこのENEXご報告記事のほか、普段からお問合せの多いエアベント
(排気弁)のご紹介や蒸気を減圧する原理等についてお届けします。

▼ INDEX ▼
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■□ 【ご報告】
省エネ大賞受賞しました!「10万台のトラップからの蒸気漏洩削減」
   ~ ENEX2010のご報告 ~
    表彰式やTLVブースの様子を写真でご報告しています

■□ 【セミナー紹介】
Webからのお申込みがお得です!
~ TLVスチーム・アカデミー・セミナーのご案内 ~
    蒸気の基本や実用的な事例が実演を交えて学べます

■□ 【製品紹介】
液体配管の空気溜まりをフロートが自動排除
 ~ 液体用エアベント ~
    初期急速排気弁と自動排気弁の構造の違いを動画で解説

■□ 【連 載】
もっと知りたい蒸気のお話
~ 蒸気の減圧 ~
    減圧弁で蒸気を減圧する原理を説明しています


★ トピックス
★ ダウンロードサイトデータ更新情報
★ 編集後記(節分のお楽しみ)

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このメールは、TLVメールマガジンをご希望の方に無料で配信しております。
配信停止やアドレス等の変更は以下またはccc@tlv.comまでお願い致します。

・配信停止
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=S002
・アドレス等変更
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=S003


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☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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■【ご報告】「10万台のトラップからの蒸気漏洩削減」が省エネ大賞受賞!
┃ ~ ENEX2010のご報告 ~
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このメールマガジンでもご案内した、ENEX2010「第34回地球環境とエネルギー
の調和展」が2月12日で終了しました。
財団法人 省エネルギーセンターが発表した総来場者数は37,400人に上り、
会場では業界関係者だけではなく、家族連れなどの姿も多数見られました。

当社は、新日本石油精製株式会社様との共同出願が省エネ大賞を受賞し、
表彰式に参加しました。

------>>ENEX2010のTLVブースの様子、省エネ大賞表彰式の様子はこちら↓
http://www.tlv.com/news/newsj/news137j.html


【受賞内容】

  平成21年省エネ大賞 組織部門 資源エネルギー庁長官賞(主催 経済産業省)
  「10万台のスチームトラップからの蒸気漏洩削減」

この内容は、「膨大な数のスチームトラップを効率的、継続的に管理する」
ことにフォーカスしたもので、当社ではBPSTM(Best Practice of Steam Trap
Management=ドレン排出箇所管理)プログラムとして、他にも鹿島石油様を
始め、多くのお客様に採用いただいております。

※BPSTMのご紹介はこちら
http://www.tlv.com/news/newsj/news138j.html

※ドレン排出箇所の管理方法については以下論文でも概要をご紹介しています
http://www.tlv.com/ja/articles/articles_019.html


今後も本プログラムにより、プラントにおける省エネルギー、CO2削減、安全
安定操業に一層寄与していきたいと思います。


また、会期中はTLVブースにも多数のご来場をいただき、ありがとうござい
ました。

TLVブースでは「スチームプラントにおける環境、省エネソリューション」を
テーマに、蒸気の省エネルギーに最適な製品やサービスをご紹介しました。

 1. モレ削減:無駄の排除
外部漏れを起こしにくく、省エネ性能の高い機器

 2. モレ検知:早期発見で無駄抑制
内部漏れや外部漏れに有効なツール・サービス

 3. 熱回収:廃熱をエネルギーへ
廃熱を最大限に回収し、有効利用する製品

 4. 環境:強く長く使える製品を
蒸気の質を高めることで、製品の質向上や生産性向上に貢献する製品
耐食性が高く、長寿命の製品


ブースにお越しいただいた方には、明確なテーマや具体的なご相談をお持ちの
お客様も多く、設備の様々な無駄を排除する方法を聞いたり、実機の動作を
デモ装置で確認されるお客様で大変賑わいました。

特に、機器の内部が透けて見え、ドレンを回収する様子が分かるドレン回収
機器や、大型のスチームコンプレッサーのデモに関心が集まっていました。

多くのお客様から、様々なご質問や具体的なご相談などをお受けし、非常に
有意義な場となりました。


------>>ENEX2010のTLVブースの様子、省エネ大賞表彰式の様子はこちら↓
http://www.tlv.com/news/newsj/news137j.html


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【セミナー紹介】Webからのお申込みがお得です!
┃ ~ TLVスチーム・アカデミー・セミナーのご案内 ~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

多くの方にご愛顧いただいております「スチームアカデミーセミナー」。
皆様はもう参加されましたか?

兵庫県の加古川本社、東京CESセンターのショールームで定期開催しており、
蒸気やトラップの基本からプラント全体の省エネに役立つ蒸気の有効利用法
まで学べる【アカデミー・コース】と、蒸気システム構築のための設計ポイン
トがわかる【エンジニアリング・コース】の2種類があります。

どちらのコースも、

 - 実用的な事例の紹介
 - 実際に蒸気を使った実習

が豊富で、実演を交えた分かりやすい内容です。

事例紹介では、減圧発電や廃蒸気の昇圧利用など最新の技術による改善例を、
具体的な成果を交えた有効事例としてわかりやすく紹介しています。

実際に蒸気を使用するデモンストレーション・実習では、トラップ等の基本的
な機器に加え、講義で紹介される有効事例の多くを実機でもご覧いただます。


☆3~4月のスチームアカデミーセミナー開催予定

【アカデミーー・コース】    3/9~10  4/12~13  5/11~12
【エンジニアリング・コース】    -    4/14     -

 ※加古川・東京両会場とも同日開催です。


その他の日程やプログラムなど詳細はホームページでご確認ください。
初級者から上級者まで、実務担当者、管理者、エンジニアリング担当の方々
に広くお薦め!この機会に是非ご検討ください。


------>>セミナーの詳細はこちら。セミナー参加者の声も掲載しています。
http://www.tlv.com/ja/seminar/seminar.html


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■【製品紹介】液体配管の空気溜まりをフロートが自動排除
┃ ~ 液体用エアベント:初期急速排気弁と自動排気弁 ~
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蒸気や液体を輸送する配管内に空気が残留していると、流体を上手く送ることが
できずに配管の振動や腐食、最悪の場合は配管破損に繋がります。
タンクに液体を注入している場合などは、空気の残留により所定レベルまで液を
注入できないこともあります。

この配管中に溜まった空気などの気体を排出する自動弁がエアベントです。

TLVのエアベントには蒸気用と液体用がありますが、今回は液体輸送配管に
設置する液体用エアベントをご紹介します。


▼ フリーフロート採用による高いシール性と耐久性
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当社のエアベントは、フリーフロートスチームトラップで培った技術を採用。
可動部品は弁体を兼ねるフリーフロートのみのシンプル設計で、高い信頼性
と耐久性、優れたシール性能が特長です。

液体用エアベントは蒸気用と同様、以下の2つのタイプに分かれます。

 - 初期急速排気弁・・・送水始めの初期エアを多量に排出するときに使用

 - 自動排気弁  ・・・初期及び運転中の排気に使用

両者で最も異なる点は弁口の大きさです。初期急速排気弁の弁口は大きく、
自動排気弁の弁口は小さめです。


▼ 初期急速排気弁
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初期急速排気弁は弁口が大きいため、短時間に大量の気体を排出することが
できます。但し、使用にあたっては、一旦閉弁するとその後気体が流入して
きても開弁せず、排気しない点に注意が必要です。

弁口が大きいため、エアベント内部と外部の圧力差だけで大きな閉弁力を
受けます。水位が下がって浮力が減少しても、圧力差だけで閉弁状態が維持
され、開弁・排気を行いません。

配管内の圧が低下して、エアベント二次側(通常は大気)と同圧になると開弁
します。このとき、空気の吸い込みが可能となり、配管内が真空になるのを
防いだり、配管内の液の排水を容易にしたりします。
http://www.tlv.com/ja/catalog/news134j.html


▼ 自動排気弁
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運転中の排気が必要な場合は、自動排気弁を使用します。
自動排気弁は初期急速排気弁に比べて弁口が小さく、排気能力が低い反面、
初期急速排気弁のような大きな閉弁力を受けないため、配管に圧がかかって
いる運転中でも、気体の流入があると開弁して排気を行うことができます。

もちろん、初期急速排気弁と同様、配管内の圧力がエアベント出口圧力よりも
下がれば、空気を吸い込んで配管内が真空になるのを防いだり、配管内の液の
排水を容易にしたりします。
http://www.tlv.com/ja/catalog/news135j.html


▼ 大量排気と継続排気の両方が必要な場合
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短時間での多量排気と運転中の排気の両方が必要というケースもあると思い
ます。その場合は、初期急速排気弁と自動排気弁を併用してください。


TLVでは、小型・大型・ステンレス製の高シールタイプなど、様々なタイプ
の初期急速排気弁、自動排気弁のシリーズをご用意しています。

適切な箇所に適切なタイプのエアベントを設置して、残留空気に起因する
送液系トラブルを防ぎましょう。


------>>初期急速排気弁の詳細・作動アニメーションはこちら↓
http://www.tlv.com/ja/catalog/news134j.html

------>>自動排気弁の詳細・作動アニメーションはこちら↓
http://www.tlv.com/ja/catalog/news135j.html


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┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡) ~ 蒸気の減圧 ~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第65話━━

▼ 低圧蒸気の作り方
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
加熱用の蒸気は通常、ボイラーで発生させます。発生させる蒸気の圧力は、
工場内で必要とされる最も高い圧力を供給できるよう決められているのが
普通です。

一方、用途によってはボイラーで発生したままの高圧蒸気では温度が高すぎ
る場合があります。そこで、蒸気を減圧し、必要とされる加熱温度まで温度
を下げて使用します。このように、減圧は主として蒸気温度を下げるために
行われます。

減圧には減圧弁が使用されます。減圧弁は流量が変化しても設定した圧力を
維持するよう自動的に調整するバルブです。基本的な仕組みとしては、流路
の一部を狭くする絞りによって減圧します。

加熱用蒸気の減圧は、こうした絞りによるものが一般的です。


▼ 減圧の原理
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
絞りが行っていることは、蒸気流量の制限です。蒸気の流量を制限して、
以下のように使用量と供給量のバランスをとり、圧力を調整します。

  蒸気使用量 < 蒸気供給量 ---> 圧力は上昇
  蒸気使用量 > 蒸気供給量 ---> 圧力は低下
  蒸気使用量 = 蒸気供給量 ---> 圧力は安定

これは、玉形弁やニードル弁を使って圧力調整をする場面を考えれば理解し
やすいと思います。

負荷が一定で蒸気流量が安定する用途なら、玉形弁やニードル弁の開度を調整
して半固定にしておけば、これでも減圧ができます。

しかし、被加熱物量の増減などで負荷が変わると圧力も変動するため、その都
度バルブの開度を再調整し直さなければなりません。変動後の負荷が安定して
いるなら、再調整さえ行えば目標とする圧力を再び維持することが可能です。


▼ 減圧弁の仕組み
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
常時速やかに再調整を行っていれば負荷に追従して圧力が維持される・・・
これを自動的に行っているのが減圧弁です。

外部からは見えませんが、減圧弁の内部では圧力を受け止めるダイヤフラム等
と調整バネの釣り合いで自動的に開度調整を行っています。負荷変動に合わせ
全閉から全開まで自在に弁開度を変化させているのです。

減圧弁の圧力安定性が「圧力-流量特性曲線」で評価されることからも、需要
と供給の兼ね合いで二次側圧力が決まることがわかります。


▼ 絞りの一次側の圧力はどうなる?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
絞りで流量を制限すると、一次側の圧力は上がらないのでしょうか。

蒸気はボイラーで発生させています。ボイラーで需要以上の蒸気量を発生さ
せると、やはり蒸気圧力は上がってしまいます。

そのため、ボイラーも高燃焼・(中燃焼)・低燃焼・待機と燃焼状態を切り
替えることによって、発生蒸気量そのものを需要に合わせて加減し、設定した
蒸気圧力が維持されるよう運転制御を行っています。

発生時点から使う分だけの蒸気が供給されているからこそ、絞りで流量を制限
しても一次側の圧力が極端に変動することはないのです。


------>>蒸気の減圧について以下で図解しています↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/1002genatu.html


……………………………………(答えは上記リンク先↑の末尾に掲載)・.☆
☆ここで問題 ★ プチ・クイズ

「測定原理に絞りによる圧力低下を利用する流量計がありますが、それは
 次の内どれでしょう」

 A.渦流量計
 B.オリフィス流量計
 C.コリオリ流量計
………………………………………………………………………………………☆


☆蒸気についてもっと学ぶなら☆

現場で役立つテクニカルハンドブック
http://www.tlv.com/ja/handbook/s-handbook.html

【Web割引】蒸気セミナー 入門からメンテナンスまで実習中心の全3コース
http://www.tlv.com/ja/seminar/seminar.html


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★ トピックス
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☆CD版製品総合カタログ(STEAM)を2010/02/01版に改訂しました。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=H101&em=&rus=1

☆3月2日に岡山で蒸気の入門&実践の出張セミナーを開催します。
 (会場:株式会社ジャパンエナジー水島製油所様)
http://www.tlv.com/ja/seminar/s-s1-r1003mizushima.html


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★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
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TLVサイト会員ページで公開しているCADデータ(外観図)、取扱説明書の
更新情報をお知らせ致します。

☆取扱説明書を修正しました
 VA1/VA3/VA4/VA5(英文)
 RT3A(和文)

※TLVサイト会員ページでは、CADデータ(外観図)・取扱説明書のダウン
ロードができます。会員登録・ご利用は無料です。ログインはこちら↓
https://www.tlv.com/ja/download/login.php


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★ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。

先日の節分では皆様何をされましたか?
豆まき?恵方巻きの丸かぶり?
節分に行われる行事は、どうやらこれだけではないようです・・・。

「豆つかみ(?)」ってご存知ですか?
この珍しい行事を毎年楽しみにしている社員がおりますので、
よろしければご覧ください。
http://www.tlv.com/blog/?p=572

↑何だか楽しそうですね♪ 今年は成功するのに32分かかったとか。

皆様の中にも「自分もやってる!」「他に珍しい風習を知ってる」
という方がおられましたら是非お知らせくださいませ♪

次号のTLVメールマガジンは、3月30日(火)配信予定です。お楽しみに!


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☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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