2010/12/15 Vol.88 | 蒸気のことならテイエルブイ
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TLV蒸気と省エネメールマガジン

2010/12/15 Vol.88

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■■■    TLVメールマガジン  Vol.88
■          ~蒸気を通して省エネ・環境を考える~
■          2010年12月15日  株式会社テイエルブイ  http://www.tlv.com/
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年末年始のお休みを控え、TLVメールマガジンも少し早めにお届けいたします。

TLVの本社がある兵庫県南部は瀬戸内海に面した比較的温暖な地域ですが、
さすがに12月に入ると寒い日が続くようになってきました。

蒸気を使っている以上、寒くなってくると気になるのがやはり湯気です。
もちろん湯気の全てが蒸気漏れに起因するわけではありませんが、意識が高
まるこの時期にスチームトラップの点検を行うのは良いことですね。

本号ではスチームトラップ診断の紹介と、スチームトラップ管理とは何か、
についてご案内します。題してスチームトラップ診断特集号をお送りします。

▼ INDEX ▼
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■□ 【サービスのご案内】
実際に利益を生み出すのがプロの診断!
~ スチームトラップ診断 ~
    プロが行なうスチームトラップ診断のヒミツをご紹介します

■□ 【ご報告】
多くのご来場ありがとうございました!
~ メンテナンス・テクノショー2010のご報告 ~
    TLVブースの様子を多くの写真でご報告しています

■□ 【連 載】
もっと知りたい蒸気のお話
~ スチームトラップ管理 ~
    点検だけがスチームトラップ管理ではありません!

■□ 【ご報告】
地域の省エネルギー普及にも協力しています
~ 省エネ出前授業参加のご報告 ~
    小学校での授業の様子を写真でご紹介しています


★ ダウンロードサイトデータ更新情報
★ 編集後記(今年もありがとうございました)

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このメールは、TLVメールマガジンをご希望の方に無料で配信しております。
配信停止やアドレス等の変更は以下またはccc@tlv.comまでお願い致します。

・配信停止
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=S002
・アドレス等変更
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=S003
・メルマガ紹介・・・メルマガ新規登録およびバックファイルはこちら
http://www.tlv.com/ja/mail_magazine/index.html


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☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【サービスのご案内】プロに任せてみませんか!
┃ ~ スチームトラップ診断 ~
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▼ 利益をもたらすスチームトラップ診断
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TLVでは長年スチームトラップの診断サービスを実施してきております。
豊富な経験に基づく知見はもちろんですが、いかに診断の精度を高めるか、
客観的定量的にアウトプットするか、そして、お客様が継続的にスチームト
ラップを管理し、省エネを達成できるか、を追求し続けています。

単なる「点検作業の代行」ではなく、スチームトラップのプロが行う診断
として、“利益”を生み出す内容です。


▼ “プロ”の診断はここが違います
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◆ 診断技術・ツール

専門のトレーニングを受け、技量を認定された診断員のみが診断します。
使用するのは最新の専用診断器です。もちろんTLV製品以外のスチームトラッ
プにも対応し、作動判定や蒸気漏洩量定量化を自動で行います。

◆ 情報収集・調査

トラップのメーカー・型式はもちろんのこと、シリアルNo.等から設置年
(=使用期間)を割り出します。
これらの情報を正確に収集するため、事前の現場調査を行います。

◆ 現場判断

トラップ単体の作動に加え、バイパスバルブ漏れの確認、上流バルブの開閉
状態、装置の運転状態も確認します。

◆ アウトプット・報告

多様かつ正確な情報を記載したトラップ点検台帳と配置図を作成して提出し
ます。更に、蒸気漏洩量を金額換算して損失額を明示。取り替えが必要な箇所
には推奨型式を選定します。

原則として不良率や作動不良箇所及び損失金額などは、診断終了日に報告を
行います。


▼ アウトソーシングのメリット
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『設置数の多いスチームトラップの不良を無くせば省エネになる』

理屈ではわかっていても、実践はなかなか難しいという声をお聞きします。
そこで、当社のトラップ診断を実施されたユーザー様に、実践前に持たれて
いた問題・課題は何だったのかをお聞きしたところ、

「トラップの数が多くて管理しきれない」
「診断精度の信頼性が低い(五感頼り)」
「現状は把握できているが、明確な対策が打てていない」
「省エネ効果が明確でなく達成感がない」

などが挙げられました。同様の理由で、トラップがうまく管理できない工場
も少なくないのではないでしょうか。

当社が国内で実施してきたトラップ診断のうち、工場全体のトラップ管理にも
協力させていただいたお客様の、約15万台のトラップの不良率推移を見ると、
初めて実施した診断で27.7%だった不良率が、当社の管理プログラムを定期的
に実施することにより、4年目には4.7%にまで低減しています。

単なる点検だけではない、スチームトラップ周辺を含めたコンサルティング
と捉えると、アウトソーシングという選択もあるのではないでしょうか。


▼ スチームトラップ診断の流れ
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スチームトラップ診断は、スチームトラップ関連のサービスとしてTLVが販売
させていただいております。診断とレポート作成・報告は、診断専門のグルー
プ会社TTSにより実施します。


------>>スチームトラップ診断の案内はこちら
http://www.tlv.com/ja/st_survey/index.html


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【ご報告】多くのご来場ありがとうございました
┃ ~ メンテナンス・テクノショー2010のご報告 ~
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本メルマガでもご案内した、「工場経営と保全を考える専門展示会」
メンテナンス・テクノショー2010が11月17日~19日、東京ビッグサイトで開
催されました。
TLVブースにも多数のご来場をいただき、ありがとうございました。

隔年開催が恒例の同展示会ですが、今年はちょうど50周年ということで昨年
に続いての開催となりました。
主催者発表の総来場者数は想定を上回る39,363人に上りました。

TLVは、診断専門のグループ会社TTSと共同で、
「Smart Maintenance - 新時代を切開くメンテナンスコンセプト -」
をテーマに、「コストダウンと信頼性の両立」、「技能伝承問題」に対する
解決策として、今後のプラントメンテナンスを見据えた各技術の紹介と使い
こなしの提案を展示しました。

■ Smart Screening ~ 最小コストでリスクを絞り込み

- 配管の金属腐食診断 :ガイド波配管診断
- 配管・タンク等の金属腐食診断:PEC(パルス渦流探傷)
- エア・ガスのリーク診断 :ソニックマンサーベイ

■ Smart Measurement ~ 多様な計測業務を新技術が変える

- ロール設備の平行度診断 :ロールパラレルアライメント

■ Smart Monitoring ~ 正確な振動管理を最も簡単に実現

- コンディションモニタリング : 振動管理に有効な各種ツール

■ Smart Alignment ~ アライメントの時間短縮と精度向上

- レーザーアライメント : レーザー式軸芯出し装置


今回はデモンストレーションに加え、実機展示数を増やし、多くの方に振動
計や芯出し機器を実際に手にとってご確認いただきました。TLV・TTSのサー
ビス、ツールの幅広いラインアップを実感いただけたようで好評でした。

目的意識を持たれたお客様が多く、ツールの使い勝手について熱心に質問さ
れるお客様や、現在抱えておられる課題に診断技術が応用できないか相談さ
れるお客様がいらっしゃるなど、非常に有意義な場となりました。


------>>メンテナンス・テクノショー2010のTLVブースの様子はこちら↓
http://www.tlv.com/news/newsj/news152j.html

------>>メンテナンス・テクノショー2010のTLV展示内容はこちら↓
http://www.tlv.com/news/newsj/news144j.html


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡) ~ スチームトラップ管理~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第75話━━

▼ 故障しないスチームトラップは無い
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スチームトラップも使用するにつれて、経年劣化による性能低下は避けられず
やがて正常作動ができなくなります。

故障に至るまでの期間は、使用条件や設置場所によって大きく異なり、故障
時期や寿命を推測することが極めて困難です。そのため、スチームトラップ
を定期的に点検する必要が生じてきます。

スチームトラップはバルブの一種ですが、単に開閉や流量調整をしているだけ
でなく、「ドレンは出す/蒸気は止める」を自動的に行っています。

ドレンは流して蒸気は流さない、という複雑な機能のため、トラップが故障
したと判断する場合、止まらない流れない以外に、蒸気を漏らしていないか、
排出能力は足りているか、などの観点でも判断しなければなりません。


▼ スチームトラップの故障とは
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
トラップが故障すると、以下のいずれかの状態になります。

 - 蒸気が漏れる
 - ドレンが排出されにくくなる、または排出されなくなる

このうち、生産活動に大きな支障をもたらすのが、ドレン排出が不完全になる
故障です。「ドレン抜けが悪く」なると、生産設備の温度低下や昇温不足を
引き起こします。一方で、このように生産に支障を来すことから、すぐに発見
され対処されることが多いとも言えます。

逆に、生産活動に直接支障を来すことは少ないものの、省エネルギーの面で
問題となるのが、蒸気漏れです。こちらは生産活動に影響が現れにくいこと
から見落とされる、あるいは放置されることも多いようです。

省エネルギー法でも判断基準の中で、
「蒸気の漏洩、詰まりを防止するように保守及び点検に関する管理標準を
設定し、これに基づき定期的に保守及び点検を行い、良好な状態に維持する
こと。」
と記述しています。


▼ 「トラップ管理」から「ドレン排出箇所管理」へ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
上述のように、スチームトラップの作動判定は意外に難しいものです。
過去の記事でも、故障トラップの発見方法を取り上げています。
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0910sadou_tenken.html

蒸気を使用する生産設備を安定的かつ効率的に運転し、生産物の品質を維持
しながら省エネルギーも同時に達成することが、トラップ管理の究極の目標
です。

単にスチームトラップの故障を発見するだけでは、真のトラップ管理とは言え
ません。 スチームトラップ自体の問題を超えて、ドレンが排出される箇所を
いかに望ましい状態に保つか、という視点で考えることが重要です。

例えば、定期点検による故障トラップ交換の結果、スチームトラップの作動
不良率が10%まで低下したとします。

その場合、同じ箇所のスチームトラップが繰り返し作動不良を起こしている
のか、ある程度の使用期間を経たものが一定の確率で作動不良を起こしている
のかでは、作動不良率10%の持つ意味は大きく異なります。

この分析にまで踏み込んでこそ、価値ある真の意味でのスチームトラップ管理
と言えるでしょう。


------>>スチームトラップ管理について以下で図解しています↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/1012_st_management.html


……………………………………(答えは上記リンク先↑の末尾に掲載)・.☆
☆ここで問題 ★ プチ・クイズ

「スチームトラップを特定するために、文字や数字で識別番号をつける方法
 がよく採られます。その方法として一般的なのは次のうちどれでしょう。」

 A.スチームトラップに識別番号を記入したシールを貼り付ける
 B.スチームトラップに識別番号を記入した札をぶら下げる
 C.スチームトラップに識別番号を直接記入する
………………………………………………………………………………………☆


☆蒸気についてもっと学ぶなら☆

現場で役立つテクニカルハンドブック
http://www.tlv.com/ja/handbook/s-handbook.html

【Web割引】蒸気セミナー 入門からメンテナンスまで実習中心の全3コース
http://www.tlv.com/ja/seminar/seminar.html


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■【ご報告】地域の省エネルギー普及に協力しています!
┃ ~ 省エネ出前授業参加のご報告 ~
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TLVでは、省エネ家電普及促進フォーラム事務局が経済産業省の委託事業と
して、全国の小学校で実施している『省エネ出前授業』に参加しています。

『省エネ出前授業』とは、地球温暖化などの「環境問題」、生活に役立つ
「暮らしの省エネ情報」、家庭でできる「省エネ行動」などについて、常日頃
実践している省エネコンシェルジュが、わかりやすい学習内容で実施するもの
です。

本年度は6月から12月までの間に全国360校の小学校で実施されます。

TLV社員にも省エネルギーセンターの認定を受けた省エネルギー普及指導員
(省エネコンシェルジュ)がおり、9月、10月、12月に兵庫県内で実施された
省エネ出前授業に講師として派遣されました。

主旨は、今地球で起きている温暖化の影響を知ってもらい、家庭で行える身近
な省エネを学んでもらおうというもの。そのため授業では、CO2は電気、蒸気
等の燃料を使うと発生してしまうということや、家庭での電力や燃料の使い方
と省エネルギーとの関係等を、身近な例をふんだんに用いてお話ししました。

小学生の皆さんにも、省エネマインドはしっかり伝わったようです。

省エネを学んでもらうという主旨のため、授業に蒸気は登場しませんが、
小学生の皆さんにも省エネマインドはしっかり伝わったようです。

TLVでは、今後も様々な形で省エネルギー普及に貢献していきたいと考えて
います。


------>>TLV社員による「省エネ出前授業」の様子はこちら↓
http://www.tlv.com/news/newsj/news153j.html


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★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
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TLVサイト会員ページで公開しているCADデータ(外観図)、取扱説明書の
更新情報をお知らせ致します。

☆取扱説明書を修正しました

CK(F)3M/CK3T/CK3T-M
CK(F)3R/CK(F)3MG/CKF3RG(和文・英文)
SS1VG-R/SS1VG-M(英文)
GT10/GP10/GT14/GP14(英文)
J3B/JF3B(英文)

☆取扱説明書を新規追加しました

VP1(和文・英文)
J5B/JF5B(英文)

☆CAD外観図を新規追加しました

J5S-Xフランジ接続(JIS10KFF)タイプ


※TLVサイト会員ページでは、CADデータ(外観図)・取扱説明書のダウン
ロードができます。会員登録・ご利用は無料です。ログインはこちら↓
https://www.tlv.com/ja/download/login.php


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★ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。

冒頭でも触れた通り、前号Vol.87をお届けしてから2週間ですが、年末年始の
お休み時期を控え、今号は少し早めの配信とさせていただきました。
本年の当社からのメールマガジンはこれでおしまいです。
今年一年大変お世話になり、ありがとうございました。

年が明けると、2月の省エネ月間に向けて、TLV社内は慌ただしくなります。
今回ご紹介したトラップ診断の件数が格段に増えることと、ある準備に拍車
がかかるからです。何の準備かというと・・・2月に開催されるENEX展です。

ここ数年東京会場だけの開催になったとはいえ、日本最大の省エネ展示会。
準備にも力が入ります。当社の展示内容や招待状のご案内は1月に入ってから
開始しますので今しばらくお待ちください。

次号のTLVメールマガジンは、1月25日(火)配信の予定です。お楽しみに♪


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☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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