2011/01/25 Vol.89 | 蒸気のことならテイエルブイ
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TLV蒸気と省エネメールマガジン

2011/01/25 Vol.89

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■■■    TLVメールマガジン  Vol.89
■          ~蒸気を通して省エネ・環境を考える~
■          2011年01月25日  株式会社テイエルブイ  http://www.tlv.com/
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まもなく2月に入りますが、2月といえば省エネ月間です。皆様の職場でも様々
な取り組みがなされるのではないでしょうか。実際、この時期はTLVへのお問
合せや各種資料請求などの件数も多くなります。
本号は省エネ月間に合わせて、省エネ特集でお送りします。

▼ INDEX ▼
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■□ 【廃熱回収】
湯気の出ているところに廃熱回収の可能性あり
~ フラッシュ蒸気活用のススメ ~
    廃熱回収のヒント満載のページがあります

■□ 【連 載】
もっと知りたい蒸気のお話
~ エネルギー管理と省エネ ~
    報告のためだけのエネルギー管理ではもったいない!

■□ 【ご案内】
メールマガジンの活用
~ 2010年メールマガジンクリック数Best5の記事 ~

■□ 【出展案内】
ENEX2011出典のご案内
~ 今年もENEX展示会へ出展いたします ~
    2月8日から10日東京ビッグサイトでENEX展示会が開催されます


★ ダウンロードサイトデータ更新情報
★ 編集後記(2020年に向けて新たな10年)

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このメールは、TLVメールマガジンをご希望の方に無料で配信しております。
配信停止やアドレス等の変更は以下またはccc@tlv.comまでお願い致します。

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☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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■【廃熱回収】湯気の出ているところに廃熱回収の可能性あり
┃ ~ フラッシュ蒸気活用のススメ ~
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これまでも何度か取り上げている廃熱回収ですが、今回はフラッシュ蒸気活用
にフォーカスしてご案内いたします。

▼ 廃熱回収の定石「ドレン回収」~メリットと限界~
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蒸気システムの廃熱回収は?と聞かれると、まずはドレン回収を思い浮かべる
方が多いのではないでしょうか。

たしかに、高温水であるドレンを回収し、ボイラ給水として再使用することは
“熱の回収”“水資源の再利用”といった点から、極めて合理的な方法です。
また、導入が比較的容易でありながら、高い省エネ効果をあげられるため、
古くから活用されています。

一方で、ドレン回収にも限界があります。
たとえば、ドレンの回収率を高めると、給水タンクが沸騰してしまい、フラッ
シュ蒸気が余剰に発生してしまいます。湯気(=白煙)の形で大気へ熱を放出
している工場があるのもこのためです。

また近年、ボイラーの高効率化に伴い、ボイラー排ガスによって給水予熱を行
うエコノマイザーを標準装備することが増えています。エコノマイザー機能の
制約から給水温度の上限があり、ドレン回収を諦めざるを得ない場合も出てき
ています。

つまり、ボイラー給水の温度を上げるだけの廃熱回収では対応出来ないケース
が増えているのです。


▼ 更なる廃熱回収を ~フラッシュ蒸気の活用~
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今以上のドレン回収が難しいからといって、更なる廃熱回収を諦めるのは早計
です。TLVでは給水タンク等から発生するフラッシュ蒸気を、回収再利用する
廃熱回収方法をお勧めしています。

フラッシュ蒸気はドレンの再蒸発によって発生する蒸気ですが、ボイラーで発
生する蒸気と何ら変わりはありません。条件さえ合致すれば低圧蒸気としてそ
のまま再利用出来ますし、高圧の蒸気と混合し昇圧した上で再利用することも
可能です。

フラッシュ蒸気の活用は、更なる廃熱回収を効果的に実施できる手法なのです
が、残念ながら、ドレン回収に比べて十分には知られていません。

皆さんの工場の中で、湯気が気になっている箇所や遠方などで回収出来ていな
い箇所はありませんか?湯気自体はほとんど利用価値はありませんが、湯気
のあるところにはフラッシュ蒸気が発生している可能性があります。

ホームページでは、ケースに応じた廃熱回収の解決策をまとめています。
湯気が目に付きやすいこの時期、廃熱回収のネタ探しに挑戦してはいかがで
しょうか。


------>>廃熱回収の詳しい説明はこちら
http://www.tlv.com/news/newsj/news98j.html


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┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡) ~ エネルギー管理と省エネ ~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第76話━━

流量計を設置するだけやエネルギーモニタリングシステムを導入するだけでは
省エネにならないとよく言われます。しかし、計測し現状を把握しなければな
にも始まらないこともまた事実です。今回は、エネルギー管理を省エネに結び
つける“近道”について考えてみます。

▼ 報告のための集計は必要ですが・・・それだけではもったいない
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省エネ法では、特定事業者に、エネルギー使用量を経済産業局へ毎年報告する
ことを義務付けています。この義務のためエネルギー使用量の計測と記録をは
じめられたという方も多いのではないでしょうか。

一方で、計測したデータの活用が十分に行われているかといえば、疑問が残り
ます。
そもそも省エネ法自体が、省エネルギー促進を目的とした法律です。つまり
省エネルギーにつなげなければ、本来の目的を達成しているとは言えません。

また、省エネ法では重要装置ごとにエネルギー使用量を計測するよう求めてい
ますが、単に細かく計測するだけでは省エネは進みません。

確かに系統毎に細かく計測することで分析に必要な「分解能」は手に入れるこ
とができ、理屈の上では多くのことが明らかになる可能性が出てきます。
しかし、目的を明確にし、意図を持って計測し分析しなければ、単なるデータ
収集で終わってしまう可能性があります。

計測箇所の選定をし、分析を行うにも戦略が必要なのです。


▼ 固定エネルギーの削減という切り口
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エネルギー削減の第一ステップとして、計測データから、生産量に連動しない
固定エネルギーと生産量に連動する変動エネルギーとを分類し、集計すること
が有効です。
「固定エネルギーを低減させる」ことが省エネルギーに直結するからです。
特に生産量の変動が大きい工程では効果が大きくなります。

一方で、「固定エネルギーを低減させる」ためには、待機電力が少ない最新型
の機器に入れ替えるなど、機器の入れ替え・買い換えが必ず伴う、と思い込ん
ではいないでしょうか。

私たちが「固定エネルギーだと思いこんでいる部分」に意図を持って分析とい
うメスを入れることで、削減の可能性が浮き彫りになってくることがあります。

そのためには、単に系統を細かく分けて計測するだけではなく、対象となる系
統の運転時・停止時それぞれのエネルギー消費状況がわかるようにしておくこ
とが重要です。


▼ “固定エネルギー”への切り込み事例
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例えば、圧縮空気配管においても生産がなければ空気の消費が無いはずですが、
オートドレンや制御弁のポジショナなど、運転とは無関係に圧縮空気を「自己
消費」する機器は工場内に少なからず存在します。

個々の自己消費量は僅かな量ですが、ライン全体、工場全体でどのくらいの量
になるか・・・計測することで見えてきます。無視できないほど大きな量なら
ば、生産停止時には元で止めるという判断も可能です。

このように、戦略を持ってエネルギーモニタリングを駆使することで、先入観
にとらわれず省エネを実現するエネルギー管理を行うことができます。


------>>エネルギー管理について以下で図解しています↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/1101_energy_management.html

……………………………………(答えは上記リンク先↑の末尾に掲載)・.☆
☆ここで問題 ★ プチ・クイズ

「日本国内におけるエネルギー管理の基本になるのが「省エネ法」ですが、
省エネ法の正式な名前は次の内どれでしょう。」

A.エネルギー管理に関する法律
B.地球温暖化対策の推進に関する法律
C.エネルギーの使用の合理化に関する法律

………………………………………………………………………………………☆


☆蒸気についてもっと学ぶなら☆

現場で役立つテクニカルハンドブック
http://www.tlv.com/ja/handbook/s-handbook.html

【Web割引】蒸気セミナー 入門からメンテナンスまで実習中心の全3コース
http://www.tlv.com/ja/seminar/seminar.html


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■【ご案内】昨年はこんな記事が読まれました
┃ ~ 2010年メールマガジンクリック数 Best5の記事 ~
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昨年1年間に配信したTLVメールマガジンの中でリンク先ページへのクリック数
を集計したところ、クリック数の多かった上位5つは以下のような記事でした。

「蒸気のお話」は毎号安定した人気を保っていますが、それ以外の記事もラン
クインしています。中には作り手の私たちにとっては意外な記事もありました。

「そんな記事、記憶にないなぁ」という方、「読者になったのは最近だよ」と
いう方はこの機会に目を通してみませんか?

↓↓2010年メールマガジンクリック数 Best5 発表↓↓
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☆第1位:蒸気のお話「エロージョン」(2010年6月29日配信 Vol.82)
http://www.tlv.com/ja/steam_story/1006erosion.html
<解説>
配管破損に直結するエロージョンが発生しやすい場所やその対策について述べ
た記事です。近年減肉による配管や機器の穴あきが注目されていることも背景
にあるのか、数多くクリックしていただきました。

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☆第2位:配管間違い探し(2010年7月27日配信 Vol.83)
http://www.tlv.com/ja/search_mistake/search_mistake.html
<解説>
2006年7月に初登場した当時は「トラッピング間違い探し」でした。入口ペー
ジを改訂し「配管間違い探し」として模様替えしたのを機にご案内した記事で
す。リンク先のページはインタラクティブなページで楽しみながら知識の確認
ができる作りになっています。

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☆第3位:改正省エネ法の全面施行(2010年3月30日配信 Vol.79)
http://www.tlv.com/ja/energy_saving/energy_saving9.html
<解説>
改正省エネ法の中でも、産業界の熱分野に関連する項目の多くは前年2009年に
部分施行されていましたが、2010年4月に全面施行されるのを控え、改めて法
改正内容を紹介した記事です。やはり、キチンと押さえておかねばならない内
容ということで数多くクリックしていただきました。

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☆第4位:ENEX2010会場レポート(2010年2月23日配信 Vol.78)
http://www.tlv.com/news/newsj/news137j.html
<解説>
ENEX展示会の模様をレポートした記事です。会場では省エネ大賞の発表もあり、
新日本石油様(社名は当時。現JX日鉱日石エネルギー様)と弊社が共同受賞し
た表彰式の模様も掲載した記事です。

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☆第5位:蒸気のお話「蒸気とは」(2010年9月28日配信 Vol.85)
http://www.tlv.com/ja/steam_story/1009steam.html
<解説>
蒸気のお話には、これまで蒸気そのものを述べた記事がありませんでした。蒸
気の正体と、工業分野での用途について説明した記事です。このページから学
び始めれば知識の習得もスムーズに!?

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リンク先は関連するホームページコンテンツです。メールマガジンの記事その
ものはバックナンバーのコーナーからご覧いただくことできます。
http://www.tlv.com/ja/mail_magazine/index.html


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■ ENEX2011 第35回 地球環境とエネルギーの調和展出展
□  ~ 今年もENEX展示会へ出展いたします ~
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財団法人省エネルギーセンター主催の省エネルギー・新エネルギーの総合展示
会、ENEX2011「第35回地球環境とエネルギーの調和展」が開催されます。

◆ 会 場: 東京ビッグサイト 西展示ホール[TLVブースNo.24]
◆ 期 間: 2011年2月8日(火)~2月10日(木)
◆ 時 間: 10:00~17:00
◆ 入場料: 無料

TLVは今年もENEX2011に出展致します。
当社ブースでは、蒸気と設備保全それぞれの省エネルギーにフォーカスし、
5つのテーマに沿って最適な製品・サービスをご紹介します。

是非、多くの方々のご来場をお待ちしております!

---->ENEX2011「TLV展示ブースの詳細」はこちら↓
http://www.tlv.com/news/newsj/news156j.html

---->ENEX2011公式サイトはこちら↓
http://www.low-cf.jp/



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★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
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TLVサイト会員ページで公開しているCADデータ(外観図)、取扱説明書の
更新情報をお知らせ致します。

今月の更新はありません。

※TLVサイト会員ページでは、CADデータ(外観図)・取扱説明書のダウン
ロードができます。会員登録・ご利用は無料です。ログインはこちら↓
https://www.tlv.com/ja/download/login.php


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★ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。

昨年2010年、TLVは創業60周年の年でした。本メールマガジンのヘッダ部分も
「蒸気を見つめて60年」としておりましたがお気付きでしたか?新たな2011年、
「蒸気を通して省エネ・環境を考える」に戻して配信することにいたしました。

2020年に向かうこれからの10年は、蒸気という熱媒体が使われ続けるとしても、
エネルギーの使い方はこれまで私たちが経験したことのないスピードで大きく
変わって行くような気がします。そんな中、これからも「スチームスペシャリ
スト」として皆様に認めていただけるよう努力して参ります。


次号のTLVメールマガジンは、2月22日(火)配信の予定です。お楽しみに♪


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☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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