2012/03/05 Vol.102 | 蒸気のことならテイエルブイ
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TLV蒸気と省エネメールマガジン

2012/03/05 Vol.102

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■■■    TLVメールマガジン  Vol.102
■          ~蒸気を通して省エネ・環境を考える~
■          2012年03月05日  株式会社テイエルブイ  http://www.tlv.com/
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TLVは2月1日から3日まで、ENEX 2012に出展、
さらに、2月15日~17日には、Convertech JAPAN 2012に出展しました。

両イベントとも盛況のうちに終了し、TLVブースにも多くの方々にご来場
いただきました。あらためて、お礼を申し上げます。

今号では、最近お問合せ件数が増加している逆止弁のヒミツに迫ります。

今号もぜひご覧ください。

▼ INDEX ▼
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■□【製品紹介】
取付方向自在、用途多彩な逆止弁!
 ~ 逆止弁CK/CKFシリーズのご紹介 ~

■□【連 載】
もっと知りたい蒸気のお話
 ~ ドレン回収とは ~

★ トピックス
★ 編集後記(2月は逃げる、3月は去る)

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■【製品紹介】取付方向自在、用途多彩な逆止弁!
┃ ~ 逆止弁CK/CKFシリーズのご紹介 ~
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▼ TLVの逆止弁
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TLVでは逆止弁CK/CKFシリーズをラインアップしています。CK/CKFシリーズは、
スイングでもリフトでもない、スプリングディスク式の逆止弁です。
内部部品はステンレス製で本体は黄銅/青銅とステンレスから選択可能です。

1970年の発売以来、さまざまな用途にご使用いただいています。


▼ お客様に伺ったCK/CKFシリーズを選んだ理由
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ご採用いただいているお客様からは次のような声をいただいています。

「上から下への流れにも使える(取付方向を問わない)」

「縦配管、傾斜配管で使用してもシール力が高い」

「最低開弁圧力差が小さい」

「5年間もトラブル無しのため」

「2.1MPaGや3.0MPaGという比較的高い圧力まで使える」

「面間が短い(CKFシリーズ)」

「純水にも使用している」

本稿では特に評価いただいている5つのポイントについて詳しくご紹介します。


1.取付方向自在
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CK/CKFシリーズはスプリングディスク方式を採用しているため、水平配管でも
垂直配管でも取付が可能です。また、垂直配管の場合、上から下の流れでも下
から上の流れでも使用可能です。

その理由は、ばねの力により一次側二次側同圧でも閉弁状態が維持されている
ためで、差圧の小さい領域から、確実に逆流を防止します。


2.各種流体に対応
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CKシリーズは3種類(金属、PTFE、ゴム)、CKFシリーズは2種類(金属、ゴム)
のシート材質を用意しており、さまざまな温度と流体の種類に対応します。


3.優れたシール性と耐久性
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スプリングディスク方式採用により、0.002MPaの微差圧での開閉弁、および
高シール性を実現しています。
また、オールステンレスの機種を揃え、高耐久性も兼ね備えています。


4.コンパクトデザイン
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CKシリーズはねじ込み接続のため突起の少ないスマートな形状です。
配管しても美しく、すっきりとした配管デザインを実現します。

一方CKFシリーズは、配管側に設置されたフランジで挟み込んで接続するため
設置に必要な配管距離が短くて済み、取り付け取り外しも簡単です。


5.各種仕様に対応可能
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標準品としてSUS304系ステンレス鋳鋼を用意しており、SUS316/316L系本体の
製作実績もあります。その他、弁座材質(FPM/EPRなど)、開弁圧(0.001MPa~)
等オプションの範囲も広く、お客様のニーズに幅広く対応いたします。


▼ お客様に伺った使用例
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このようなユニークな特長をもつCK/CKFシリーズは、各種流体の逆流防止
はもちろん、真空破壊等様々な用途に採用いただいています。

いくつかお客様の実例をご紹介いたします。

  ■ 逆流防止
   ・ミキシングバルブの供給元 ・各種エア送気ライン
   ・トラップ出口、複数装置のドレン出口(ドレン回収時)
   ・トラップ出口の立上配管前 ・各種装置の冷却ライン 等

  ■ 真空破壊
   ・各種排水ライン ・反応釜 ・空調 ・ドレン回収管 等

  ■その他
   ・各種タンクの圧力逃し 等


現在ご使用中の逆止弁に満足されていないお客様は、一度TLVの逆止弁を
ご検討されてみてはいかがでしょうか。ぜひご相談ください。

------>>ホームページでは逆止弁の特長を動画を交えて説明しています
http://www.tlv.com/ja/catalog/news26j.html


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┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡) ~ ドレン回収とは ~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第87話━━

TLVホームページ内の「蒸気のお話」には、ドレン回収に関するページがいく
つかあります。今回は省エネ月間の2月ということもあり、一部のページを
アップデートして、ドレン回収の総括的な記事をお届けします。


▼ ドレン回収とは
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蒸気システムにおけるドレン回収とは、蒸気を使用した後に発生するドレンを
回収し、何らかの形で再利用することです。

省エネ効果が特に高いのが、ドレンをボイラー給水として再利用する方法です。
ボイラー側では[水]と[熱]の両方を常に必要としているため、その両方
を備えた回収ドレンの使い道として最適なのです。

ドレン回収と言えば、ボイラーへ返すことをイメージされる方が多いのは、
そのためです。


▼ ドレン回収による熱回収
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
飽和蒸気を熱源として使用する場合、多くは蒸気の[潜熱]のみを利用
します。例えば1.0MPaGの蒸気の場合、蒸気が持つすべての熱エネルギー
(=全熱)のうち、潜熱の割合は約7割にとどまります。

発生したドレンを回収せずにそのまま捨ててしまうことは、蒸気が本来持って
いるエネルギーの、約3割を捨ててしまうことになるのです。


▼ ドレン回収の種類
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ドレン回収には大きく分けて、以下の2つの方式があります。

【オープン回収】
ドレンを大気開放状態で回収する方法です。
比較的低コストでシステム構築できるメリットがある一方、回収できる温度の
上限は100℃となり、熱回収量が少なくなるデメリットがあります。

【クローズド回収】
ドレンを大気へ開放せず、できるだけ圧力を高く保持して回収する方法です。
100℃以上の高温ドレンの回収が可能となり、より大きな熱回収メリットが
期待できます。

一方で、オープン回収に比べてシステムが複雑となるため、イニシャルコスト
は割高になります。

どちらの回収方式を採用するかは、回収可能なドレンの[温度][量]
[回収先までの距離]など、いくつかの要素を考慮しながら、投資採算性と
照らしあわせて、総合的に判断する必要があります。


▼ ドレン回収に適したポンプとは
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そもそも、ドレン自体が持つ圧力で回収できる場合は「自圧回収」と呼び、
ポンプは不要ですが、多くの場合は自圧では回収できず、ポンプを利用するこ
とになります。

ところが、高温で回収することが必要なドレン回収用途は、ポンプにとって
非常に厳しい条件であると言えます。

高い温度でも故障しない“耐高温性”が求められることはもちろん、
うず巻ポンプやタービンポンプにはキャビテーション対策が求められます。

キャビテーションとは、ポンプ内部で気相が発生する現象で、揚液(この場合
はドレン)が高温であるほど発生しやすく、いざ発生するとドレンを送れなく
なります。

一方、原理的にキャビテーションが発生しないタイプのポンプも存在します。
操作気体で圧送するポンプで、メカニカルポンプと呼ばれます。

ただ、メカニカルポンプでは、うず巻ポンプやタービンポンプ程の高揚程が得
られないなどの違いもあり、最適なポンプは仕様や条件によって異なります。


▼ あきらめずに回収の可能性を検討しましょう
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このように、ドレン回収は奥が深く、容易な作業とは言ませんが、廃熱回収
の中でも特に省エネ効果の大きい分野ですので、未回収のドレンがある場合は
積極的に回収の可能性を検討してみましょう。

もちろん、ご相談もお待ちしております。


------>>ホームページでは動画を用いて分かりやすく説明しています
ドレン回収 前編
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0511condensate_1st.html

ドレン回収 後編
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0511condensate_2nd.html


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★ トピックス
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☆ENEX2012のTLVのブースにご来場をいただき、ありがとうございました。
 会場のレポートを掲載しています。
http://www.tlv.com/news/newsj/news2012_02_01.html

☆Convertech JAPAN 2012のTLV/TTSのブースにご来場をいただき、
 ありがとうございました。会場のレポートを掲載しています。
http://www.tlv.com/news/newsj/news2012_02_02.html


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★ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。

早いもので、2月が終わり、3月に入りました。「2月は逃げる」「3月は去る」
なんて言われるように、春を待つばかりのこの季節は、駆け足で過ぎ去ってい
きます。

寒空の下をコートも着ずに、リクルートスーツで足早に街を歩く就活生の姿を
見かけるたびに、心の中でエールを送ることも多い、この季節。

気付いたら、4月だった…。なんてことのないように。私たちも社会人の先輩
として、この時期は春に向けた準備をしっかりとしておきたいものです。

次回の配信時には、もう桜も咲き始めているのでしょうか。
次回のメールマガジンは3月27日の配信予定です。

どうぞお楽しみに♪


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☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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