1. ホーム
  2. メールマガジン
  3. 2012年のTLV蒸気と省エネメールマガジン
  4. 2012/12/18 Vol.112

TLV蒸気と省エネメールマガジン

2012/12/18 Vol.112

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■    TLVメールマガジン  Vol.112
■          ~蒸気を通して省エネ・環境を考える~
■          2012年12月18日  株式会社テイエルブイ  http://www.tlv.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この時期、街はクリスマスムード一色ですが、その前に忘れてならないのが
12月21日の冬至です。

冬至は西洋ではクリスマスの起源となり、東洋では、この日を境に太陽の力
が強まるため、運気が上昇する日と言われているそうです。
南瓜など「ん(運)」がつくものを食べてより強く運を呼び込み、
ゆず湯で温まって元気に冬を越しましょう。

さて、蒸気関連で「ん」のつく物と言えば蒸気使用後に発生する「ドレン」。

装置や配管内にとどまればウォーターハンマーや装置の故障、腐食などの
原因となりますが、回収すれば顕熱という熱エネルギーを持った水資源として
立派に有効利用でき、省エネにも繋がります。

今月の連載記事『蒸気の話』ではドレン回収の入門編として、ドレン回収の
基本を解説します。

同じく省エネを推進するものとして、「工場の見える化」に欠かせないのが
流量計。計測したデータを活用し最善の成果を上げるためにも流量計は使い
やすいタイプがお勧めです。設置・計測が簡単な渦流量計をご紹介します。

▼ INDEX ▼
===================================================================

■□【省エネ製品】
   「工場の見える化」を実現!流量計は使いやすさが肝心です
 ~ 蒸気・空気・水を簡単計測 渦流量計EF73のご案内 ~

■□【連 載】
   もっと知りたい蒸気のお話
 ~ ドレン回収とは ~


★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
★ 編集後記(お湯の効用)

==================================================================


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【省エネ】工場の「見える化」を実現!流量計は使いやすさが肝心です
┃ ~ 蒸気・空気・水を簡単計測 渦流量計EF73のご案内 ~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼ 工場「見える化」の第一歩は蒸気使用量計測から
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
生産現場で最も多く使用されている熱エネルギーは蒸気です。

しかし、水や電気の使用量は比較的しっかり計測できているのに対して、
蒸気の使用量は正確に管理できていない、という現場も多いのではないで
しょうか。

水道メーターや電力メーターのように、事業者へ支払う料金に直結しない
から・・・?
事業者に直接料金を支払うことはなくても、蒸気はタダではありません。

コストを管理し無駄を減らすには、蒸気の使用量を正確に把握して、工場の
状態を知ることが大事であり、それこそが省エネ推進に必須の「工場の見える
化」の第一歩と言えます。

蒸気の使用量を計測するには流量計を設置します。

但し、単に蒸気の流量を測るだけでは、蒸気使用量は減りません。
その計測値を元に改善を図るには、活用できる情報として計測値を入手する
ことが重要です。その活用のポイントとなるのが「使いやすさ」です。


▼ 使いやすさが満載の流量計
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
計測が正確であることは大前提です。加えて、省エネを実現するために流量計
にとって必要なのは、計測値が容易に分かり容易に記録できることではない
でしょうか。

TLVの流量計には、記録をサポートする機能が標準装備されています。


◇ 計測値が見やすい

[表示器内蔵型]・・瞬時流量と積算流量の両方を同時に表時できます。

[表示器分離型]・・ラック上の配管に本体発信器を設置して、表示部だけ
          見やすいところへ設置することが可能です。


◇ 計測値を記録しやすい

アナログ出力とパルス出力の両方を標準装備し同時出力が可能です。

 - 瞬時流量をペンレコーダーで記録できます
 - カウンターで積算流量を表示できます
 - アナログ出力スパンやパルスの重み付けが変更可能で、各種データ
   ロガーやプログラマブルコントローラーへ直接入力可能です


◇ リアルタイムで補正演算

温度センサーを内蔵し、補正演算用プログラムを搭載しているため、飽和蒸気
なら単体でリアルタイムの質量流量補正演算が可能です。


◇ 設定しやすい

内蔵表示器に設定用の各種パラメーターを表示できるため、設定変更や設定
内容確認が容易です。


▼ 設置も簡単です
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
EF73型流量計は渦流量計なので、管工事は配管を切り込んで本体をインライン
に設置するだけ。導圧管等の管工事は不要です。
電源については、外部から12Vから36VのDC電源を供給してください。

表示器内蔵でありながら保護構造はIP67で屋外設置可能、表示器部分は簡単に
設置角度や方向を変更可能など設置も容易です。


工場見える化の要となる流量計には、是非実際に活用できる使いやすいタイプ
をお選びください。


------>>使いやすい渦流量計EF73の詳細はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/catalog/news24j.html


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡) ~ ドレン回収とは ~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第97話━━

▼ ドレンとは
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ドレンとは、気体である蒸気が液体である水に相変化した姿です。熱交換器な
どで蒸気を使用するとドレンが発生します。これは蒸気の持つ熱エネルギーの
うち、「潜熱」と呼ばれるエネルギーが、蒸気から被加熱物に移動した結果で
す。

潜熱とは、水が液体から気体へ相変化する際に外部から受け取ったエネルギー
で、「気化熱」とも呼ばれます。液体から気体へ相変化する際に受け取ったエ
ネルギーですから、これを放出すると蒸気は気体ではなくなり、液体の水へ戻
ります。

例えば1t/hの蒸気が熱交換器などで加熱に使われると、蒸気量と同じ1t/hのド
レンが発生します。しかも、発生したドレンは相変化する前の蒸気と同じ温度
なのです。ドレンは高温の熱水であり、「顕熱」と呼ばれる熱エネルギーを
持っています。

飽和蒸気が潜熱を失えばドレンになるわけですから、装置だけでなく蒸気輸送
配管でも放熱によりドレンは発生します。


▼ ドレン回収とは
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ドレン回収とは、スチームトラップから排出される顕熱を十分に保有している
ドレンをそのまま捨ててしまうのではなく、回収した上で何らかの形で再利用
することです。それにより蒸気の省エネ促進と水資源の節減を図ります。

ドレン回収には、

・そのまま「温水」として機器の洗浄などに利用する方法
・フラッシュ蒸気を取り出して利用する方法
・高温を保ったままボイラーまで戻してきて再びボイラーへ直接給水する方法

など、様々な方法があります。


▼ ドレン回収の効果
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
高温の熱水であるドレンは、上手に再利用すれば大きな省エネルギーに繋げる
ことができます。また、ドレンは水資源としても利用価値があります。

◇ 省エネルギー

ドレンは顕熱を保有しています。
この顕熱の量は元の蒸気が持っていた熱エネルギーの20~30%に相当します。
効果的に回収して再利用すればボイラー燃料を最大30%も低減できる可能性が
あります。

また、高温ドレンをボイラーの給水として再利用すれば、ボイラーの負荷が
軽減され、見かけ上のボイラー効率も向上します。

◇ 水資源の節約

ドレンは蒸気が水に戻ったものですから、工業用水として再利用できます。
理論的には蒸留水=純水ですから、回収輸送中に混入する不純物等を取り除
けばボイラー給水として再利用できますので、ボイラー給水時の水処理費用
の低減にもなります。

◇ 環境保全

ドレン回収によってボイラー燃料使用量を減らすことができれば、その分、
CO2排出量を低減でき、合わせてNOxやSOxの排出量も低減するので大気汚染の
軽減にも繋がります。

また、ドレンを大気に放出すると大量の湯気が発生しますが、これもうまく
回収できれば見映えや環境保全の改善にもなります。

ドレンを回収する際にはスチームトラップの出口がドレン回収管に接続され
るので、副次的な効果としてドレン排出音の軽減が図れます。


------>>ホームページでは画像を用いて分かりやすく説明しています
http://www.tlv.com/ja/steam_story/1212condensate_recovery_1.html


☆今月の蒸気のお話はいかがでしたか?

 参考になった/ならなかった、ここが分かりづらかった、今後こんな内容を
 取り上げて欲しいなど、皆様のご感想をお待ちしております!
http://www.tlv.com/ja/enquete/enquete_form.php?id=S001&ss_topic=90


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

TLVサイト会員ページで公開しているCADデータ(外観図)、取扱説明書の
更新情報をお知らせ致します。

☆取扱説明書(和文・英文)を新規追加しました

 JA3/JAF3/JA5/JAF5/JA7/JA7.2/JA7.5/JA8
 JAH7.2R/JAH7.5R/JAH8R

※TLVサイト会員ページでは、CADデータ(外観図)・取扱説明書のダウン
 ロードができます。会員登録・ご利用は無料です。ログインはこちら↓
https://www.tlv.com/ja/download/login.php


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ 編集後記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最後までお読みいただきありがとうございます。
今号は年末を控え、いつもより少し早い配信となりました。

先月のメールマガジンでご紹介した蒸気式温水器 SteamAquaに、
多くのお問い合わせをいただきありがとうございました。

様々な用途への適用可否、選定のご相談、導入メリットやコスト面など
多様なご質問をいただきました。

SteamAquaは温水を使う用途であれば幅広くご利用いただける製品ですので、
「こんな用途に使えるか?」などのご質問があればお気軽にお尋ねください。
http://www.tlv.com/ja/catalog/news83j.html


そして温水と言えば、冒頭の話題に戻ってゆず湯の話・・・。

ゆず湯には、血行促進、美肌効果、良い香りによるリラックス効果などが
ありますが、冬至のゆず湯には、運気上昇前に強い香りでみそぎをする目的
があるのだとか。

目的は何であれ、寒さの厳しい折、温かいゆず湯は体に効きそうですね!

今年のメールマガジンは、これが最後となります。

今年一年、TLVメールマガジンをご覧いただきありがとうございました。
また来年もどうぞよろしくお願い致します。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆TLVのメールマガジンは『蒸気と省エネ』だけではありません!
『保全と検査メールマガジン』の概要・バックファイル・ご登録はこちら
http://www.tlv.com/ja/mail_magazine/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━