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TLV蒸気と省エネメールマガジン

2013/05/28 Vol.117

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■■■ TLVメールマガジン Vol.117
■   ~ 蒸気を通して省エネ・環境を考える ~
■   2013年5月28日 株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/
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5月からスタートしたクールビズに続き、6月からは「スーパークールビズ」が
始まります。これまで、服装などは男性のスタイルが中心だったともいえる
本取組みですが、今年は女性ならではのクールビズも展開されるとのこと。

「快適」「健康」「美」のもとに、夏向きのヘアメイクなどを提唱し、特設
サイト上に順次情報を公開するそうですので、女性の立場からも注目したいと
思います。

さて、今月のメールマガジンでは、新製品をご紹介します!
オールステンレス製バイパスブロートラップは、スチームトラップとバイパス
バルブの1台2役で工事費削減に貢献。装置のドレン詰まり対策にも最適な
トラップです。

また、蒸気のお話では当メールマガジンとしては珍しく「温水加熱」について
取り上げます。蒸気と比較しての特徴、温水加熱が得意な分野は?など、
蒸気とはまた違った温水に関する説明です。

では、今月のメールマガジンをご覧ください。


▼ INDEX ▼
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■□【新製品】
   装置の温度低下の原因?スチームロッキング(ドレン詰まり)対策
 ~ オールステンレス製バイパスブロートラップ J3S-X-RVのご案内 ~

■□【連 載】
   もっと知りたい蒸気のお話
 ~ 蒸気加熱と温水加熱 ~

■□【出展案内】
   FOOMA JAPAN 2013 国際食品工業展出展のご案内
 ~ 6月11~14日開催!入場無料になる招待状プレゼント中 ~


★ トピックス
★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
★ 編集後記(暑くなってきました)

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■【新製品】装置の温度低下の原因?スチームロッキング(ドレン詰り)対策
┃  ~ オールステンレス製バイパスブロートラップ J3S-X-RVのご案内
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▼ 原因不明の温度低下
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「装置の温度が低下する」
「スチームトラップに異常は無いのにドレンが排出できない」

という原因不明のトラブル。温度が指定通りに上がらないと、製品不良が
出たり、バッチ処理の時間が長引いたり、生産に影響が出て困りますよね。

その原因はスチームロッキング(ドレン詰まり)かもしれません。

スチームロッキングとは、先に流入した蒸気が原因でトラップが閉弁し、
ドレンが詰まる現象です。サイフォン管やバケットなどを使った熱交換器で
よく見られ、対策としては蒸気を逃がすバイパスバルブを設置します。

この「バイパスバルプ」と「スチームトラップ」。
両方を兼ね備えた製品が、新発売のバイパスブロートラップ J3S-X-RVです。

小型軽量の装置用ステンレス製フリーフロート・スチームトラップに、
バイパスブロー機能が付き、

 ◆スチームロッキング対策

 ◆装置立ち上げ時の初期ブロー

 ◆試運転時のブロー用途

といった用途にもこれ1台でOK。
「省スペース」「省コスト」「配管の簡略化」も可能です。


▼ 開度調整ができて最適・省エネ運転可能
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ふたの部分に内蔵している調節弁は開度調整が可能なため、装置の条件に
応じたスチームロッキング対策ができます。

また、ブロー操作をする際にも蒸気流量を最小限に調整できますので、
安定運転に加えて、省エネにも配慮した運転が可能です。


▼ 開度表示プレートがうっかりミスを防止
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開度表示プレート付きなので、開けっ放しや閉めっぱなしのミス防止に
役立ちます。

更に、バルブを操作するハンドルは取り外しが可能なので、操作時以外は
取り外しておけば誤操作を防ぎ、スペースも取りません。


▼ 装置に最適!ドレンは溜めず蒸気は漏らさない
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本体のJ3S-Xの特長をそのまま受け継いでいるため、背圧許容度が高く、
装置のドレン回収に最適。フリーフロートとX-エレメントのコンビネーション
で、ドレンを素早く排出しプロセスの加熱効率を向上します。

フロートの3点支持機構で蒸気も漏らさず、蒸気ロスを極限まで低減。
抜群の省エネ性能でコスト低減に貢献します。


▼ 装置の立ち上がりが早くなる
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装置立ち上げ時に、調節弁を操作しバイパスブローを行えば
スタートアップ時間が短縮できます。


▼ オールステンレス製だから丈夫で長持ち
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本体、内部部品ともにステンレス製で、ドレン回収配管系統のステンレス化
にもマッチします。


▼ こんな場面にご使用ください
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スチームロッキング対策としては、

 - ドレン排出が困難なシリンダードライヤーなど

初期ブローの用途としては、

 - 立ち上げ時に大量のドレンが発生しやすい装置全般、
   暖房・空調等装置、タンクヒーティングなど

試運転時のブロー用途としては、様々な装置・配管に使用できます。

スチームトラップとバイパスバルブの1台2役。
これ1台で装置の温度低下を招くスチームロッキング対策ができる
J3S-X-RVを是非お試しください。


------>>バイパスブロートラップ J3S-X-RVの詳細はこちら↓
http://www.tlv.com/product_v2/newproducts/newproduct.html


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┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡) ~ 蒸気加熱と温水加熱 ~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第101話━━

▼ 加熱源としての蒸気と温水の違い
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蒸気も温水も身近な加熱源(熱媒体)として使われています。
姿は違いますがどちらも“水”です。

では、この2つの熱源をどのように使い分けると良いでしょうか?

水は大気圧では100℃で沸騰してしまうため、100℃以上で液体の水として
使用するためには、系内全体に使用したい温水温度の飽和圧力以上の圧力を
かけ続け、加圧水としなければなりません。

逆に、蒸気は大気圧の飽和温度が100℃なので、減圧弁などで減圧するだけ
では100℃以下の飽和蒸気を作り出すことができず、精密にコントロールする
ためには真空ポンプが必要です。

このことから多くの場合、温水は100℃以下、蒸気は100℃以上で使用されて
います。


▼ 飽和蒸気と温水の伝熱メカニズム
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ここでは、蒸気=飽和蒸気として話を進めます。
加熱源の性能という視点でみた場合、

 - 飽和蒸気の伝熱メカニズムが凝縮伝熱であり、
   凝縮する際に凝縮潜熱という大きな熱量を放出する

 - 蒸気の凝縮は飽和温度のまま一定温度で起こる

という2つの理由により、蒸気の方が温水よりも「熱源温度の均一性」と
「伝熱速度」という重要な要素で優れています。

この特性を活かして、100℃以下の加熱にも飽和蒸気を使えるように工夫した
のが真空蒸気加熱システムです。

これに対して、温水による伝熱メカニズムは顕熱による対流伝熱です。
温水自体の温度が下がることで、相手に対して熱量を与えます。

前述の加熱源としての性能差は、この伝熱メカニズムの違いから来ています。


▼ 温水が得意な分野
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温水加熱の特長は何でしょう。真空蒸気加熱システムの登場で、100℃以下
の領域も蒸気加熱ができるようになった現在、均一性と伝熱速度で蒸気加熱
に劣る温水加熱にメリットは無いのでしょうか?

そんなことはありません。温水加熱には蒸気加熱と異なる特長があります。

発熱反応のように、外部からの加熱中に被加熱物自体が発熱し、熱源以上に
上昇してしまう工程があります。その際上手く熱を除去できないと、場合に
よっては、全体の温度が上がりすぎて工程がダメになってしまいます。

それを防ぐには、熱を上手く除去する、つまり、適切に冷却することが必要
です。このときに威力を発揮するのが温水です。

温水は、冷却源となっても伝熱のメカニズムは対流伝熱であるため、加熱の
際と同じ伝熱効率で冷却できます。

加えて、伝熱部分に対し常に温水を供給し排出する強制対流方式なので、
熱量を外部に移動させることによって冷却することが可能です。


▼ 特長を活かして使い分けを
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一方、蒸気の場合はどうでしょうか。
温度差の逆転により、熱源だった蒸気が冷却源になっていることは温水の場合
と同様で、「被加熱物側から蒸気を温める」ことになります。

蒸気が加熱する際は、熱を失った蒸気が凝縮してドレン化するため新たな蒸気
が流入できますが、蒸気を加熱する場合は凝縮が起こらず、新たな蒸気は流入
できません。更に、出口側ではスチームトラップが蒸気を外に漏らさない
ため、蒸気では熱量を外部に移動させることによる冷却ができないのです。

また、蒸気そのものの熱容量が温水と比べて小さいことも、蒸気が冷却に
適していない理由の一つです。

例えば、体温が36℃の人間にとって、気温30℃は暑く感じますが、湯温30℃の
お風呂はぬるすぎてゆっくり浸かることはできません。同じ温度でも伝熱効率
が違うため、人間の身体から単位時間に奪われる熱量には差があります。

  蒸気加熱: 素早く均一な加熱で、加熱工程に有利

  温水加熱: 加熱・冷却両方の能力を持ち、冷却を伴なう加熱工程に有利

このような違いを踏まえ、2つの熱源を用途に応じて使い分けましょう。

尚、温水を使う以外に、冷却を行う技術として気化冷却技術があります。
これについては、また別の機会にお話しします。


------>>ホームページでは画像を用いて分かりやすく説明しています
http://www.tlv.com/ja/steam_story/1305onsui_kanetu.html


☆今月の蒸気のお話はいかがでしたか?

 参考になった/ならなかった、今後こんな内容を取り上げて欲しいなど、
 皆様のご感想をお待ちしております!
https://www.tlv.com/ja/enquete/enquete_form.php?id=S001&ss_topic=96


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■ FOOMA JAPAN 2013国際食品工業展(2013年6月11日~14日)出展のご案内
□   蒸気のことならTLV ~安全・安心 生産性向上 省エネルギー ~
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食品製造プロセスのあらゆる分野を網羅した、アジア最大級の
「食」の総合トレードショー「FOOMA JAPAN 2013国際食品工業展」
(主催:一般社団法人 日本食品機械工業会)に、TLVは今年も出展します。

今年の主催者テーマは『集う、出会う、食の未来が広がる。』です。

当社ブースでは、

 「蒸気のことならTLV ~安全・安心 生産性向上 省エネルギー ~」

をテーマに、ステンレス製品、蒸気式温水器SteamAqua、真空蒸気加熱・
気化冷却システムVACUUMAIZER、廃熱回収機器といった製品を展示します。

 * 蒸気由来の異物混入を防ぐには?
 * 蒸気設備のトラブルを解消するには?
 * 装置のバッチ時間を短くするには?
 * 蒸気の使用量を削減するには?

など、食品工場で実際に効果を上げている、様々な蒸気の有効活用術を
ご紹介します。

ご来場の際には、是非、当社ブースにお立ち寄りください!
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◆ 会 場:東京ビッグサイト東展示棟[TLVブースNo.6G-07(東6ホール)]
◆ 期 間:2013年6月11日(火)~6月14日(金)
◆ 時 間:10:00~17:00
◆ 入場料:1,000円(税込)   ※招待状持参で無料※
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---->FOOMA JAPAN 2013「TLV展示ブースの詳細」及び
   「招待状」「プレゼンテーションセミナー」のお申し込みはこちら↓
http://www.tlv.com/news/newsj/news2013_05_01.html


また、会場で行われる公式イベント「出展社プレゼンテーションセミナー」
で、2つの講演も行います。皆さまのご参加をお待ちしております。

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◇◇出展社プレゼンテーションセミナー◇◇
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◇ テーマ:「蒸気の活用術!
        綺麗な蒸気・温水で安全・安心・素早い生産の実現」
◇ 日 時:2013年6月12日(水)14:15~15:00
◇ 会 場:B会場(会議棟6階 607)
◇ 聴講料:無料
◇ 定 員:120名
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◇ テーマ:「原単位改善!
        工場内の湯気・排熱をエネルギーとして有効活用」
◇ 日 時:2013年6月13日(木)12:15~13:00
◇ 会 場:A会場(会議棟6階 608)
◇ 聴講料:無料
◇ 定 員:120名
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※ご参加には事前登録または当日申込のいずれかの手続きが必要です。

---->FOOMA JAPAN 2013国際食品工業展 公式サイトはこちら↓
http://www.foomajapan.jp/2013/index.html


---->FOOMA JAPAN 2013「TLV展示ブースの詳細」及び
   「招待状」「プレゼンテーションセミナー」のお申し込みはこちら↓
http://www.tlv.com/news/newsj/news2013_05_01.html


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★ トピックス
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☆6月26日に山口県で蒸気の入門&実践の出張セミナーを開催します。
 (会場:JX日鉱日石エネルギー株式会社 麻里布製油所様)
http://www.tlv.com/ja/seminar/s-s1-r1306marihu.html


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★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
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TLVサイト会員ページで公開しているCADデータ(外観図)、取扱説明書の
更新情報をお知らせ致します。

☆取扱説明書(和文・英文)を修正しました
 JH3S-B/JH5SL-B/JH5SH-B

☆取扱説明書(英文)を修正しました
 COS-3/COS-16/COS-21

※TLVサイト会員ページでは、CADデータ(外観図)・取扱説明書のダウン
 ロードができます。会員登録・ご利用は無料です。ログインはこちら↓
https://www.tlv.com/ja/download/login.php


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★ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。

今年はゴールデンウィーク辺りから暑い日が続きます。
窓を開ければ涼しい風が入ってきますが、それでも気が付けば
室温が30度位になっていたりして、エアコンに手が伸びる日も遠くないと
感じる今日この頃です。

ゴールデンウィークは暑かったとは言っても、それは関東・関西等の話で、
北海道では雪が降る寒さだったとか。
5月1日からクールビズスタートとは言っても、広い日本、その対応も
イロイロですね。

今月のメールマガジンでは、新製品オールステンレス製バイパスブロー
トラップをご紹介しました。いかがでしたか?

TLVでは「こんな製品が欲しい」というご意見もお待ちしております。
「この製品がこうなれば便利なのに」「こんな使い方ができる製品があれば」
など、製品に関するリクエストがありましたらお気軽にお寄せください。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=M099

来月のメールマガジンは6月25日頃配信予定です。
どうぞお楽しみに♪


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☆TLVのメールマガジンは『蒸気と省エネ』だけではありません!
『保全と検査メールマガジン』の概要・バックファイル・ご登録はこちら
http://www.tlv.com/ja/mail_magazine/index.html
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☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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