TLV蒸気と省エネメールマガジン
2015/03/31 Vol.139
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■■■ TLVメールマガジン Vol.139
■ ~ 蒸気を通して省エネ・環境を考える ~
■ 2015年03月31日 株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/
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TLV本社の桜は、いま三分咲きといったところです。
桜が咲き、新入社員の真新しいスーツ姿が見られるようになってくると、
何だかこちらまで清々しいような新鮮な気分になりますね。
TLVが定期開催している蒸気と省エネのセミナー、アライメントセミナーも
新年度のスケジュールが決まりました。
初心者の方から実務担当者、管理者、エンジニアリング担当の方まで年間
2000名が受講。40年以上の実績を持ち、同企業様からの継続参加“リピー
ター”も多いセミナーです。新年度教育計画に是非ご活用ください。
そのほか製品紹介では、30年以上のロングセラー商品をご紹介。
国交省仕様で真空度調整が自在、腐食に強い真空用ドレン回収ポンプです。
連載記事では「コロージョン」をお届けします。
コロージョンとは何か、コロージョンによる影響とその対策に加えて、
コロージョンによる影響を受けやすい配管についてもご説明します。
では、今月のメールマガジンをご覧ください。
▼ INDEX ▼
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■□【保存版】
リピーター多数!2015年度上半期TLVセミナースケジュールのご案内
~ 蒸気セミナー・回転機の芯出しセミナーを千葉・兵庫で定期開催 ~
■□【好評です】
国交省仕様で省エネ性能アップ!厨房・空調設備、低温加熱に
~ 低圧ドレンを回収圧送する真空用ドレン回収ポンプ CP-V ~
↓真空度調整が自在、エゼクター部分がステンレスで腐食に強い!
■□【連 載】
もっと知りたい蒸気のお話
~ コロージョン ~
↓コロージョンとは?蒸気配管への腐食の影響とその対策
★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
★ 編集後記(アメリカノサクラ)
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■【保存版】2015年度上半期TLVセミナースケジュールご案内
┃ ~ 蒸気セミナー・回転機の芯出しセミナーを千葉・兵庫で定期開催 ~
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TLVでは蒸気の省エネや、回転機の芯出しに関するセミナーを定期的に開催
しています。
http://www.tlv.com/ja/seminar/seminar.html
蒸気の省エネに関するセミナーは【スチーム・アカデミー・セミナー】、
回転機の芯出しに関するセミナーは【トレーニング・セミナー】として、
TLV加古川本社会場 (兵庫県加古川市)
TLV東京CESセンター会場 (千葉県市川市)
の2会場で開催しています。
■各コースの内容と2015年上半期スケジュール
◇ スチーム・アカデミー・セミナー【アカデミー・コース】~入門編
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:蒸気の基礎から蒸気の有効利用による省エネ、生産性向上のポイントまで
改善事例をベースに実演を交えながら学べます。
これから蒸気を学びたい方、設備の改善・企画をされている工務・設備・
設計・製造部門のスタッフ・管理者の方など、幅広い方々にお勧めです。
http://www.tlv.com/ja/seminar/s-a1-r.html
▽ スケジュール ※加古川・東京両会場で同日開催です。
2015年 4月14日(火)~15日(水)
5月18日(月)~19日(火)
6月 8日(月)~ 9日(火)
7月13日(月)~14日(火)
9月 7日(月)~ 8日(火)
◇ スチーム・アカデミー・セミナー【エンジニアリング・コース】~設計編
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:最適な蒸気システムや、高効率で安全な蒸気システム構築のための設計
のポイント等が学べます。蒸気配管・ドレン回収配管設計、排熱回収
メリット等、すぐに実務に使える計算手法の実習・演習も行います。
蒸気プラントの基本設計や配管設計、制御システムの構築等を担当される
設計・工務・エンジニアリング部門の方にお勧めです。
(アカデミー・コースに続いての受講がより効果的です)
http://www.tlv.com/ja/seminar/s-a3-r.html
▽ スケジュール ※加古川・東京両会場で同日開催です。
2015年 4月16日(木)
6月10日(水)
◇ トレーニング・セミナー【レーザー式軸芯出し】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:芯出しの基礎知識からレーザー式軸芯出し器を用いた診断・修正方法に
ついて、実習を中心に学べます。
これから芯出しについて学びたい方、レーザー式軸芯出し器の導入検討中
または導入済みの方にお勧めします。
http://www.tlv.com/ja/seminar/s-b2-r.html
▽ スケジュール
2015年 6月11日(木) ※東京CESセンター会場
9月 9日(水) ※加古川本社会場
※各コースとも、お申込み期限は開催日の1週間前です。
期限前であっても定員となり次第申込みを締め切らせていただきますので、
お早めにお申込みください。
TLVホームページ上からは5か月先までのセミナーにお申込みが可能です。
以下URLの[セミナーのスケジュール]から、ご希望のコースと日程を選び
お申込みください。
その他プログラムなど詳細はホームページでご確認ください。
------>>セミナーにはこちらからお申込みください↓
http://www.tlv.com/ja/seminar/seminar.html#schedule
------>>セミナー参加者の声も掲載しています↓
http://www.tlv.com/ja/seminar/s-comment.html
☆セミナーの予習・復習にどうぞ☆
『スチーム・アカデミー・クイズ』はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/kentei/index.html
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■【好評です】国交省仕様で省エネ性能アップ!厨房・空調・低温加熱に
┃ ~ 低圧ドレンを吸引回収する真空用ドレン回収ポンプ CP-V ~
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▼ 真空ポンプは難しい?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
真空ポンプは、空調設備など低圧蒸気を使用する系統のドレン回収用として
古くから使用されています。その一方で、
「選定の方法がわからない」「ドレン回収配管設計が難しそう」
「設備が大がかりになりそう」
「高温ドレンに弱いのでは?」「それほど低圧にできないのでは?」
「小容量しか対応できない?」
「取り扱いが難しい?」「運転管理やメンテナンスが大変そう」
といったように、設計、導入、運用の各段階で真空ポンプは難しいと思う方も
おられるようです。
そのような方にお勧めしたいのが、TLVが30年ほど前から製造販売してきた
ドレン回収用の真空用ポンプです。
2013年にはリニューアルした最新型の真空ポンプ CP-Vシリーズを発売。
CP-Vは『国土交通省 公共建築工事標準仕様書』に適合し、
水エゼクター方式のためシンプルで故障しにくく、
設計通りの性能が出るので安心して使えると現場でも好評です。
CP-Vには、30年以上のロングセラーを支える性能と使いやすさ、
アフターフォローが継承され、加えて省エネルギーやランニングコスト
低減のための改良が施されています。
▼ 真空ポンプの主な用途
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
真空ポンプCP-Vは以下のような、スチームトラップから排出されるドレンの
圧力が低いため、自圧で回収できずその場で放流することもできない用途に
適しています。
◇ 厨房機器を使用する事業所
:給食センター、セントラルキッチン
◇ 低温加熱工程がある事業所
:食品工場、飲料工場、製薬製剤工場、フイルム工場
◇ 蒸気熱源の空調設備がある事業所
:病院(病棟、厚生棟)、ビル(庁舎、大学、研究機関)
自衛隊(隊舎、庁舎、厚生棟)、刑事施設(寮舎 工場棟 管理棟)
地域冷暖房エリア(ホテル、オフィスビル)、競技場
また、やや特殊な例になりますが、発電用蒸気タービンの排気管ドレンを
排出させる用途にも多数採用されています。
▼ 国交省仕様&水エゼクター方式 CP-Vの特長
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
CP-Vは『国土交通省 公共建築工事標準仕様書』に適合しているため、
各種公共工事の設計に反映させやすく、設計担当の方の負担を軽減できる
など、以下の特長を持っています。
- 『国土交通省 公共建築工事標準仕様書』に適合
- 揚程、処理ドレン量、バックアップポンプの有無などの条件に応じた
全12機種をラインアップ
- 機器からのドレン排除はもちろん、回収したドレンのホットウェルタンク
やボイラー給水タンクへの圧送も可能
- 真空発生とドレン圧送を1台のポンプで行うため電力消費量が少ない
- タンク水位制御がフロート式スイッチだから信頼性・耐久性が高い
真空を発生させる心臓部は、TLVが得意とする水エゼクター方式です。
初代モデルから30年以上の実績を持つこの方式には、以下の特長があります。
- タンク水温コントロール機能を持つため、発生真空度を任意に変更可能
- タンク水温相当の飽和圧力まで低い真空度を発生可能
- タンク水温コントロール機能を持つため万が一高温ドレン(高温還水)
やスチームトラップ故障による漏れ蒸気が流入しても安定運転が可能
- エゼクター部分がステンレス製だから、腐食しにくく耐久性が高い
- 真空になるのはエゼクター本体のみで、タンクは大気解放、
循環ループ配管部は加圧部分でありメンテナンスが容易
- エゼクター効率を更に高めたことにより、ポンプ電動機容量を小型化し
省エネルギーを実現
最小電動機容量 0.4kW(揚程14m、処理ドレン量1.1m3/h)から
最大電動機容量 3.7kW(揚程20m、処理ドレン量10m3/h)まで、
全12機種の中から条件に合う真空ポンプを選べます。
選定にあたってはTLVまでお気軽にご相談ください。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=H081
------>>真空用ドレン回収ポンプ CP-Vの詳細はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/catalog/cp-v.html
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┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡) ~ コロージョン ~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第119話━━
▼ コロージョンは腐食
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エロージョンが機械的な浸食であるのに対して、
http://www.tlv.com/ja/steam_story/1006erosion.html
コロージョンは腐食です。
http://www.tlv.com/ja/steam_story/1007corrosion.html
腐食の代表的なものに、「錆び」があります。鉄錆びは鉄の表面が酸化物と
なり、表面で成長したり内部へ進行したりしたものです。
◇ 錆びにくい金属
金や白金はそれ自体が酸化還元反応を起こしにくい性質を持っていますが、
多くの「錆びにくい金属」は異なるメカニズムで耐食性を獲得しています。
その代表的な例が、安定な酸化物等で表面が保護されているもので、見た目
には「錆びにくい金属」と映ります。このような、表面に安定な保護皮膜を
形成する身近な材料にステンレスがあります。
◇ 錆びやすい金属
対照的に、不安定な腐食生成物で覆われている場合、もろい腐食生成物は表面
から剥がれたり、水溶性の腐食生成物は流れたりするため、結果として不安定
な金属表面が常に剥きだしとなります。そして、新たな面が腐食しては脱落
する、を繰り返して減肉が進行していくのです。
金属の腐食は、金属材料と環境との境界面で起こる何らかの酸化還元反応に
よって、表面の一部がイオンとなり、配管やバルブを構成している金属材料
から離脱していくこと、と言えます。
▼ 蒸気系配管におけるコロージョン
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
蒸気系配管は蒸気輸送配管とドレン回収配管に大別できますが、ドレン回収
配管の方がコロージョンは起こりやすいと言えます。というのも、液体の水
と空気(酸素)と鉄(鋼管)という条件が揃うからです。
それに比べて蒸気配管は、基本的に空気が無く液体の水が少ないため、腐食
の条件が揃っているとは言えません。腐食が促進される環境ではないので、ド
レン回収配管に比べるとコロージョンの進行は穏やかなことが多いでしょう。
また、ドレン回収配管でもクローズド回収をしている場合などは、ドレン回収
配管圧力が大気圧よりも高いため、使用中に空気が混入してくることはなく、
コロージョンは進行しにくいと言えます。
▼ 配管のコロージョン対策
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
前述のような理由で、しばしばドレン回収管のステンレス化が行われます。
もちろん配管自体を長持ちさせる目的がありますが、配管がコロージョンを
受けにくいと言うことは、回収ドレン水質の維持にも好影響があります。
配管がコロージョンを受けると、回収ドレン中の鉄イオン濃度が増えたり、
腐食生成物によるエロージョンが起きたりすることがあるからです。
なお、鋼管の一種であるSGP管には亜鉛めっきが施された通称「白ガス管」が
ありますが、めっき層がはがれたり溶出したりしやすく、それが他の機器に
悪影響を及ぼすこともあるので、蒸気配管系には避けるべきです。
基本的に腐食条件が揃ってしまうドレン回収配管では、pHなど水質を確認し、
復水処理剤などをうまく活用して配管を保護するとともに、計画的な配管や
バルブの交換も必要でしょう。
▼ 銅管のスチームトラップは詰まりやすい?
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コロージョンによる影響といえば、銅管の場合も注意が必要です。
銅は水と酸素のある雰囲気でも鉄とは腐食の仕方が異なるため、鉄管ほど減肉
を気にかける必要はありません。
それよりも、腐食化合物として溶出した銅が下流のバルブやスチームトラップ
に流れ、詰まり等の原因となることに気を付けなければいけません。
個々の箇所にとっては管の損傷に至るほどの腐食ではなくても、腐食生成物は
ドレンによってスチームトラップ内へと運ばれ、次々に堆積していきます。
もちろん鉄管でも腐食生成物によるトラップの詰まりは起こりますが、
大部分はストレーナーのスクリーンでブロックされます。従って、適切な
タイミングでスクリーンを清掃すれば、トラップ自体の詰まりは防げます。
銅管が厄介なのは、トラップを詰まらせる原因になる物質が一時的にドレン
に溶解するなどして、ストレーナーのスクリーンを通り抜けてしまう場合が
あることです。こうなるとスクリーンの清掃は効果がありません。
ドレンが放出される際、圧力が低いトラップの二次側では排出されたドレン
が再蒸発(フラッシュ)しますが、化合物は蒸発できないため析出した銅が
トラップの弁座付近にとどまって詰まりの原因となります。
▼ 銅管のコロージョン対策
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銅管のバルブやスチームトラップの詰まりを避ける対策としては、ステン
レス配管にするという方法が一番簡単です。しかし、トレース用途の細い
配管などステンレス化しにくいケースもあります。
その場合は、詰まったバルブやトラップをその都度分解清掃することになり
ますが、現在は清掃機能(詰まり解消機能)のついたスチームトラップなども
あり、「分解清掃の手間が省ける」と銅管トレースに多く利用されています。
※詰まり解消機能のついたスチームトラップの詳細はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/catalog/news42j.html
------>>コロージョンについては、以下で図解しています↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/1007corrosion.html
☆今月の蒸気のお話はいかがでしたか?
参考になった/ならなかった、今後こんな内容を取り上げて欲しいなど、
皆様のご感想をお待ちしております!
https://www.tlv.com/ja/enquete/enquete_form.php?id=S001&ss_topic=71
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★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
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TLVサイト会員ページで公開しているCADデータ(外観図)、取扱説明書の
更新情報をお知らせ致します。
☆取扱説明書(英文)を新規公開しました
MBS33M
☆取扱説明書(和文)を修正しました
SQ2/4/6
※TLVサイト会員ページでは、CADデータ(外観図)・取扱説明書のダウン
ロードができます。会員登録・ご利用は無料です。ログインはこちら↓
https://www.tlv.com/ja/download/login.php
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★ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。
今年は3月も寒い日が続きましたね。
TLV本社のある兵庫県加古川市では、3月になってからも雪のちらつく日があり
春はまだ遠い、といった風情でしたが、冒頭でもお伝えしたように
ようやく桜が三分咲きになりました。
編集部にはアメリカ人スタッフがいますが、彼も母国にいた時には春になると
公園で桜を見たそうです。
アメリカの桜はソメイヨシノを品種改良したもので、ソメイヨシノよりも
花が大きい『曙』と呼ばれる品種です。
彼は、アメリカではいわゆる花見をしたことがなく、近々本社で
開催される、毎年恒例の観桜会を心待ちにしているとのこと。
是非、観桜会で花見酒の醍醐味を味わってほしいと思います。
来月のメールマガジンは、いつもよりも少し早い4月21日頃配信の予定です。
どうぞお楽しみに。
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☆TLVのメールマガジンは『蒸気と省エネ』だけではありません!
『保全と検査メールマガジン』の概要・バックファイル・ご登録はこちら
http://www.tlv.com/ja/mail_magazine/index.html
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■■■ TLVメールマガジン Vol.139
■ ~ 蒸気を通して省エネ・環境を考える ~
■ 2015年03月31日 株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/
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TLV本社の桜は、いま三分咲きといったところです。
桜が咲き、新入社員の真新しいスーツ姿が見られるようになってくると、
何だかこちらまで清々しいような新鮮な気分になりますね。
TLVが定期開催している蒸気と省エネのセミナー、アライメントセミナーも
新年度のスケジュールが決まりました。
初心者の方から実務担当者、管理者、エンジニアリング担当の方まで年間
2000名が受講。40年以上の実績を持ち、同企業様からの継続参加“リピー
ター”も多いセミナーです。新年度教育計画に是非ご活用ください。
そのほか製品紹介では、30年以上のロングセラー商品をご紹介。
国交省仕様で真空度調整が自在、腐食に強い真空用ドレン回収ポンプです。
連載記事では「コロージョン」をお届けします。
コロージョンとは何か、コロージョンによる影響とその対策に加えて、
コロージョンによる影響を受けやすい配管についてもご説明します。
では、今月のメールマガジンをご覧ください。
▼ INDEX ▼
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■□【保存版】
リピーター多数!2015年度上半期TLVセミナースケジュールのご案内
~ 蒸気セミナー・回転機の芯出しセミナーを千葉・兵庫で定期開催 ~
■□【好評です】
国交省仕様で省エネ性能アップ!厨房・空調設備、低温加熱に
~ 低圧ドレンを回収圧送する真空用ドレン回収ポンプ CP-V ~
↓真空度調整が自在、エゼクター部分がステンレスで腐食に強い!
■□【連 載】
もっと知りたい蒸気のお話
~ コロージョン ~
↓コロージョンとは?蒸気配管への腐食の影響とその対策
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★ 編集後記(アメリカノサクラ)
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■【保存版】2015年度上半期TLVセミナースケジュールご案内
┃ ~ 蒸気セミナー・回転機の芯出しセミナーを千葉・兵庫で定期開催 ~
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TLVでは蒸気の省エネや、回転機の芯出しに関するセミナーを定期的に開催
しています。
http://www.tlv.com/ja/seminar/seminar.html
蒸気の省エネに関するセミナーは【スチーム・アカデミー・セミナー】、
回転機の芯出しに関するセミナーは【トレーニング・セミナー】として、
TLV加古川本社会場 (兵庫県加古川市)
TLV東京CESセンター会場 (千葉県市川市)
の2会場で開催しています。
■各コースの内容と2015年上半期スケジュール
◇ スチーム・アカデミー・セミナー【アカデミー・コース】~入門編
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:蒸気の基礎から蒸気の有効利用による省エネ、生産性向上のポイントまで
改善事例をベースに実演を交えながら学べます。
これから蒸気を学びたい方、設備の改善・企画をされている工務・設備・
設計・製造部門のスタッフ・管理者の方など、幅広い方々にお勧めです。
http://www.tlv.com/ja/seminar/s-a1-r.html
▽ スケジュール ※加古川・東京両会場で同日開催です。
2015年 4月14日(火)~15日(水)
5月18日(月)~19日(火)
6月 8日(月)~ 9日(火)
7月13日(月)~14日(火)
9月 7日(月)~ 8日(火)
◇ スチーム・アカデミー・セミナー【エンジニアリング・コース】~設計編
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:最適な蒸気システムや、高効率で安全な蒸気システム構築のための設計
のポイント等が学べます。蒸気配管・ドレン回収配管設計、排熱回収
メリット等、すぐに実務に使える計算手法の実習・演習も行います。
蒸気プラントの基本設計や配管設計、制御システムの構築等を担当される
設計・工務・エンジニアリング部門の方にお勧めです。
(アカデミー・コースに続いての受講がより効果的です)
http://www.tlv.com/ja/seminar/s-a3-r.html
▽ スケジュール ※加古川・東京両会場で同日開催です。
2015年 4月16日(木)
6月10日(水)
◇ トレーニング・セミナー【レーザー式軸芯出し】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:芯出しの基礎知識からレーザー式軸芯出し器を用いた診断・修正方法に
ついて、実習を中心に学べます。
これから芯出しについて学びたい方、レーザー式軸芯出し器の導入検討中
または導入済みの方にお勧めします。
http://www.tlv.com/ja/seminar/s-b2-r.html
▽ スケジュール
2015年 6月11日(木) ※東京CESセンター会場
9月 9日(水) ※加古川本社会場
※各コースとも、お申込み期限は開催日の1週間前です。
期限前であっても定員となり次第申込みを締め切らせていただきますので、
お早めにお申込みください。
TLVホームページ上からは5か月先までのセミナーにお申込みが可能です。
以下URLの[セミナーのスケジュール]から、ご希望のコースと日程を選び
お申込みください。
その他プログラムなど詳細はホームページでご確認ください。
------>>セミナーにはこちらからお申込みください↓
http://www.tlv.com/ja/seminar/seminar.html#schedule
------>>セミナー参加者の声も掲載しています↓
http://www.tlv.com/ja/seminar/s-comment.html
☆セミナーの予習・復習にどうぞ☆
『スチーム・アカデミー・クイズ』はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/kentei/index.html
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■【好評です】国交省仕様で省エネ性能アップ!厨房・空調・低温加熱に
┃ ~ 低圧ドレンを吸引回収する真空用ドレン回収ポンプ CP-V ~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ 真空ポンプは難しい?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
真空ポンプは、空調設備など低圧蒸気を使用する系統のドレン回収用として
古くから使用されています。その一方で、
「選定の方法がわからない」「ドレン回収配管設計が難しそう」
「設備が大がかりになりそう」
「高温ドレンに弱いのでは?」「それほど低圧にできないのでは?」
「小容量しか対応できない?」
「取り扱いが難しい?」「運転管理やメンテナンスが大変そう」
といったように、設計、導入、運用の各段階で真空ポンプは難しいと思う方も
おられるようです。
そのような方にお勧めしたいのが、TLVが30年ほど前から製造販売してきた
ドレン回収用の真空用ポンプです。
2013年にはリニューアルした最新型の真空ポンプ CP-Vシリーズを発売。
CP-Vは『国土交通省 公共建築工事標準仕様書』に適合し、
水エゼクター方式のためシンプルで故障しにくく、
設計通りの性能が出るので安心して使えると現場でも好評です。
CP-Vには、30年以上のロングセラーを支える性能と使いやすさ、
アフターフォローが継承され、加えて省エネルギーやランニングコスト
低減のための改良が施されています。
▼ 真空ポンプの主な用途
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
真空ポンプCP-Vは以下のような、スチームトラップから排出されるドレンの
圧力が低いため、自圧で回収できずその場で放流することもできない用途に
適しています。
◇ 厨房機器を使用する事業所
:給食センター、セントラルキッチン
◇ 低温加熱工程がある事業所
:食品工場、飲料工場、製薬製剤工場、フイルム工場
◇ 蒸気熱源の空調設備がある事業所
:病院(病棟、厚生棟)、ビル(庁舎、大学、研究機関)
自衛隊(隊舎、庁舎、厚生棟)、刑事施設(寮舎 工場棟 管理棟)
地域冷暖房エリア(ホテル、オフィスビル)、競技場
また、やや特殊な例になりますが、発電用蒸気タービンの排気管ドレンを
排出させる用途にも多数採用されています。
▼ 国交省仕様&水エゼクター方式 CP-Vの特長
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CP-Vは『国土交通省 公共建築工事標準仕様書』に適合しているため、
各種公共工事の設計に反映させやすく、設計担当の方の負担を軽減できる
など、以下の特長を持っています。
- 『国土交通省 公共建築工事標準仕様書』に適合
- 揚程、処理ドレン量、バックアップポンプの有無などの条件に応じた
全12機種をラインアップ
- 機器からのドレン排除はもちろん、回収したドレンのホットウェルタンク
やボイラー給水タンクへの圧送も可能
- 真空発生とドレン圧送を1台のポンプで行うため電力消費量が少ない
- タンク水位制御がフロート式スイッチだから信頼性・耐久性が高い
真空を発生させる心臓部は、TLVが得意とする水エゼクター方式です。
初代モデルから30年以上の実績を持つこの方式には、以下の特長があります。
- タンク水温コントロール機能を持つため、発生真空度を任意に変更可能
- タンク水温相当の飽和圧力まで低い真空度を発生可能
- タンク水温コントロール機能を持つため万が一高温ドレン(高温還水)
やスチームトラップ故障による漏れ蒸気が流入しても安定運転が可能
- エゼクター部分がステンレス製だから、腐食しにくく耐久性が高い
- 真空になるのはエゼクター本体のみで、タンクは大気解放、
循環ループ配管部は加圧部分でありメンテナンスが容易
- エゼクター効率を更に高めたことにより、ポンプ電動機容量を小型化し
省エネルギーを実現
最小電動機容量 0.4kW(揚程14m、処理ドレン量1.1m3/h)から
最大電動機容量 3.7kW(揚程20m、処理ドレン量10m3/h)まで、
全12機種の中から条件に合う真空ポンプを選べます。
選定にあたってはTLVまでお気軽にご相談ください。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=H081
------>>真空用ドレン回収ポンプ CP-Vの詳細はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/catalog/cp-v.html
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┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡) ~ コロージョン ~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第119話━━
▼ コロージョンは腐食
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エロージョンが機械的な浸食であるのに対して、
http://www.tlv.com/ja/steam_story/1006erosion.html
コロージョンは腐食です。
http://www.tlv.com/ja/steam_story/1007corrosion.html
腐食の代表的なものに、「錆び」があります。鉄錆びは鉄の表面が酸化物と
なり、表面で成長したり内部へ進行したりしたものです。
◇ 錆びにくい金属
金や白金はそれ自体が酸化還元反応を起こしにくい性質を持っていますが、
多くの「錆びにくい金属」は異なるメカニズムで耐食性を獲得しています。
その代表的な例が、安定な酸化物等で表面が保護されているもので、見た目
には「錆びにくい金属」と映ります。このような、表面に安定な保護皮膜を
形成する身近な材料にステンレスがあります。
◇ 錆びやすい金属
対照的に、不安定な腐食生成物で覆われている場合、もろい腐食生成物は表面
から剥がれたり、水溶性の腐食生成物は流れたりするため、結果として不安定
な金属表面が常に剥きだしとなります。そして、新たな面が腐食しては脱落
する、を繰り返して減肉が進行していくのです。
金属の腐食は、金属材料と環境との境界面で起こる何らかの酸化還元反応に
よって、表面の一部がイオンとなり、配管やバルブを構成している金属材料
から離脱していくこと、と言えます。
▼ 蒸気系配管におけるコロージョン
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蒸気系配管は蒸気輸送配管とドレン回収配管に大別できますが、ドレン回収
配管の方がコロージョンは起こりやすいと言えます。というのも、液体の水
と空気(酸素)と鉄(鋼管)という条件が揃うからです。
それに比べて蒸気配管は、基本的に空気が無く液体の水が少ないため、腐食
の条件が揃っているとは言えません。腐食が促進される環境ではないので、ド
レン回収配管に比べるとコロージョンの進行は穏やかなことが多いでしょう。
また、ドレン回収配管でもクローズド回収をしている場合などは、ドレン回収
配管圧力が大気圧よりも高いため、使用中に空気が混入してくることはなく、
コロージョンは進行しにくいと言えます。
▼ 配管のコロージョン対策
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前述のような理由で、しばしばドレン回収管のステンレス化が行われます。
もちろん配管自体を長持ちさせる目的がありますが、配管がコロージョンを
受けにくいと言うことは、回収ドレン水質の維持にも好影響があります。
配管がコロージョンを受けると、回収ドレン中の鉄イオン濃度が増えたり、
腐食生成物によるエロージョンが起きたりすることがあるからです。
なお、鋼管の一種であるSGP管には亜鉛めっきが施された通称「白ガス管」が
ありますが、めっき層がはがれたり溶出したりしやすく、それが他の機器に
悪影響を及ぼすこともあるので、蒸気配管系には避けるべきです。
基本的に腐食条件が揃ってしまうドレン回収配管では、pHなど水質を確認し、
復水処理剤などをうまく活用して配管を保護するとともに、計画的な配管や
バルブの交換も必要でしょう。
▼ 銅管のスチームトラップは詰まりやすい?
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コロージョンによる影響といえば、銅管の場合も注意が必要です。
銅は水と酸素のある雰囲気でも鉄とは腐食の仕方が異なるため、鉄管ほど減肉
を気にかける必要はありません。
それよりも、腐食化合物として溶出した銅が下流のバルブやスチームトラップ
に流れ、詰まり等の原因となることに気を付けなければいけません。
個々の箇所にとっては管の損傷に至るほどの腐食ではなくても、腐食生成物は
ドレンによってスチームトラップ内へと運ばれ、次々に堆積していきます。
もちろん鉄管でも腐食生成物によるトラップの詰まりは起こりますが、
大部分はストレーナーのスクリーンでブロックされます。従って、適切な
タイミングでスクリーンを清掃すれば、トラップ自体の詰まりは防げます。
銅管が厄介なのは、トラップを詰まらせる原因になる物質が一時的にドレン
に溶解するなどして、ストレーナーのスクリーンを通り抜けてしまう場合が
あることです。こうなるとスクリーンの清掃は効果がありません。
ドレンが放出される際、圧力が低いトラップの二次側では排出されたドレン
が再蒸発(フラッシュ)しますが、化合物は蒸発できないため析出した銅が
トラップの弁座付近にとどまって詰まりの原因となります。
▼ 銅管のコロージョン対策
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銅管のバルブやスチームトラップの詰まりを避ける対策としては、ステン
レス配管にするという方法が一番簡単です。しかし、トレース用途の細い
配管などステンレス化しにくいケースもあります。
その場合は、詰まったバルブやトラップをその都度分解清掃することになり
ますが、現在は清掃機能(詰まり解消機能)のついたスチームトラップなども
あり、「分解清掃の手間が省ける」と銅管トレースに多く利用されています。
※詰まり解消機能のついたスチームトラップの詳細はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/catalog/news42j.html
------>>コロージョンについては、以下で図解しています↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/1007corrosion.html
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★ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。
今年は3月も寒い日が続きましたね。
TLV本社のある兵庫県加古川市では、3月になってからも雪のちらつく日があり
春はまだ遠い、といった風情でしたが、冒頭でもお伝えしたように
ようやく桜が三分咲きになりました。
編集部にはアメリカ人スタッフがいますが、彼も母国にいた時には春になると
公園で桜を見たそうです。
アメリカの桜はソメイヨシノを品種改良したもので、ソメイヨシノよりも
花が大きい『曙』と呼ばれる品種です。
彼は、アメリカではいわゆる花見をしたことがなく、近々本社で
開催される、毎年恒例の観桜会を心待ちにしているとのこと。
是非、観桜会で花見酒の醍醐味を味わってほしいと思います。
来月のメールマガジンは、いつもよりも少し早い4月21日頃配信の予定です。
どうぞお楽しみに。
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