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TLV蒸気と省エネメールマガジン

2015/10/14 号外

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□■□ 【号外】TLVメールマガジン
■ ~ 蒸気のことならTLV ~
□    2015年10月14日 株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/ 
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今号ではTLVメールマガジンの号外として、造船工場様におけるレーザーを
使った芯出し、平面度測定の例をご紹介します。

芯出し作業や平面度修正は重要な作業であり、高度な技術が必要です。
また、従来のダイヤルゲージを使った芯出しや、Yレベルを使った平面度測定
では、ポンプやブロアの芯ずれ状態や平面状態を把握するための計測自体に
高度な技術や職人技が求められます。

熟練技術者の減少、計測作業者による作業時間や質の差が問題となる中、
その解決策として、いまレーザー式計測器の導入が進んでいます。

操作が容易で精度が高いレーザー式計測器の使用により、工期短縮、
精度向上、再現性向上、作業可能者の増加を一挙に実現!
それ以外にも造船工場ならではの次のようなメリットがあります。


■メリット1: 客観性の高い報告書を簡単に作成

レーザー平坦度(平面度)計測器や、
http://www.tlv.com/ja/catalog/levalign_expert.html
レーザー式軸芯出し器は、
http://www.tlv.com/ja/catalog/news23j.html

コンピューターを用いて測定し結果を表示。簡単に記録・出力もできます。

紙に出力し、客観性の高い作業結果報告書としてオーナー様に提出すれば
オーナー様の安心に繋がり、万が一機器トラブルが発生した際も原因究明
しやすくなります。

■メリット2: ホットアライメントにも対応

船内に搭載、設置される機器は、陸用機器と比べて狭い空間に置かれることが
多く、周囲の温度自体が高温になることが少なくありません。

温度が上昇すれば機器を構成する各部は膨張し、冷間時に芯出し等を行っても
ずれてしまうリスクがあります。レーザー式軸芯出し器なら、冷間時の作業
でも運転状態での変形分を織り込んだ目標値に合わせることが可能です。
http://www.tts-inspection.com/ja/maintenance/0805maintenance_9j.html


以下では、造船工場様で特に多く導入されている、レーザー平坦度(平面度)
計測器とレーザー式軸芯出し器の使用例をご紹介します。


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■【使用例】機器の据え付けはもちろんフランジ面や合わせ面の面出しも
□  ~ レーザー平坦度(平面度)測定器 ~
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レバラインは、レーザーの直進性を利用し回転ヘッドと組み合わせることで
面の平坦度(平面度)とレベルをスピーディーかつ高精度に測定できる計測器
です。

レバラインウルトラは半径20m、
http://www.tlv.com/ja/catalog/levalign.html
レバラインエキスパートは半径100mの範囲の平面を一度に自動計測できます。
http://www.tlv.com/ja/catalog/levalign_expert.html

造船工場様では以下のような用途で活用されています。


▼ ポッド推進器(アジマススラスター)取り付けフランジ
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タグボートなどの作業船だけでなく、近年は大形フェリーやクルーズ船への
採用が拡がりつつあるポッド推進器(アジマススラスター)の取り付けフラン
ジ面管理にも、スピーディーで精度の高いレバラインが活用されています。

主機関から出力を伝達する駆動軸と結合されているZドライブ方式だけでなく、
主機関から独立している電気推進方式でもフランジ面管理は重要です。
水中で360度向きを変えて使用されるポッドはフランジ面の精度が高いかどう
かで船舶の姿勢制御に大きな影響が出てしまいます。


▼ デッキクレーンポストフランジ
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船舶の甲板上に設置されるデッキクレーンは、高さのある非常に大きな装置で
すが、数センチの精度で行われる精密な荷役作業を確実に遂行するためには、
クレーン自体が精度よく据え付けられていなければなりません。

また、ポスト上の高所に操縦室が位置し、重量物を吊り上げるという性質上、
安全面からも据え付け精度が重要です。

レーザー平坦度(平面度)測定器は建造時の据え付け、点検・検査の際に
使用されています。レーザー発信器のオートレベル機能は無効にできるため、
乾ドックだけでなく、船体が揺れる浮きドックや洋上でも使用可能です。

尚、類似の構造を持つ風力発電設備では、レーザー平坦度測定器を使用した
タワーフランジの平面出しを数多く行ってきた実績があります。これらの
ノウハウをクレーンポストのフランジ部に活用できることも強みです。


▼ 設備や機器の基礎
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推進力を生み出す主機関や減速機、発電機関や発電機などの主要機器をはじ
め、揚錨機や係船機など各種のウインチ、ボイラーなど大形で重量のある機
器、各種ポンプ等小形の補機を据え付ける際の基礎平坦度を測定するために
も活用されています。


▼ 半割マシンケーシングの合わせ面
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タービンケーシングやクランクケースなどの大形ケースは、上下半割構造と
なっているものが数多くあります。

内部に蒸気圧がかかったり潤滑油で満たされたりする機器では、合わせ面の
精度が低いと漏れに繋がります。

従来方法では当たり具合まではわかっても、変形量や変形範囲の分布を定量的
に把握することができませんでした。しかし、レーザー平坦度測定器を使えば
それらが数値で把握でき、的確に修正作業を行えるようになります。


------>> レーザー平坦度(平面度)測定器レバラインの詳細はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/catalog/levalign_expert.html


※技術的なご質問、ご相談は以下からお気軽にお寄せください↓
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=H081


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□【使用例】ポンプやブロアから主機関駆動軸の芯出しまで
■  ~ レーザー式軸芯出し器 ~
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レーザー式軸芯出し器 ロータラインウルトラiSは、回転機などの軸芯出しを
レーザーを使って行います。
http://www.tlv.com/ja/catalog/news23j.html

可視レーザー光線の直進性、1/1000mmの分解能を持つ位置検出器で、ダイヤル
ゲージのような「ダレ」による誤差無しに正確に測定。コンピューターが自動
で芯出し量・修正量を計算し、短時間で高精度な芯出しが可能です。

造船工場様では以下のような用途で活用されています。


▼ ポンプやブロアの芯出し
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燃料ポンプ、オイルポンプ、海水ポンプ、造水機ポンプなど船内には様々な
用途、大きさのポンプが設置されています。
過給器、通風ブロア、補助ブロアなどのファンやブロアも船内には多数設置
されています。これらの機器にレーザー式軸芯出し器が使用できます。

新船建造時の艤装、修繕時の設備更新、分解整備などいずれも工事期間は限
られており、短時間で数多くの軸芯出しを正確に実施しなければなりません。

レーザー式軸芯出し器はレーザー発信器、受信器と専用コンピューターが
Bluetoothによる無線接続でケーブル不要。専用コンピューターは小型化され
操作画面はバックライト付きカラー液晶で日本語表示可能。
機関室の暗く狭いスペースでも使いやすい工夫がされています。

また、多彩な計測モードを備えているため、隔壁で分けられた別々の区画に
原動機とポンプが設置され中間軸で繋がっている装置でも、短時間で芯出し
ができます。


▼ 駆動系統や操舵系統の芯出し
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主機関や減速機からプロペラへ動力を伝達する、駆動軸・プロペラシャフト
の芯出しにももちろん使用可能です。

プロペラシャフトのような長さのある軸では、たわみの問題もあり従来の
ダイヤルゲージによる計測では非常に効率が悪いのですが、レーザーを
用いた計測ではこの問題も解決できます。

ホームページ上では長い駆動軸が使用されている機器の芯出し事例として、
冷却塔の実績をご紹介しています。
http://www.tts-inspection.com/ja/maintenance/0803maintenance_8j.html

船尾管・スタンチューブやブラケット、舵軸受シール・舵スタン(ラダース
タン)など、軸芯ではなく管や穴(ボア)の中心出しにもレーザーを活用する
ことができます。これらに適したシステムもご提案させていただきますので
是非ご相談ください。


------>> レーザー式軸芯出し器の詳細はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/catalog/news23j.html


※各種計測に関するご質問、ご相談は以下からお気軽にお寄せください↓
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=H081