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TLV蒸気と省エネメールマガジン

2016/06/28 Vol.154

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■■■ TLVメールマガジン Vol.154
■   ~ 蒸気を通して省エネ・環境を考える ~
■   2016年06月28日 株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/
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今月は、蒸気式温水器の屋外仕様発売のご案内と、
実際に蒸気式温水器を導入し、商品の仕込みや容器・器具の洗浄に
使用されている食品工場様の事例をお届けします。

そのお客様は従来、高温水をタンクにためて使用していたため、暑さや湿気で
現場環境が悪化していましたが、蒸気式温水器への置き換えで環境が改善。
節水、省エネ、省スペースも実現し今では3つの工場に導入いただいています。

実際の工場の様子やインタビューの動画もありますので是非ご覧ください。
http://www.tlv.com/ja/success_story/case_14.html

このほか、その蒸気式温水器の屋外仕様発売のニュースと、
連載記事では「廃熱回収」をお届けします。


▼ INDEX ▼
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■□【新製品】
  水道法基準適合の蒸気式温水器に屋外仕様が新登場!!
~ 蒸気式温水製造ユニット スチームアクアのご案内 ~
 ↓<食品工場様の事例>調合釜の仕込み・洗浄に利用し、暑さと湿気解消

■□【連 載】
  もっと知りたい蒸気のお話
~ 廃熱回収とは ~
 ↓燃料費とCO2排出量削減!廃棄されている熱エネルギー再利用の方法とは

★ トピックス(新製品情報/出展情報)
★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
★ 編集後記 (トリッパの煮込み)

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■【新製品】水道法基準適合の蒸気式温水器に屋外仕様が新登場!!
┃ ~ 蒸気式温水製造ユニット スチームアクアのご案内 ~
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▼ 人気の蒸気式温水器に屋外設置可能な仕様登場
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
蒸気式温水製造ユニット SteamAqua(スチームアクア)は
2008年の発売開始以来、

 「大量の高温水が短時間に得られるので効率が良い」
 「簡単操作で立ち上がりが早い」
 「高温水でも温度が安定しているので安全」
 「コンパクトで場所を取らない」

などの点を評価いただき、年々販売台数が増えています。
様々なシチュエーションでご採用いただく中で、

 「現場の設置スペースが限られているため、屋外や屋上に設置できないか」

というご要望を数多くお受けするようになりました。
そこでこの度、それらのご要望にお応えして、屋外にそのまま設置できる仕様
のオプションが登場しました。
http://www.tlv.com/ja/catalog/steam_aqua.html


▼ 屋外仕様は標準品とここが異なります
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
従来スチームアクアを屋外に設置する場合は、雨よけの屋根のようなものを
ご用意いただき、スチームアクア本体に雨水がかからないようにする必要が
ありました。

今回追加された屋外仕様では、そのような雨よけのための付帯設備不要で、
単独でそのまま屋外に設置することが可能です。

標準仕様との相違点は次の通りです。

 - 天板と背面パネル付き
 - 屋外仕様制御盤の採用
 - 屋外仕様の電磁弁及び内部循環用ポンプを採用
 - 電気配線を屋外仕様の電線管に収納


サイズについては、縦横寸法は従来品と同じで、高さは天板分として50mm高く
なるだけ。標準仕様同様コンパクトなので、狭所への設置も可能です。

加熱能力は標準仕様と同一です。内蔵制御弁も電動タイプ/空気動タイプの
2種類から選択できます。


▼ 水道法基準適合品だからクリーンで飲用適な温水を供給
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標準品同様、水道法基準適合品ですので元の水質を悪化させません。
FSSC 22000(食品安全)に対応するクリーンで飲用適な温水が給湯可能です。

スチームアクアのラインアップは、
屋外仕様のオプションが加わったSQ2、SQ4、SQ6と、
屋内仕様のみながら大容量に対応するSQ10の合わせて4機種。

200kW級から1000kW級まで加熱能力に応じてお選びいただけます。

最適な機種選定のための選定依頼フォームや、使用例の紹介もありますので、
ご興味をお持ちの方は是非以下のページをご覧ください。


↓↓↓スチームアクアの詳細・使用例・選定のご依頼はこちら↓↓↓
http://www.tlv.com/ja/catalog/steam_aqua.html


【導入事例】調合釜の仕込み・洗浄にご利用いただいている食品工場様事例
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最後に、スチームアクアを実際に導入された食品工場様の例をご紹介します。

従来は、商品の仕込みや容器・器具の洗浄に使う大量の高温水を、大きな
タンクにためていましたが、暑さや湿度の原因となり現場環境が悪化して
困っておられました。

そこで、瞬間沸かし器方式で大出力、間接加熱式で水道法基準適合品だから
仕込み用途にも使える蒸気式温水器を試しに導入。

その結果、現場の暑さを解消した上に、ドライ化、節水、省エネ、省スペー
ス、生産効率向上を実現し、今では敷地内の3つの工場でスチームアクアを
導入いただいています。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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▼▼蒸気式温水製造ユニット スチームアクアの食品工場様事例▼▼

【お悩み】タンクにためた大量の高温水で工場内が暑くなり、作業環境が悪い
【解決策】蒸気式温水器に置き換えて暑さ解消!ドライ化!節水!省エネ実現
http://www.tlv.com/ja/success_story/case_14.html
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┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡) ~ 廃熱回収とは ~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第129話━━

▼ 廃熱?排熱?
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「廃熱回収」は、有効利用されることなく廃棄されている熱エネルギーを
再利用し、エネルギーコストとCO2排出量の低減を図るものです。

「排熱回収」と書かれることもありますが、排熱は主に排出されている状態
を指していることが多いため、使わずに棄てられてしまう熱としては、廃熱
の方が広い範囲を指しているとみなすことができます。


▼ 身近な廃熱回収の例
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廃熱回収の具体的な例をいくつか挙げてみましょう。

モータースポーツに詳しい方ならご存知かもしれません。
F1マシンのパワーユニットには、エンジンの排気ガスの熱エネルギーを
電気エネルギーに変換する廃熱回収システムが搭載されています。

もっと身近な機器単体での廃熱回収も、古くから広く行われています。

例えばボイラーのエコノマイザー(=節炭器)は、ボイラーの燃焼排気ガスが
持つ熱エネルギーで給水予熱を行う廃熱回収方法です。この方式をとることに
より、廃熱回収前は80%台だった熱効率が95%前後まで高められます。

冷熱を発生させる冷凍機にも、廃熱回収による省エネ型があります。

吸収式冷凍機には、蒸気を熱源として吸収液を加熱する方式があります。
高温再生器は蒸気で加熱し、その前段階は高温再生器から排出されるドレン
で予熱して蒸気使用量を削減する「多重効用」タイプがそれです。

同様の廃熱回収システムは当社の蒸気式温水器 スチームアクアの一部機種
にも搭載されています。「ドレンプレヒーター」で蒸気ドレンの熱エネルギー
を給水予熱に使います。

このように1つの機器内で熱交換ができれば、高温流体を移送する際の
放熱ロスも小さくできるため、熱効率向上には非常に有効です。


▼ 蒸気システムの廃熱回収
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廃熱の利用は機器単独で行えることが理想ですが、それが可能な機器ばかり
ではありません。

蒸気システムには、高温の蒸気凝縮ドレンが排出される機器や、低圧の蒸気
を排気する機器、高温の熱水が排出される機器などがあります。

湯気が上がっている箇所、蒸気が直接排気されている箇所などが熱源となり
そうな廃熱が存在している箇所です。

機器内で熱エネルギーを使い切れない場合は、工場や事業所全体に範囲を
広げて使い道を探しましょう。

残念ながら一般産業の世界では、比較的低温の熱エネルギーから電気エネル
ギーへ、安価で効率よく変換できる方法はあまり存在しません。
そのため、蒸気システムの廃熱回収は熱エネルギーの再利用が軸となります。

熱源としての蒸気は100℃から200℃の範囲で使用されることが多いため、
蒸気システムの廃熱回収を考えるとき、被加熱物の温度は常温から100数十℃
辺りが狙い目になります。


▼ 蒸気システムの廃熱の様々な利用方法
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廃熱の種類が様々であれば、回収して利用する方法も様々です。

 - 蒸気凝縮ドレンなどの熱水を、熱水として直接使用する

 - 熱交換器で蒸気凝縮ドレンの熱エネルギーだけを使用する

 - 高圧の熱水のフラッシュ蒸気(=再蒸発蒸気)を分離して使用する

 - 排気される蒸気を、そのまま低圧蒸気ラインで使用する

 - 排気される蒸気を、スチームコンプレッサーや圧縮機で昇圧して
   高圧蒸気として使用する

特に、機械的に圧縮して蒸気圧力を高める機器は、近年登場した新しい手段
です。排気・放出されている蒸気の昇圧はもちろんのこと、フラッシュタンク
と組み合わせて、蒸気凝縮ドレンなどの高圧熱水から生じるフラッシュ蒸気を
昇圧させることも可能です。


↓↓↓以下では、廃熱回収システムの詳細を画像で説明しています↓↓↓
http://www.tlv.com/ja/steam_story/1606waste_heat_recovery.html


☆今月の蒸気のお話はいかがでしたか?

 今回の記事について、今の掲載方法でよい/メールにも全文を掲載して
 欲しい、参考になった/ならなかった、今後こんな内容を取り上げて
 欲しいなど、皆様のご感想をお待ちしております!
https://www.tlv.com/ja/enquete/enquete_form.php?id=S001&ss_topic=109

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こちらもオススメ!! ▼▼フラッシュタンクでフラッシュ蒸気を回収▼▼

▽フラッシュ蒸気再使用の必需品 フラッシュタンク FVシリーズ
http://www.tlv.com/ja/catalog/news100j.html
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★ トピックス
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☆新発売!制御パネルmini(ES-AD/ES-RC)
 温度・圧力・流量制御がラクになる!PID調節計を組み込んだ小型制御盤。
http://www.tlv.com/ja/catalog/es-ad.html

☆7月20日(水)~22日(金) 東京ビッグサイトで開催される
 「第40回 プラントメンテナンス・テクノショー」に出展します。
http://www.tlv.com/news/newsj/news2016_06_01.html


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★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
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TLVサイト会員ページで公開しているCADデータ(外観図)、取扱説明書の
更新情報をお知らせ致します。

☆今月の更新はありません

※TLVサイト会員ページでは、CADデータ(外観図)・取扱説明書のダウン
 ロードができます。会員登録・ご利用は無料です。ログインはこちら↓
https://www.tlv.com/ja/download/login.php


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★ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。

今月ご紹介した食品工場様の蒸気式温水器 スチームアクア導入事例は
いかがでしたか?

事例の取材にご協力いただいた皆さまには、この場をお借りして
改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

今回事例の取材にご協力いただいたSSKセールス様の工場は、
福島県伊達市にあります。

様々な缶詰やレトルトのスープ等を生産されており、後日私もその中の
「牛トリッパと豆のトマトソース煮込み」をいただきましたが、
柔らかいトリッパ(牛の胃)と野菜や豆がたっぷり入っていて
バゲットとの相性もバッチリ!
最近のレトルト食品の質の高さ、美味しさにはつくづく驚きます。

こんな本格的なイタリアン惣菜が、実際に取材させていただいた
現場で生み出され、自社製品も使われていると思うと
何だか嬉しく、美味しさもひとしおでした。


次回のメールマガジンは7月26日頃の予定です。どうぞお楽しみに。


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