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TLV蒸気と省エネメールマガジン

2016/09/27 Vol.157

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■■■ TLVメールマガジン Vol.157
■   ~ 蒸気を通して省エネ・環境を考える ~
■   2016年09月27日 株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/
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前号で「ウォーターハンマー発生のメカニズム」記事をご紹介したところ、
大変大きな反響をいただきました。ありがとうございます。
今月はその続編として、ウォーターハンマーの対策方法をご紹介します。
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0903water_hammer2.html

「ゆっくりバルブを開けたのにウォーターハンマーが発生した」
「すぐにバルブを閉めたのにウォータハンマ-が止まらなかった」

このような現象の原因と対策も解説していますのでご覧下さい。

また新たに、蒸気・還水管系のウォータハンマーが発生する様子を
実験で再現した実写映像も公開しました。こちらも必見です!
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0902water_hammer1.html#cont02

もう一つの記事では、使い道のない低圧蒸気を回収し、昇圧して再利用する
蒸気圧縮機をご紹介します。
ボイラーの約4割のエネルギーコストで同量の蒸気を再生する、高効率で
コストメリットが高い同システムの詳細は本文をご覧ください。


▼ INDEX ▼
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■□【連 載】
  もっと知りたい蒸気のお話
~ ウォーターハンマー(対策編) ~
↓蒸気輸送管、装置など発生場所ごとの対策方法をアニメーションで解説

↓●ウォーターハンマー再現実験●の実写映像はこちら

■□【製品紹介】
  ボイラーの4割のコストで蒸気を昇圧再生!
~ 低圧蒸気を昇圧して利用するスクリュ式小型蒸気圧縮機 MSRC160L ~
↓システムの詳細、使用例、導入前/後の比較イメージなどはこちら

★ トピックス(大容量バキュームブレーカー情報)
★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
★ 編集後記 (秋といえば祭り)

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┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡) ~ ウォーターハンマー(対策編) ~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第132話━━

前回は、ウォーターハンマーの発生原因についてご説明しました。
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0902water_hammer1.html
(↑こちらから、ウォーターハンマー再現実験の映像もご覧いただけます)

今回は続編として、その対策について考えます。

ウォーターハンマーは、一瞬でバルブ等を破壊するほどの大きな衝撃を
発生させる場合と、長い年月を経て破損に至る場合とがあり、
どちらも事故に繋がることがあるので対策が必要です。

前回ご説明した通り、蒸気に起因するウォーターハンマー
(スチームハンマー)には以下の2種類がありますが、

 1.配管内の高速ドレンが衝突して起こるウォーターハンマー
 2.蒸気が急激に凝縮しドレン同士が衝突して起こるウォーターハンマー

このどちらが原因で起こっているのか、発生場所やタイミングによって、
その対策方法も異なります。
適切な対策を取るために、まずは発生源を特定することが重要です。

下記のページでは、ウォーターハンマーの発生場所ごとに、
その具体的な対策方法をCGアニメーションを使ってご説明しています。

「ゆっくりバルブを開けたのにウォーターハンマーが発生した」
「すぐにバルブを閉めたのにウォータハンマ-が止まらなかった」

この原因と対策とは?詳しくは以下「対策その1」ページをご覧ください。


・・・ 詳細は【Web】でご覧ください!↓↓↓

◆対策その1:ウォーターハンマー発生のきっかけとは?
       蒸気輸送管、装置のウォーターハンマー対策
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0903water_hammer2.html


・・・ 続編も是非ご覧ください↓↓↓

◆対策その2:還水管系のウォーターハンマー対策(装置・配管)
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0904water_hammer3.html
◆対策その3:還水管のウォーターハンマー(チャギング・逆流蒸気ほか)
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0905water_hammer4.html

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こちらもオススメ!! ▼▼逆流蒸気によるウォーターハンマー対策に▼▼

▽コンパクトで取付け方向自在!蒸気・温水・エア用逆止弁 CKシリーズ
 http://www.tlv.com/ja/catalog/news26j.html
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☆今月の蒸気のお話はいかがでしたか?

 今回の記事について、今の掲載方法でよい/メールにも全文を掲載して
 欲しい、参考になった/ならなかった、今後こんな内容を取り上げて
 欲しいなど、皆様のご感想をお待ちしております!
https://www.tlv.com/ja/enquete/enquete_form.php?id=S001&ss_topic=55


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■【新製品】ボイラーの4割のコストで蒸気を昇圧再生!
┃~ 低圧蒸気を昇圧して利用するスクリュ式小型蒸気圧縮機 MSRC160L ~
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▼ 空気の常識を蒸気にも!低圧蒸気を機械的に昇圧して利用
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低圧の空気は、コンプレッサーで機械的に希望の圧力まで昇圧して利用する
のが一般的です。しかし、蒸気では、機械的に圧縮昇圧するコンプレッサーは
従来あまりありませんでした。それは、蒸気用圧縮機は空気用とは次のような
点が異なるためです。

 - 空気と違い蒸気は吸い込み時点で既に高温である
 - オイルフリーで昇圧しなければならない
 - 空気に比べ、吸込み蒸気の条件(圧力や流量等)の変動が比較的大きい
 - 圧縮機への熱伝達熱伝導で蒸気自体が凝縮してしまう

実用化にあたって、これらの技術的な課題が克服できず
「ありそうで無かった」高効率な蒸気用圧縮機。

そこに新しく登場したのが、神戸製鋼グループが長年培ってきた
スクリュコンプレッサ技術とインバーター技術を最大限に活用した、
小型で効率の良い蒸気用圧縮機 SteamStar(スチームスター)MSRCです。
http://www.tlv.com/ja/catalog/news162j.html

2011年の発売開始以来、TLVでは神戸製鋼グループと共に、
スクリュ式小型蒸気圧縮機 SteamStar MSRCを販売。
多くのお客様に採用いただき、大きな省エネ効果を上げています。


▼ エネルギーコストは、ボイラーで蒸気を発生させる場合の約4割
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MSRCで廃蒸気を回収して再利用できるように昇圧する場合、ボイラーで同量の
蒸気を発生させるのに比べてエネルギーコストは約4割と試算されています。

このように低エネルギーコストで蒸気を昇圧再生できる最大の理由は
『潜熱』の存在です。

どんなに圧力が低くても、蒸気である限り潜熱を保有しています。
そして、圧力によって異なりますが、蒸気が保有する全熱に対する
潜熱の割合は、大気圧から1.0MPaGまでの蒸気で7割から8割にもなります。

この“潜熱を保有したまま”の蒸気を昇圧するのと、潜熱を保有しない水に
熱を与えて相変化させて蒸気にしているボイラーとでは、同圧力・同量の
蒸気を生成するために必要なエネルギーに大きな違いがあるのです。


▼ エネルギーコストを具体的な数値で見てみると・・・
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蒸気を圧縮する動力には電力を使います。
例えば、MSRC160L型を使用して、0.1MPaG蒸気を1,198kg/hの流量で
0.8MPaGまで昇圧させるためには、約171kWの電力が必要です。

一方この1,198kg/hの蒸気を、蒸気ではなく凝縮した1.0MPaG飽和水の形で
回収した場合、これを蒸気にするためには少なくとも潜熱分として665kWを
ボイラーで与えてやらなければなりません。そう考えると、

「低圧フラッシュ蒸気は給水タンクに吹き込んで昇温に使えばいい」

というよく行われている回収方法は、エネルギーコストが余計にかかって
もったいない、ということがお分かりいただけると思います。


▼ 「蒸気は蒸気のまま回収・再利用」が最も高効率
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圧力や温度の高低や、量の多い少ない、またはそれらの積として熱量[kJ]
の大小で価値を判断してしまうことが多い蒸気。
TLVでは、それ以前に“潜熱を保有して”いるかどうか、つまり蒸気である
こと自体にもっと着目して判断されることをお勧めします。

そこに着目したとき、蒸気を蒸気のまま、使い道がある圧力まで高めることが
できるMSRC160Lは、理想に近い廃熱回収装置と言えます。

適用条件が合えば、燃料コストを削減し大きなメリットを生み出す蒸気圧縮
機。利用できる低圧蒸気のあるお客様は、コストメリットを試算しますので
是非ご相談ください。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=H081


------>>スクリュ式小型蒸気圧縮機の詳細や使用例はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/catalog/news162j.html


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★ トピックス
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☆大容量バキュームブレーカー VB3/VB3-Hの使用例と作動アニメーションを
 公開しました。
http://www.tlv.com/ja/catalog/news78j.html


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★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
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TLVサイト会員ページで公開しているCADデータ(外観図)、取扱説明書の
更新情報をお知らせ致します。

☆取扱説明書(和文)を修正しました
 COS-3/COS-16/COS-21
 COSR-3/COSR-16/COSR-21
 MC-VCOS
 MC-VCOSR

※TLVサイト会員ページでは、CADデータ(外観図)・取扱説明書のダウン
 ロードができます。会員登録・ご利用は無料です。ログインはこちら↓
https://www.tlv.com/ja/download/login.php


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★ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。

秋と言えば、兵庫県は祭りの季節。

豪華な屋台の練り合わせで有名な「灘のけんか祭り」(姫路市白浜町)や、
毛獅子が豪快に舞う大塩天満宮の「大塩の獅子舞」(姫路市大塩町)など、
伝統ある迫力満点の祭りが、そこかしこで繰り広げられます。

5才の息子も、先日ある祭りの子供みこしに参加する機会があったのですが
先頭を歩いている天狗が怖いと逃げ出さんばかり。
その後、天狗と獅子の舞を見て「天狗に睨まれた」と泣き出してしまいまし
た・・・。

神とも妖怪とも言われる天狗ですが、普段は妖怪好きを公言している息子も、
本物(?)の天狗は苦手だったようです。


次回のメールマガジンは10月25日頃の予定です。どうぞお楽しみに。


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