2017/10/24 Vol.170 | 蒸気のことならテイエルブイ
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TLV蒸気と省エネメールマガジン

2017/10/24 Vol.170

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■■■ TLVメールマガジン Vol.170
■   ~ 蒸気を通して省エネ・環境を考える ~
■   2017年10月24日 株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/
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10月も下旬となり、朝夕寒さを感じるようになってきました。
蒸気の使用量も増え、湯気も目立ってくるこの時期。

「この湯気をなくしたい」「回収して再利用できないか」

と考えている方はおられませんか?ドレンや蒸気を回収したくても多くの方法
があり、どれが自社に最適か分からないという方もおられるかもしれません。

そのような方に、今月はドレン回収・廃蒸気回収の主な方法を7つ
ピックアップして、それぞれの特徴をご紹介します。

連載記事は先月のエロージョンに続き、「コロージョン」を取り上げます。
コロージョン(腐食)の起きやすい配管とは?その影響や対策方法とは?
詳しくは記事のリンク先ページをご覧ください。


▼ INDEX ▼
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■□【廃熱回収】
  色々あるけど違いは何?自社に合うのはどれ?
~ ドレン回収・廃蒸気回収の主な方法をピックアップして解説 ~
↓以下ではドレン回収・廃蒸気回収のメリットや種類を説明しています

■□【連 載】
  もっと知りたい蒸気のお話
~ コロージョン ~
↓コロージョン(腐食)が起こりやすい配管とは?その影響や対策方法を解説

★ トピックス(エネルギーイノベーションジャパン2017レポート)
★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
★ 編集後記 (将棋のまち)

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■【廃熱回収】色々あるけど違いは何?自社に合うのはどれ?
┃ ~ ドレン回収・廃蒸気回収の主な方法をピックアップして解説 ~
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▼ 熱と水を再利用!蒸気系統の廃熱回収
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蒸気系統の廃熱回収とは、熱と水(ドレン)を有効に再利用することです。

ドレン回収
https://www.tlv.com/ja/catalog/news90j.html
廃蒸気回収
https://www.tlv.com/ja/catalog/news99j.html
といっても、その方法には多くのバリエーションがあります。

以下では、主なドレン回収・廃蒸気回収の方法と各特徴をご説明します。


▼ 最も手軽!ボイラー給水タンクへの回収
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最初に登場した廃熱回収技術がドレンのオープン回収とフラッシュ蒸気の
再利用です。

フラッシュ蒸気については後述しますが、ドレンのオープン回収は比較的手軽
にできる方法として広く採用されており、ドレンの多くはボイラー給水タンク
に回収されます。

ドレンを回収して生産工程等に使用しようとしても、廃熱の温度が低かったり
量が不十分だったりして、使用できないことも多くあります。その場合でも、
ボイラーなら必ず熱と水を必要とするため、給水タンクに回収できます。

ドレンのオープン回収には、システム構成がシンプルでイニシャルコストが
低いというメリットがあります。その反面、オープン、つまり大気開放系で
回収するため温度の上限が100℃となり、回収メリットが限定。湯気も発生
するというデメリットがあります。

ドレンのオープン回収機器としては、TLVは1960年代に初代メカニカルポンプ
を開発。後のパワートラップに発展し、現在に至るまで広くご使用いただいて
います。

------>>【廃熱回収方法1】
     ボイラー給水タンクへのオープン回収
     複数個所のドレンを集合して圧送するポンプ パワートラップ
https://www.tlv.com/ja/catalog/news89j.html


▼ 高効率!ボイラーへのクローズド回収
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同じボイラーへ回収する方法でも、給水タンクではなくボイラーへ直接回収
するクローズド回収方式は、熱エネルギーの回収効率が高く、究極のドレン
回収方法と言えます。

できるだけ高温のドレンを、高温を維持したまま(つまり最上級のドレンを)
積極的にボイラー給水としてボイラーへ押し込む形態は、さながら「蒸気の
循環系」です。回収メリットが大きく湯気もほとんど出ない反面、システム
が複雑でイニシャルコストが高いというデメリットがあります。

ドレンのクローズド回収は、1970年代に日本を襲ったオイルショックに立ち
向かうべく、より効果の高い廃熱回収方法として脚光を浴びました。

TLVでも1979年にクローズド回収用ドレンポンプを発売。このとき登場した
クローズド回収用ポンプCPシリーズは1990年代にモデルチェンジして効率
アップし、現在も基本設計はそのままにCP-Nシリーズとして販売されていま
す。

------>>【廃熱回収方法2】
     ドレンをクローズド回収するポンプ CP-N
https://www.tlv.com/ja/catalog/news86j.html


▼ 1990年代以降、フラッシュ蒸気の利用方法が進化
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フラッシュ蒸気をフラッシュタンクに回収して再利用する方法自体は
古くからありますが、1990年代に新たなフラッシュ蒸気の利用方法として
廃蒸気熱交換器が登場しました。

これにより、従来のようにフラッシュ蒸気を低圧蒸気のまま再利用するだけで
なく、低圧では使い道がなかったフラッシュ蒸気も熱交換して利用できるよう
になりました。

蒸気の熱を温水に変換して生産物の仕込水や予熱等に利用したり、フラッシュ
蒸気混じりの高温水(ボイラー連続ブロー水等)をまるごと回収して、温水に
熱交換して利用することが可能です。

------>>【廃熱回収方法3】
     フラッシュ蒸気を再利用するフラッシュタンク FVシリーズ
https://www.tlv.com/ja/catalog/news100j.html

------>>【廃熱回収方法4】
     廃蒸気の熱を温水として回収 廃蒸気熱交換器 SR
https://www.tlv.com/ja/catalog/news88j.html

------>>【廃熱回収方法5】
     ボイラー連続ブロー水の熱を回収 廃高温水蒸気熱交換器 SR-B
https://www.tlv.com/ja/catalog/sr-b.html


▼ 2000年代以降、スチームコンプレッサーや蒸気圧縮機登場
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2000年代に入ると、蒸気駆動で蒸気を吸引するエゼクターであるスチームコン
プレッサーが登場。数年遅れて機械式の蒸気圧縮機も登場しました。

------>>【廃熱回収方法6】
     低圧蒸気を回収・昇圧して再利用 スチームコンプレッサー
https://www.tlv.com/ja/catalog/news63j.html

------>>【廃熱回収方法7】
     低圧蒸気を圧縮して高圧蒸気に スクリュ式小型蒸気圧縮機 MSRC
https://www.tlv.com/ja/catalog/news162j.html


廃蒸気熱交換器では、圧力が低すぎて使い道がなかったフラッシュ蒸気の用途
を開拓したのに対し、スチームコンプレッサーと蒸気圧縮機はフラッシュ蒸気
の圧力を高めることで、再利用先を劇的に拡大する道を開きました。


▼ ご相談は“廃熱回収に強い”TLVへ
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こうして出揃った廃熱回収機器のラインナップですが、

「自社にはどの方法が最適なんだろう?」
「湯気が気になるけど回収できる?メリットはある?」

等、ご不明の点もあるかもしれません。

TLVには初代メカニカルポンプの開発以来、約50年間の経験から生み出された
これらの機器とシステム設計のノウハウがあり、そのノウハウをベースに
最適な廃熱回収方法をお客様へご提案できることが強みです。

廃熱回収に関するご質問・ご相談はTLVまでお気軽にお寄せください。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=H081


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┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡) ~ コロージョン ~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第141話━━

先月ご紹介した「エロージョン」記事に続き、
https://www.tlv.com/ja/steam_story/1006erosion.html
今月は「コロージョン」についてご説明します。

エロージョンが機械的な浸食であるのに対して、コロージョンは腐食です。

腐食の代表的なものに、「錆び」があります。鉄さびは鉄の表面が酸化物と
なり、表面で成長したり内部へ進行したりしたものです。
金属にも錆びやすい金属と錆びにくい金属とがあり、配管にもコロージョンが
起こりやすいものとそうでないものとがあります。

蒸気系配管は蒸気輸送配管とドレン回収配管に大別できますが、ドレン回収
配管の方がコロージョンが起こりやすいと言えます。

その理由とは?そして、その対策はどのように行なえばよいのでしょうか。

以下のページでは、コロージョンが起こりやすい条件やコロージョンによる
影響、コロージョン対策について解説しています。


・・・詳細は以下からご覧ください!
   コロージョンが発生しやすい条件やその対策をご説明しています↓
https://www.tlv.com/ja/steam_story/1007corrosion.html

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銅管トレースのコロージョン対策に!!▼▼詰まらないスチームトラップ▼▼

▽清掃機能(詰まり解消機能)付きスチームトラップ
 https://www.tlv.com/ja/catalog/news42j.html
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☆今月の蒸気のお話はいかがでしたか?

 今回の記事について、参考になった/ならなかった、今後こんな内容を
 取り上げて欲しいなど、皆様のご感想をお待ちしております!
https://www.tlv.com/ja/enquete/enquete_form.php?id=S001&ss_topic=71


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★ トピックス
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☆9月28日~29日に開催されたエネルギーイノベーションジャパン2017の
 当社ブースへ、多数のご来場をいただきありがとうございました。
http://www.tlv.com/news/newsj/news2017_10_01.html


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TLVサイト会員ページで公開しているCADデータ(外観図)、取扱説明書の
更新情報をお知らせ致します。

☆今月の更新はありません

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 ロードができます。会員登録・ご利用は無料です。ログインはこちら↓
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★ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。

今年は、史上最年少でプロ入りした中学生棋士の連勝記録や、
歴代1位の最高齢現役棋士の引退など、将棋の話題で盛り上がりました。

実はTLV本社のある兵庫県加古川市も、知る人ぞ知る「棋士のまち」です。

現在も加古川市ゆかりのプロ棋士5名が活躍中で、市内では過去に竜王戦や
王将戦が開催されたこともあり、日本将棋連盟公式戦の「加古川青流戦」は
若手棋士の登竜門です。

今年の加古川青流戦の決勝戦は先週末、市内の古刹 鶴林寺で行われ、
TLVも協賛しました。

前述の中学生棋士は、残念ながら準々決勝敗退となってしまいましたが、
見事優勝された西田拓也四段には、今後益々の活躍が期待されますね。


次回のメールマガジンは11月28日頃の予定です。どうぞお楽しみに。


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