2017/11/28 Vol.171 | 蒸気のことならテイエルブイ
  1. ホーム
  2. メールマガジン
  3. 2017年のTLV蒸気と省エネメールマガジン
  4. 2017/11/28 Vol.171

TLV蒸気と省エネメールマガジン

2017/11/28 Vol.171

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■ TLVメールマガジン Vol.171
■   ~ 蒸気を通して省エネ・環境を考える ~
■   2017年11月28日 株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

湯気のモヤモヤが目立つ季節になってきました。
前回の廃熱(ドレン・廃蒸気)回収に続き、今月はこのうちの廃蒸気回収に
特に焦点を当ててご紹介します。

個々の廃蒸気回収方法を詳しくご説明するほか、リンク先ページでは
現場で見られる現象別に最適な回収方法をご紹介しています。

連載記事は、普段からお問い合わせの多い「ストレーナーとフィルター」を
お届けします。それぞれの違いや使い分け方とは?リンク先ページでは
それらに加えて、メッシュ数やろ過粒度の考え方もご説明します。

では、今月のメールマガジンをご覧ください。


▼ INDEX ▼
===================================================================

■□【廃蒸気回収】
  湯気の解消と熱回収!
~ 廃蒸気回収の方法と機器のご紹介 ~
↓以下では現場で見られる現象別にオススメの回収方法を説明しています

■□【連 載】
  もっと知りたい蒸気のお話
~ ストレーナーとフィルター ~
↓それぞれの違いや使い分け方、メッシュ数やろ過粒度の考え方を解説

★ トピックス(12月6日愛媛で蒸気の出張セミナー開催)
★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
★ 編集後記(空気と蒸気、どちらが重い?読者様からのご質問)

==================================================================


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【廃蒸気回収】湯気の解消と熱回収!
┃ ~ 廃蒸気回収の方法と機器のご紹介 ~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼ 湯気モヤモヤの元は廃蒸気!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
工場の中でモヤモヤと立ち込める湯気。このモヤモヤの元は廃蒸気です。

「廃蒸気」とは、文字通り使い道がなく廃棄されてしまう蒸気を指しており、
圧力や温度、量は様々です。

様々とはいっても、省エネ大国の我が国では使える廃熱は色々な工夫をして
可能な限りエネルギー活用しています。例えば、フラッシュ蒸気なども古く
から再利用されてきました。

------>>フラッシュ蒸気を再利用するフラッシュタンク FVシリーズ
https://www.tlv.com/ja/catalog/news100j.html


そのため、結局使わずに捨てられる廃蒸気は、大気圧に近い極低圧のものが
ほとんどです。

圧力が非常に低い蒸気を熱交換器で使おうとしても、熱交換器自体の抵抗で
蒸気はうまく流れ込むことができません。無理に流そうとすると廃蒸気の
発生元つまり生産工程などに支障をきたします。

この事態を避けるため、これまで圧力の低い廃蒸気は使わずに廃棄されて
きました。


▼ 極低圧の廃蒸気を回収する熱交換器の登場!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
低圧の廃蒸気回収のポイントは、発生元に悪影響を与えずに回収可能か否か
です。これがクリアできないために、近年まで回収されず取り残されてきた
極低圧の廃蒸気ですが、廃蒸気熱交換器SRの登場がこの状況を変えました。

これにより、従来の比較的高圧でなければ難しかったフラッシュ蒸気の再利用
方法に、新たなバリエーションが加わったのです。

廃蒸気熱交換器SRは、吸引用ファンなどの動力を一切使うことなく接続する
だけでOK。使い勝手も非常によいとの評価をいただいています。

------>>廃蒸気の熱を温水として回収 廃蒸気熱交換器 SR
https://www.tlv.com/ja/catalog/news88j.html


そしてその派生バージョンとして、フラッシュ蒸気の発生源である熱水ごと
熱交換できる廃高温水熱交換器SR-Bが、ボイラーブロー水の熱回収用途など
に応用範囲を拡大しています。

------>>ボイラー連続ブロー水の熱を回収 廃高温水蒸気熱交換器 SR-B
https://www.tlv.com/ja/catalog/sr-b.html


▼ 『昇圧』によって廃蒸気の用途が拡大
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
廃蒸気熱交換器の登場で廃蒸気を回収・再利用する方法が増えましたが、
これは廃蒸気をそのまま熱源として熱交換する手法であり、用途は温水生成
に限られています。

廃蒸気を温水生成以外に“蒸気として自由に使用可能”にするためには、
『昇圧』が必要です。

蒸気を昇圧する方法の一つは、エゼクターを使用して高圧蒸気で廃蒸気を
吸引・混合して中圧蒸気を生成する方法です。この方法自体は以前からあり
ましたが、当社ではそれまで不可能だった極低圧蒸気も効率よく吸引混合
できるエゼクターを開発。スチームコンプレッサーとして製品化しました。

------>>低圧蒸気を回収・昇圧して再利用 スチームコンプレッサー
https://www.tlv.com/ja/catalog/news63j.html

廃蒸気の後に残るドレンをパワートラップで回収可能という、独自の機能が
ついたパッケージです。


更に、最も新しい『昇圧』方法は機械式の蒸気圧縮機です。圧縮空気を作る
のと同様に、電動機で駆動する圧縮機で蒸気の圧力と温度を高めます。

電動機を回すための電力が必要ですが、エゼクターによる蒸気の混合と違って
蒸気量が増加しないのが魅力です。

------>>低圧蒸気を圧縮して高圧蒸気に スクリュ式小型蒸気圧縮機 MSRC
https://www.tlv.com/ja/catalog/news162j.html


▼  廃蒸気回収のご相談は“蒸気のことならTLV”へ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
このように、廃蒸気熱交換器の登場によって、極低圧の廃蒸気が利用可能に
なり、昇圧技術によって廃蒸気の再利用先が劇的に拡大しました。

厄介者の湯気モヤモヤを解消して作業現場の環境が改善できることに加えて
省エネ実現の可能性もある廃蒸気回収を見直してみませんか。

廃蒸気回収に関するご質問・ご相談はTLVまでお気軽にお寄せください。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=H081


------>>現場で見られる現象別、オススメの廃蒸気回収方法はこちら↓
https://www.tlv.com/ja/catalog/news99j.html


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃(彡(彡)彡)【連載】もっと知りたい蒸気のお話
┃ (彡(彡) ~ ストレーナーとフィルター ~
┗━(彡)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第142話━━

ストレーナーとフィルターの違いは何でしょうか?

ストレーナーは「濾し器」です。フィルターも「濾過器」なので本来の単語の
意味としては差がありません。どちらも「異物除去」のために使用されます。

当社製品では、機器の保護を目的として機器の手前に設置する物をストレー
ナー、流体そのものの清浄性を高めることを目的とする物をフィルターと区別
しています。

では、実際に使用される場面ではどのように使い分けられるのでしょうか?

以下のページでは、両者の使い分け方や、ストレーナーとフィルターの機能の
核となる「メッシュ数」と「ろ過粒度」について説明しています。


・・・詳細は以下からご覧ください。
   ストレーナーとフィルターの相違点や使い分け方をご説明しています↓
https://www.tlv.com/ja/steam_story/1001filter.html

----------------------------------------------------------------------
セパレーターでゴミ・スケール・ドレンを排除!▼▼長寿命フィルター▼▼

▽目詰まりしにくく、乾き蒸気を供給するセパレーターフィルター SF1
 https://www.tlv.com/ja/catalog/news37j.html
----------------------------------------------------------------------


☆今月の蒸気のお話はいかがでしたか?

 今回の記事について、参考になった/ならなかった、今後こんな内容を
 取り上げて欲しいなど、皆様のご感想をお待ちしております!
https://www.tlv.com/ja/enquete/enquete_form.php?id=S001&ss_topic=65


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ トピックス
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆12月6日(水)に愛媛で蒸気の入門&実践の出張セミナーを開催します。
 (会場:株式会社クラレ 西条事業所様)
https://www.tlv.com/ja/seminar/s-s1-r1711saijyo.html


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ TLVサイト会員ページ・ダウンロードデータ更新情報
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

TLVサイト会員ページで公開しているCADデータ(外観図)、取扱説明書の
更新情報をお知らせ致します。

☆今月の更新はありません

※TLVサイト会員ページでは、CADデータ(外観図)・取扱説明書のダウン
 ロードができます。会員登録・ご利用は無料です。ログインはこちら↓
https://www.tlv.com/ja/download/login.php


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ 編集後記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最後までお読みいただきありがとうございます。

先日、『もっと知りたい蒸気のお話』に
https://www.tlv.com/ja/steam_story/index.html
蒸気の分圧に関するご質問をいただきましたのでこの場でご紹介します。

【ご質問】

:蒸気と空気それぞれ分圧した分の密度差で、上下に分離するとの説明が
 あるが、この説によると空気中の窒素と酸素も密度差があるために
 上下に分離するのではないか。
 しかし、実際の空気では拡散が勝るためそのようなことは起きていない。
 それにもかかわらず、密度が小さくなり軽くなった空気が上方に集まって
 いくというのはどう考えたらよいのか。

【ご回答】

:理論的にご説明するのはなかなか難しいのですが、実際に実験を行った
 結果も踏まえて作成したものが以下ページ下のグラフです。

 ※「蒸気の分圧 中編(空気の排除 その1)」
 https://www.tlv.com/ja/steam_story/0508bunatu_2nd.html

 このように蒸気と空気の混合気体について、蒸気と空気のどちらが重いかは
 混合気体の温度・分圧によって変わります。上述のグラフでは空気と蒸気の
 密度が逆転するポイントをグラフ化していますので、これを参考に
 装置の蒸気室の形状なども考慮しながらエアベント設置位置をご検討くだ
 さい。


もっと知りたい蒸気のお話には、現在100話以上の記事が掲載されています。

もっと知りたい蒸気のお話やメールマガジンの記事などを見て、
何かご質問やご要望がございましたら、以下からお気軽にお寄せください。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=M099

※尚、もっと知りたい蒸気のお話の「ご感想フォーム」は
 無記名式のため、ご質問をいただいてもご回答できません。
 ご質問は上記の「お問い合わせフォーム」からお寄せください。


次回のメールマガジンは12月19日頃の予定です。どうぞお楽しみに。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆TLVのメールマガジンは『蒸気と省エネ』だけではありません!
『保全と検査メールマガジン』の概要・バックファイル・ご登録はこちら
https://www.tlv.com/ja/mail_magazine/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━