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TLV・TTS保全と検査メールマガジン

2011/10/18 Vol.06

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□□□  TLV・TTSメールマガジン Vol.06
□ ~ 保全と検査に革新を ~ 2011年10月18日
株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/ 
有限会社ティティエス http://www.tts-inspection.com/
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来る11月16日(水)~18日(金)東京で『メンテナンス・テクノショー2011』
が開催されます。TLV・TTSは今年も共同出展し、最先端の計測ツールのご紹介
と、技能伝承に向けたご提案をいたします。

これからのメンテナンス分野での課題といえる
「メンテナンスのスマート化とは何か?」私たちと一緒に考えてみませんか?


また、これまでも様々なレーザー計測技術についてご紹介してきましたが、
今号では、タービンなどのボア(内径)・シリンダ部のセンター位置を
スピーディ且つ正確に計測できる「レーザーボアアライメント測定技術」
についてご紹介します。

従来の方法と比べ、セットアップでの精密な位置調整や、撓み・温度変化
による補正が不要のため、測定者に関係なく高精度な計測と再現性が実現
できます。


それでは、今月の「保全と検査」メールマガジンも是非ご覧ください。

▽ INDEX ▽
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□■【技術紹介】
   最新レーザー技術でボア部のセンター位置を迅速・正確に計測
  ~ レーザーボアアライメント測定技術とSV事例 ~
    計測に精密な位置調整不要・撓みや温度変化による補正も不要です

□■【出展案内】
   メンテナンス・テクノショー2011 出展のご案内
  ~ 今年も「技能伝承問題」の解決策をご提案します ~
    社団法人日本能率協会「ものづくりNEXT2011」公式サイトはこちら

☆ 編集後記(秋祭り)

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おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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□【技術紹介】最新レーザー技術でボア部のセンター位置を迅速・正確に計測
┃ ~ レーザーボアアライメント測定技術とSV事例 ~
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▽ はじめに
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これまでレーザーを用いた計測システムとして、シャフトアライメント(軸芯
出し)技術や設備変位量計測技術を紹介し、ご好評いただいております。
しかし、レーザー計測技術は、それだけに留まらず様々な用途に応用され、
その適用範囲・使用用途は広がっています。

今回は、以下2点の最新レーザー技術を用いた計測技術とサービスについて、
ご紹介します。

◆計測技術
最新レーザー技術でタービンなどのボア(内径)・シリンダ部のセンター位置
計測とアライメントを実施する『レーザーボアアライメント測定技術』

◆計測サービス
その技術を熟知したスーパーバイザー(以下SVと表記)と計測機器を派遣し、
よりスピーディで正確な計測を可能にする『レーザーボアアライメントSVサー
ビス』

このレーザー計測技術では、次のようなアプリケーションでの適用実績が
あります。

  - 大型ディーゼルエンジンのクランクシャフトボア
- レシプロコンプレッサやターボコンプレッサ
- ギアボックス
- スタンチューブ
- 押出機
- 大型ポンプ・ブロア
- 蒸気タービン,ガスタービン


▽ 従来のボア測定方法
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
従来のボアアライメント計測方法として、ピアノ線・鉛線やダミーシャフト・
マンドレル等が利用されています。

ピアノ線を用いた測定は、計測のための機器類は簡便で済みますが、ピアノ線
を基準となるボアに対して精密にセットすることは難しく、セッティングに
時間を要しています。

また、その他にもピアノ線自体が重力で撓んでしまうため、測定値の補正が
必要であることをはじめとし、温度の影響を受けやすいこと、屋外では風の
影響を受けてしまうなど様々な問題点が挙げられます。

このような計測方法では、作業者によって計測値に差がでる可能性が高く、
正確な計測には経験が必要です。

更には、ピアノ線をセットしたあとは装置内部で他の作業ができなくなる
という作業性の問題も無視できません。

ダミーシャフトを使った方法でもピアノ線とほぼ同様の問題が見られます。


※従来の測定方法の問題点を、アニメーションを用いて詳しく説明しています
http://www.tts-inspection.com/tts_j/turbine_room02.html


▽ レーザーボアアライメント測定技術
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
レーザーボアアライメント測定技術では、ピアノ線やダミーシャフトの代わり
に、レーザー光線を利用します。レーザー光線は重力の影響を受けず、直進性
が高いため、撓み補正や温度補正などの必要がなく、精度の高い計測が可能
です。

また、精度以外の大きなメリットとして、測定までのセットアップが非常に
簡単である点が挙げられます。

従来の測定方法では、基準となるボアに対して、ピアノ線やダミーシャフトが
その中心にくるように精密にセットアップしなければなりません。

このセットアップの出来具合が、全体の計測値の精度に影響を及ぼすため
1/100mm単位の精密さが要求され、かなりの時間を要してしまうのです。

しかし、レーザーボアアライメント測定技術では、±1mm程度の精度でセット
アップを行えば良く、精密な位置決めは必要ありません。そのため短時間での
セットアップが可能です。


▽ レーザーボアアライメント測定手順
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
1.第一基準面でレーザーを調整(オフセット調整)。±1mm程度の精度でOK。
2.第二基準面でレーザーを調整(角度調整)。±1mm程度の精度でOK。
3.第一基準面でボアを測定。
4.第二基準面でボアを測定。
5.測定対象となる各パーツのボア位置を計測。

レーザーボアアライメント測定技術のセットアップが、±1mm程度の精度で
よい理由は、第一・第二基準面両方でボアを計測することで、レーザー光線の
通過位置とボアの中心との“位置関係”が把握できることを利用しているから
です。

従来の方法が、基準となるボアの中心に他の各パーツの中心を合わせるのに
対し、レーザーボアアライメント測定技術では、第一・第二基準面を通る
レーザー光線の通過位置と基準面の中心との位置関係を基に、専用コンピュー
タ上で、第一・第二基準面の中心を通るラインを計算し、基準線とします。

各パーツの位置関係は、レーザーに対してではなく、計算された基準線に
対しての位置として表示されます。

このように、基準線に各パーツの中心を合わせていく方法を採るため、セット
アップ時の精度が各パーツの修正精度に影響することはありません。

また、測定はレーザー検出器で、1/1000mmの精度で自動で読み取るため、
測定者の経験や技量に関係なく高精度での計測と再現性が可能になるのです。

更に、レーザー光線は、ピアノ線やダミーシャフトなどのように物理的な障害
とならないため、計測と修正作業を同時に実施することが可能となります。

このことは、修正まで含めたアライメント作業全体の時間短縮に大いに影響
します。


※レーザーによる測定技術を、アニメーションを用いて詳しく説明しています
http://www.tts-inspection.com/tts_j/turbine_room03.html


▽ レーザーボアアライメント導入事例
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◆ 発電用蒸気タービン・ガスタービン 車室アライメント
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タービンの新設時や、5年~10年毎に実施されるオーバーホール時には、
ボアアライメントが必要となります。

蒸気タービンの場合は、軸受け・パッキン・内外ケーシングやダイヤフラム
といったパーツに、ガスタービンであれば、軸受けや車室などのパーツに
ボアアライメントが必要です。

タービンにおいては、ボアアライメントの精度が悪いと、運転中に超高速で
回転する動翼と固定翼の接触が起こるなど、大事故につながりかねません。

そのため、極めて精密なアライメントが必要となり、高度な技術を持つ専門家
が長い時間をかけて作業を行っていました。

ある電力会社では、設備の稼働率を向上させるために、レーザーボアアライ
メントSVを導入し、メンテナンス期間の短縮に成功しました。

レーザーボアアライメントSV採用により320MWの蒸気タービンで従来は計測
に2日かかっていたものが4時間で完了し、大幅な時間短縮を実現しました。

現在、世界で200機以上のタービンに、レーザーボアアライメント測定技術が
導入されています。


※レーザーボアアライメント導入による改善点を詳しく説明しています
http://www.tts-inspection.com/tts_j/turbine_room04.html


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□【出展案内】メンテナンス・テクノショー2011 出展のご案内
┃ ~ 今年も「技能伝承問題」の解決策をご提案します ~
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TLVとTTSは今年もメンテナンス・テクノショーに共同出展します。

今年の主催者テーマは、
『見るだけじゃない。聴いて、学べて、明日のものづくりと出会える3日間』

TLV・TTSも数々のメンテナンスSolutionに関する展示で、
まさに『聴いて・学べる』内容を準備し皆様のご来場をお待ちしております。


◇ 会 場: 東京ビッグサイト(東京国際展示場)東5・6ホール

◇ 期 間: 2011年11月16日(水)~18日(金)

◇ 時 間: 10:00~17:00

◇ 入場料: 1,000円(税込)
※但し、招待状持参者は無料です。


TLV・TTSの今年のコンセプトは昨年に引き続き『Smart Maintenance』。
私たちが考える一歩先のメンテナンスのあり方をご提案します。

電話は携帯電話の時代を経て今やスマートフォンへと進化しています。
メンテナンスにおける進化、革新とは何でしょうか?

TLV・TTSが考えるメンテナンスのスマート化は、

『最先端の計測技術を活用し、経験から培った技能を伝承しながら、
  より高い作業品質とスピードアップを実現すること』です。

例えば、レーザーアライメントは自動で芯出しを行ってくれるマシンでは
ありません。芯出し作業そのものを行うのはあくまで“人”です。
そのため、作業を短時間に、且つ確実に実施するためには、それに適った技術
や、経験から培ったノウハウが必要となります。

最先端で便利なツールと技能伝承とを上手く組み合わせることが、これからの
メンテナンス分野において重要だと言えます。

「何を大切にし、どこを合理的にできるのか」
ビジネスの可能性を拡げる道を私たちと一緒に考えてみませんか?

当日は様々な計測機器を展示します。「便利なツール」はどこまで進化して
いるのか、是非確かめてください。
また、専門技術者がアテンドしておりますので、聴いて学ぶ場として、
是非当社ブースへお立ち寄りください。


ツールと技術の展示は以下を予定しています。

▽ Smart Alignment - アライメントの時間短縮と精度向上 -
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- レーザー芯出しシステム
- レーザーによる直線度や平行度の計測システム

▽ Smart Measurement - 多様な計測業務を新技術が変える -
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- ロール平行度計測システム

▽ Smart Monitoring - 正確な振動管理を最も簡単に実現 -
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- ハンディの振動計測システム
- オンラインの振動計測システム


※TLV展示ブースの詳細と無料招待状のお申込み方法は、
次週配信予定のTLVメールマガジン第98弾でご案内いたします。

※社団法人日本能率協会「ものづくりNEXT2011」公式サイトはこちら↓
http://www.jma.or.jp/next/about/exhibit.html#ex01


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☆ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。

10月といえば、祭りの季節!
全国各地で収穫や大漁を感謝しお祭りが行われます。
TLV本社がある兵庫県南西部も実にお祭りが盛んな地域で、特にこの一帯で
行われるお祭りを総称して「播州秋祭り」と呼んでいます。

主に、屋台と呼ばれる太鼓台を練出すものが多いのですが、各地区によって
屋台の装飾や練り子の衣装、掛け声など形態は様々。その風情も異なります。
それぞれの趣を楽しむべく、祭りの“はしご”をする人も少なくありません。

そして、何と言ってもお祭りの魅力といえば、普段各地に散らばった人々を
呼び戻し、心を一つにさせる不思議な力です。

全国各地、特色はもとより大小様々なお祭りがありますが、
やはり一番心浮き立つ祭りといえば、自分が生まれ育った地元で行われる
“ふるさとの祭り”に他なりませんね!


次回の『保全と検査』メールマガジンは、12月6日(火)配信の予定です。
どうぞお楽しみに。


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☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
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