1. ホーム
  2. メールマガジン
  3. 2013年のTLV・TTS保全と検査メールマガジン
  4. 2013/11/12 Vol.13

TLV・TTS保全と検査メールマガジン

2013/11/12 Vol.13

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□□□  TLV・TTSメールマガジン Vol.13
□ ~ 保全と検査に革新を ~ 2013年11月12日
株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/ 
有限会社ティティエス http://www.tts-inspection.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本社のある兵庫県加古川市では、木々の葉が徐々に色づき始めました。
この季節、健康診断を行うという方も多いのではないでしょうか。

健康のため、普段から体重や血圧などをチェックしておくのが良いように、
工場の設備でも、安全操業のため常に振動などの状態を管理しておくことが
重要ですね。

今号では「振動計をなかなか使いこなせない」「振動管理が長続きしない」
という方にもお勧めの新しい振動計をご紹介します。
多機能でスピーディー、アイコン化されたカラー画面が直感的で分かりやすく
どなたでも使いこなせます。

また、連載記事『コストダウンに繋がるメンテナンス』では、ダイヤル
ゲージで芯出しを行う際に、最も注意すべき「ダレ」について解説します。
ダレによる誤差がどの程度になるかご存知ですか?
記事では誤差を実際に測定し、補正の仕方もご説明しています。

それでは、メールマガジンをご覧ください。


▽ INDEX ▽
==================================================================

□■【新製品】
  振動管理が誰でもできる!多機能なのに簡単操作で受賞歴多数
 ~ オールインワンの振動管理ツール ビブエキスパート2 ~

□■【連 載】
  コストダウンに繋がるメンテナンス<その27>
  芯出しをダイヤルゲージで行う際の実際のダレ量はどのくらい?
 ~ ダイヤルゲージのダレによる誤差 ~

☆ 編集後記(メンテナンステクノショーのお礼)

==================================================================


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□【新製品】振動管理が誰でもできる!多機能なのに簡単操作で受賞歴多数
┃ ~ オールインワンの振動管理ツール ビブエキスパート2 ~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▽ 受賞歴多数!海外では既に定番の振動計
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
振動計の購入、振動管理の導入をご検討中の方。
次のようなお悩みはありませんか?

「振動計は多機能なのがいいが、複雑で使いこなせなければ意味がないし」

「色々な故障に備えて、多くのパラメーターを振動計で計測したいが、
 そうすると時間と手間がかかって・・・」

従来、難しいと言われてきた振動管理(振動の測定・解析)を、誰でもできる
ようにしたのが、オールインワンの振動計『ビブエキスパート2』です。

その場の状況や使う人のレベルに応じて様々な計測ができる「多機能さ」と
アイコン化された画面が初心者でも分かりやすい「操作性の良さ」を兼ね備え、
最新のCPUにより計測スピードが速いため作業時間短縮が図れます。

欧米で6つの賞を受賞し、世界にその価値が認められたビブエキスパート2
をご紹介します。


▽ 回転機設備の突発停止を防ぐ振動管理
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
回転機を使用した設備の生産性向上や、それら設備のメンテナンスコスト低減
を考える場合、突然の故障等による突発停止を発生させないことが重要です。

そのためには、設備のコンディションを把握して故障発生前に予兆を検知した
り、まだ予兆の無い段階でも、故障の要因となる現象を的確に把握し、事前に
手を打ったりすることができれば、設備の信頼性を向上させMTBF(平均故障
間隔 Mean Time Between Failure)を伸ばすことができます。

回転機設備のコンディションを把握する手段として最も広く活用されている
のが、振動の測定・解析を行う振動管理です。


▽ 振動管理が導入できない原因
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
振動管理が有効な手段であることは誰もが認めるところですが、

 「実際に導入するのは難しい」
 「導入してもなかなか続かなくて・・・」

と思われている方も少なくないのではないでしょうか。

振動の測定では、故障の種類によって検知に最適なパラメーターが異なる
ため、どんなデータを採取すれば良いかの判断が必要です。
その判断が難しいからといって、全ての測定場所であらゆる種類のデータを
採取していたのでは時間がかかり過ぎてしまいます。

測定する機器が種類ごとに必要となれば使いこなしも大変で、加えて測定者
による測定値のバラツキの問題もあります。
データ解析にあたっては、専門的な知識も必要です。


▽ 誰でも振動管理ができる振動計
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
このように難しかった振動管理を、誰でも簡単にできるようにした振動計が
ビブエキスパート2です。
具体的には、以下のような特長でユーザーをアシストします。

【操作面】

  ■グラフィックインターフェースにより、目的に応じて適切な
   測定項目を簡単に選定できます。

  ■これ1台で複数の項目を一度に測定でき、高速CPUで処理速度も
   早いため作業時間が短縮できます。

  ■各故障モードに対する振動解析設定のテンプレート内蔵により、
   自動的に最適なパラメーターを選び故障を判断します。

  ■ルート機能により、測定場所を画面の図で確認しながら間違い
   のない測定が可能です。

【解析及び表示面】

  ■カラフルで見やすい画面表示で、測定・解析の結果をサマリー
   から詳細まで自在に確認できます。

  ■現場でグラフ表示や振動評価が可能です。

  ■データレコーディング(データロギング)機能で一時的な
   オンライン振動計として活用できます。

  ■専用ソフトでPCと連係し詳細なデータ解析やレポートが可能です。

初心者からベテランの方まで、振動管理を行う全ての方にご満足いただける
振動計シリーズ最上位機種の使いやすさを、是非実機に触れてご確認ください。


------>>新発売 ビブエキスパート2の詳細はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/catalog/vibxpert2.html


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□【連 載】コストダウンに繋がるメンテナンス <その27>
┃ 芯出しをダイヤルゲージで行う際の実際のダレ量はどのくらい?
┃ ~ ダイヤルゲージのダレによる誤差 ~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▽ 芯出し作業で求められる正確さ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
芯出し作業を実施するにあたって、現在の芯出し状態がどうなっているかを
正確に測定することが必要です。現状が正確に把握できていなければ、修正
が必要か否か、必要ならどれだけ修正しなければならないかがわかりません。

ここでいう「正確に」という言葉は、

  「1/100mm単位で誤差のない測定」

  「測定結果の再現性があること」

の2つを意味しています。


▽ ダイヤルゲージのダレによる誤差
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
回転機の軸の芯出し作業には、ダイヤルゲージという計測器が多く使用され
ます。このダイヤルゲージを使った測定で、忘れてはならないのが「ダレ」
によって生じる誤差の問題です。

ダレは漢字で書くと「垂れ」であり、「撓み(たわみ)」とも呼ばれていま
す。

ダレとは、一点が支持された長い棒である片持ち梁(はり)に、重さのある
物体を取り付けたときに梁が撓む現象のことです。
この撓み量は、梁の材質と長さ、重さ、そして取り付けられる物体の重さで
決まります。

ダイヤルゲージによる芯出し測定に置き換えると、

   梁・・・・測定バーの材質、長さ、重さ
   物体・・・ダイヤルゲージの重さ

になります。

このダレは、重さのない測定バーとダイヤルゲージを使用しない限り必ず
発生するものであり、ダイヤルゲージを使用する以上は絶対に避けられない
現象です。


▽ ダレによる誤差を実際に測定してみると
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ダレがどの程度になるのか実験したデータがあります。

長さ30cm程度の短い80Aのガス管に、150mmの測定バーを用いてダイヤルゲージ
をセットし、180度回転させたときに表示されている値を記録しました。

このとき、真上でゼロだったダイヤルゲージの読みは180度回転させた真下の
位置で-7/100mmになりました。

短い80Aガス管自体の撓み量は極めて小さいと考えられますので、真下位置で
のダイヤルゲージの読み値はほぼ全て測定バーの撓み量と考えられます。

測定バーの長さを変えて同様の測定を行ってみたところ、真下位置での
ダイヤルゲージの読みは、以下のような結果となりました。

  測定バーの長さが150mm・・・ -7/100mm
  測定バーの長さが200mm・・・-16/100mm
  測定バーの長さが300mm・・・-32/100mm

測定バーの長さが長いほど、ダイヤルゲージの読み値が大きくなっていること
が分かります。


▽ ダレの誤差を解消する
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ダレの量は、測定バーの角度や材質、長さ、重さ、ダイヤルゲージの重さなど
の条件で変化します。同じ機材を使用しても取り付け姿勢が違えばダレの量は
違ってきます。そのため、ダレの量はダイヤルゲージを設置して計測を行う
都度確認し、毎回その分を芯出し測定値から引かなければなりません。

この手間は小さくありません。また、

「この測定ではダレが発生しないように、測定バーの長さを短くしています」

「7/100mmぐらいのダレがあるはずなので、これを考慮して芯出し、シム調整
 をしています」

という内容の発言をしばしば耳にします。

一見、ダレを考慮した慎重な姿勢のように思えますが、このような配慮が必要
なこと自体、測定以前の段階からダイヤルゲージには「正確な芯出し」に
対する懸念があることを表しています。

ダイヤルゲージに替わり、ダレの問題を解消する新たな芯出し器として登場
してきたのがレーザーによる芯出し器です。レーザーによる芯出しは、光の
直進性によりダレの問題が無く、正確な測定が誰でも素早く実行できます。

※レーザー式芯出し器の詳細はこちら↓
http://www.tlv.com/ja/catalog/news23j.html


---->>『ダイヤルゲージのダレによる誤差』の画像付き説明はこちら↓
http://www.tts-inspection.com/ja/maintenance/1311maintenance_27j.html


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆ 編集後記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最後までお読みいただきありがとうございます。

当社も出展したメンテナンステクノショーが、東京ビッグサイトで
2013年10月30日~11月1日に開催されました。

今年で37回を数える同展示会は、設備の維持管理をテーマとする国内唯一
の展示会です。

主催者が発表した「ものづくりNEXT↑2013」の総来場者数は14,684人に
上り、多くのデモンストレーションやプレゼンテーションが行われた会場
には、配管やロボット等の展示物に混じってクレーン車なども展示され、
メンテナンスの展示会らしい賑わいを見せていました。

当社ブースにも多くのご来場をいただきありがとうございました。
(会場の様子はこちら↓)
http://www.tlv.com/news/newsj/news2013_11_01.html

初日から多くの方にお越しいただき、レーザー式軸芯出し器、ロール設備
の平行度診断、配管の模型を使った配管・タンクの金属腐食診断の
デモンストレーションに、多くの方が熱心に聞き入っておられました。

計測・診断への関心が高まっている中、事前にホームページ等で
目的のサービスについて調べて来られている方も多く、
様々な具体的なご相談をいただき大変有意義な時間が持てました。

ご来場いただいた皆さまに改めて御礼申し上げます。


次号の『保全と検査』メールマガジンもどうぞお楽しみに。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆リンク先をご覧いただけない環境の方には、同内容の資料をお送りして
おります。ご希望の資料を明記の上、ccc@tlv.comまでご連絡下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━