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TLV・TTS保全と検査メールマガジン

2017/05/23 Vol.37

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□□□  TLV・TTSメールマガジン Vol.37
□ ~ 保全と検査に革新を ~ 2017年05月23日
株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/ 
有限会社ティティエス http://www.tts-inspection.com/
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レーザー軸芯出し器のハイエンド機種 ロータラインシリーズが
タッチパネルを採用した「ロータラインタッチ」へとリニューアル
されました。
カメラ機能付き、Wi-Fi機能付きなど、選べる4つのバリエーションの
特徴とは?詳細は本文をご覧ください。

もう一つの記事では、造船会社で利用されるレーザーによる軸芯出し、
同芯度測定、平面度測定の例をご紹介します。
大型な上に精度も求められる装置の芯出し、据え付け。
作業環境が制限されている状況での測定など、自社で行っている計測作業の
参考に是非ご一読ください。


▽ INDEX ▽
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□■【新製品】
  タッチパネルで簡単・スムーズな操作 カメラやWi-Fi機能付きも登場
 ~ レーザー式軸芯出し器 ロータラインタッチ ~
  ↓最高品質のアライメントがネットワーク対応に進化!

□■【計測事例】
  技術継承、コスト・工期の課題をレーザー計測器で解決!
 ~ 造船に活用される軸芯出し、同芯度計測、平面度計測技術 ~
  ↓船舶の甲板や機関室への装置据え付けに!レーザー平面度計測器

☆ 編集後記(アライメントの革新)

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□【新製品】タッチパネルで簡単操作 カメラやWi-Fi機能付きも登場
┃  ~ レーザー式軸芯出し器 ロータラインタッチ ~
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▽ レーザー芯出し器ロータラインがリニューアル!
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ポンプやファン、ブロワーやコンプレッサーなどの回転機の軸芯出し
(シャフトアライメント)に幅広く活用されているレーザー軸芯出し器。

誰でも素早く、大型、縦型、機械列などあらゆる回転機の高精度な芯出しが
可能なことから、現場での利用が広がり以下の実現に貢献しています。

 - 設備の長寿命化
 - 突発故障防止による生産機会損失の回避
 - 芯出し作業工数の削減
 - メンテナンスコストの削減
 - 振動減少による騒音の低減
 - 多能工化の推進

このレーザー軸芯出し器の最上位機種であるROTALIGN ULTRA iS
(ロータラインウルトラアイエス)が、この度新しく
ROTALIGN touch(ロータラインタッチ)となって生まれ変わりました!


▽ カメラ機能付き、Wi-Fi機能付きなど、選べる4つのバリエーション
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レーザーにより誰でも素早く正確な芯出しが行える機能はそのままに、
マルチタッチパネルを採用し、より直感的でスムーズな操作が可能と
なりました。

ロータラインタッチはスタンダードモデルのほか、内蔵カメラ付き、
クラウド接続が可能なものなど、4つのバリエーションから選べます。

◆ スタンダード
 :従来と同様、芯出し機能のみご使用いただけます。

◆ カメラ機能付き
 :内蔵カメラで現場の記録を残し、設備の状態の見える化に貢献できます。

◆ Wi-Fi機能付き
 :Wi-Fiを通じて世界中のどこからでもクラウド上に接続。
  各現場の芯出しデータを関係者とリアルタイムで共有できます。

◆ カメラ/Wi-Fi機能付き
 :内蔵カメラとWi-Fiによるクラウド接続機能が付いたフルモデルです。

 ※注意※ それぞれハードウェアが異なるため、購入後の別モデルへの
      アップグレードはできません。


▽ つながる。直感で使う。タフで長持ち。
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マルチタッチパネル採用による操作性の向上に加えて、モデルごとに高解像度
カメラ内蔵やクラウド接続など、ユニークな独自の機能を搭載しています。

例えば、Wi-Fi機能付きモデルに標準搭載されているRFIDリーダータグ機能を
使えば、設備管理の識別と情報のリアルタイムな更新・共有が効率的に行え
ます。

【マルチタッチパネル採用】<各モデル共通>

 - 3Dグラフィック表示のマルチタッチパネルを採用。
   3D表示画面をタッチ操作しながら使用するため、初めての方でも
   より直感的に操作できます。

 - フルカラースクリーンは従来の5.6インチから7インチに拡大。
   より画面が見やすくなりました。

 - タッチパネル表面は耐久性が高く傷もつきにくい耐衝撃ガラス製。
   本体はIP65の防水・防塵仕様で、現場でも長くお使いいただけます。

【高解像度カメラ搭載】<カメラ機能付き><カメラ/Wi-Fi機能付き> 

 - 5メガピクセルの内蔵カメラを搭載しているため、現場写真を添付した
   より臨場感のある報告ができます。

 - 更に、カメラ/Wi-Fi機能付きモデルなら、現場の写真をクラウドを
   通じてタイムリーに共有できます。

【RFIDリーダータグ機能搭載】<Wi-Fi機能付き><カメラ/Wi-Fi機能付き>

 - RFIDという機械識別タグを、対象機器付近に取り付けることで、
   作業データの保存と呼び出しが可能となり、作業効率が向上します。

【クラウド接続】<Wi-Fi機能付き><カメラ/Wi-Fi機能付き>

 - 本体に搭載されたWi-Fi機能で、クラウドに接続することにより、
   遠隔からの作業指示や作業レポート・写真の送信が可能です。


このように更に操作性や機能が向上し、リアルタイムコミュニケーションを
可能にしたロータラインタッチ。デモンストレーションも可能ですので、
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=TTSJ


------>>新発売 ロータラインタッチの詳細はこちら↓
http://www.tlv.com/product_v2/product_070101.html


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□【計測事例】技術継承、コスト・工期の課題をレーザー計測器で解決!
┃  ~ 造船に活用される軸芯出し、同芯度計測、平面度計測技術 ~
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▽ 技術継承、コスト・工期面の課題を解決するレーザー式計測器
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多くの造船会社様では、従来作っていた船から時代のニーズに合わせた船へと
船種変更を進めています。

島国である日本には高い造船技術がありますが、その一方で他業種と同様に、
技術継承やコスト・工期面での高い要求など、悩ましい問題も増えているよう
です。

これらの課題を解決するのが、レーザーアライメントや平面度、レベル、
同芯度(ボア)を測定する最新のジオメトリカル計測技術です。

操作が容易で精度が高いこれらレーザー式計測器を使用することにより、
工期短縮、精度向上、再現性向上、作業可能者の増加を実現。
新造船、修繕船を問わず活用されています。


▽ 中間軸、主機フライ・ホイールと減速機の軸芯出し
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一般的に軸系装置とは、主機関や減速機出力軸端からプロペラへ動力を伝達
するために必要な装置の範囲を指します。この広範囲にわたる芯出し作業は
船舶の動力システムを安定して継続使用するために非常に重要です。

スタンチューブ(船尾管)、プロペラ軸、プロペラの取り付け等が完了した
後、プロペラ軸を基準として中間軸と中間軸受けの取り付け作業を行います。

軸系の重量や軸受け支点の位置を考慮しながら、造船所の定める高い芯出し
基準値内に収める作業は、特に大型船では非常に大きな労力がかかります。

また、メインエンジンの最後尾にある主機フライ・ホイールは、船種によって
は径が1000φを超えるものも珍しくありません。この主機フライ・ホイールと
減速機は、高い芯出し精度が基準値となる反面、自重が大きく、ローラー
ジャッキを用いてのダレ修正を行わなければならないなど、多大な時間と
工数を要します。

更に、隔壁を隔てた減速機の軸芯出しなどもあり、作業環境が制限され、
苦心されているケースもあります。

これら大型で手間がかかる上に、精度も求められる芯出し作業には、
レーザー軸芯出し器 ロータライン ウルトラiSが利用されています。
レーザーを用いることで、誰でも高精度な芯出しが可能になり、工数も
大幅に削減できます。

◆ レーザー軸芯出し器 ロータラインウルトラiS
http://www.tlv.com/ja/catalog/news23j.html

【活用箇所】:軸系装置、各種動力源と回転機


▽ 軸系装置の同芯度測定
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軸系装置には高い同芯度測定精度が求められるスタンチューブ、
ボーリングバー、インターミディエンドシャフトがあります。

これらの同芯度測定には、ピアノ線を用いたり専用治具を製作したりなど
各社様とも苦心され、作業には高い技術に加えて時間と工数も必要でした。

ロータラインウルトラiSによる軸芯出しに加えて、同芯度測定にレーザーボア
芯出し器センターラインを用いることで、精度と作業効率の向上を図ることが
できます。

◆ レーザーボア芯出し器 センターライン
http://www.tts-inspection.com/ja/inspection_service/turbine_room03/

【活用箇所】スタンチューブ、ボーリングバー、
      インターミディエンドシャフトの同芯と通り芯


▽ 甲板機械据付の平面度測定
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船舶の甲板や機関室には、船舶の運用上必要とされる様々な装置が据え付け
られます。それらの据え付け作業にはレーザー平面度計測器 レバライン
エキスパートや精密角度計 インクリネオが利用され、作業の精度向上と
効率化が図られています。

◆ レーザー平面度計測器 レバラインエキスパート
http://www.tlv.com/ja/catalog/levalign_expert.html

◆ 精密角度計 インクリネオ
http://www.tlv.com/product_v2/product_070207.html

【活用箇所】デッキクレーンやウインチの据え付け
      機関室の各種動力源の据え付け


▽ ベアリング、ギアの焼きばめ
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最近では、造船会社様からのベアリングヒーターのお問い合わせも増えて
います。従来、ベアリングやギヤなどの熱膨張には、バーナーで炙ったり
オイルプールに浸けて加熱したりと様々な方法が取られていましたが
安全面、衛生面、ワークピースの片膨張などの問題がありました。

ベアリングヒーター エディサームポータブルはこれらの問題を解決するだけ
でなく、重量が約3.5Kgと非常に軽量で100V電源で使用できるため、船上への
持ち込みが可能。素早く、簡単、クリーンに焼きばめができるため、
ベアリング、ギヤなどの組上げ作業時に広く活用されています。

◆ ベアリングヒーター エディサームポータブル
http://www.tlv.com/ja/catalog/eddy_therm.html

【活用箇所】ベアリング、ギアの組み上げ


▽ 騒音対策にも効果あり!お気軽にご相談ください
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これらの計測技術は船種を問わず、様々な用途で利用されており、
1つの計測技術が工夫次第で異なった用途の測定にも活用できます。

近年、造船業界では居住区の騒音を一定値以下に抑える取り組みがされて
います。軸芯出しや平面度などの精度が低いと機器の振動の原因となり、
騒音も大きくなります。

実際に、船内居住区の一番の振動・騒音源とされる、油圧ユニットと機関室
の機器設置精度及び駆動源軸精度の向上目的で、レーザー軸芯出し器を使用
した結果、精度向上に加えて騒音値も低減したという報告がされています。

当社では、各レーザー計測器を販売しているほか、スーパーバイザーを派遣
してレーザー計測器を使った測定を受けられるサービスもあります。
詳しくはお問い合わせください。

※製品や計測サービスに関するお問い合わせのほか、
 「こういう測定ができる計測器はないか?」など、
 現在お困りの設備がありましたらお気軽にご相談ください。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=TTSJ


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☆ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。

今月は、レーザー軸芯出し器の新商品をご紹介しました。

旧製品のロータラインウルトラiSは5年前の発売開始以来、
レーザー(レーザー発射器)とセンサー(レーザー検出器)を最新化しながら
幅広い業種で多くのお客様にご利用いただいてきました。

ダイヤルゲージによる軸芯出しを、精度と工数の面で飛躍的に向上させた
レーザー軸芯出し器が、最新機種ではタッチパネルの採用、カメラ機能(*)
とWi-Fi-機能(*)の搭載により、更に操作性とネットワーク機能を強化。

 * 但しモデルによって機能は異なります

現場で撮影した写真を、遠隔地の担当者がリアルタイムで見ながら、
測定データや据え付け方法について指示を出したり、現場とオフィスで
現場の写真とデータを見て議論しながら作業を行うといったことも可能です。

高精度のアライメントとネットワークの融合が、
メンテナンスにどのような革新をもたらすのか?

実機のデモンストレーションも可能ですので、ご興味のある方は
お気軽にお問い合わせください。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=TTSJ


では、次号の『保全と検査』メールマガジンもどうぞお楽しみに。


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