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TLV・TTS保全と検査メールマガジン

2017/09/12 Vol.40

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□□□  TLV・TTSメールマガジン Vol.40
□ ~ 保全と検査に革新を ~ 2017年09月12日
株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/ 
有限会社ティティエス http://www.tts-inspection.com/
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突発故障を避けるために、振動測定によるコンディションモニタリングは
有効ですが、低速回転機や低周波領域など振動での測定が困難な領域も
あります。

この振動測定の適用が難しい条件に対応できる手法が油分析法です。

潤滑油内の金属摩耗粉を測定することで、ベアリングやギアボックス等の
摩耗の僅かな兆候を発見。摩耗による振動発生前にメンテナンスをすること
ができます。以下では潤滑油内金属摩耗粉モニタリングシステムの詳細と
事例をご紹介します。


▽ INDEX ▽
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□■【新製品】
  振動では測定できないギア、ベアリングの損傷、破損の僅かな兆候発見
 ~ 潤滑油内金属摩耗粉モニタリングシステム ウェアスキャナー ~
  ↓渦電流を使った測定原理をアニメーションで詳しく解説

□■【お客様事例】
  オンラインで簡単見える化、突発故障防止
 ~ ベアリング・ギア破損の兆候をウェアスキャナーによって監視 ~
  ↓自動車・建機・一般産業機械・船舶・風力発電の導入事例

☆ 編集後記(この夏大活躍!熱中症対策には○○)

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□【新製品】振動では測定できないギア、ベアリングの損傷、破損の兆候発見
┃ ~ 潤滑油内金属摩耗粉モニタリングシステム ウェアスキャナー ~
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▽ ギア、ベアリングの摩耗、損傷、機械破損の僅かな兆候を発見
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「ギア、ベアリングなどの消耗部品の摩耗、損傷、機械破損を
 僅かな兆候の段階で、より早く発見したい」

これを実現するのが、潤滑油内の微小な金属摩耗粉の粒子数と大きさの分析
により、振動測定では発見できない初期段階の損傷、破損が把握できる
油分析法です。

TLVではこの度、高性能でコンパクトな油分析用ツール

『潤滑油内金属摩耗粉モニタリングシステム ウェアスキャナー』
https://www.tlv.com/ja/catalog/wearscanner.html

を発売しました。

振動監視では拾いきれない僅かな兆候も、潤滑油内の摩耗粉を監視することで
発見でき、設備の突発故障による生産機会損失をより確実に回避。

以下のような用途で、設備故障を事前に予知し、計画的なメンテナンスと
機器の傾向管理を強力に推進します。

◆ 用途

 - ギアボックスの摩耗、破損の監視
 - ベアリングの摩耗、破損の監視
 - 各種装置金属部品の摩耗、破損の監視、など


▽ 渦電流がこれまで難しかった潤滑油内の摩耗粉測定を簡単に!
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従来、潤滑油内の摩耗粉監視は、摩耗粉以外のパーティクル(粒子)や気泡も
拾ってしまうため難しい分析方法とされてきました。

しかし、渦電流の原理を用いたウェアスキャナーは、潤滑油内に存在する
電気伝導性の粒子のみを測定。電流の変化を発生させてその値を読み取る
ため、 摩耗粉以外の粒子を拾うことなく簡単で正確な潤滑油内の摩耗粉監視
が可能です。以下のような特徴があります。

◆ 特徴

【広範囲なサイズを測定】

 - ISO16232に定義されたパーティクルサイズのうちClass-E~Class-Kの
   広範囲で測定可能。
   カウント可能な最小サイズのClass-Eは50μm~100μmの微粒子。

【低速回転にも対応】

 - 発生した摩耗粉を測定する方式のため、振動では測定が困難な
   低速回転、低周波領域も監視可能。

【正確な測定】

 - 渦電流の原理を使用しているため、次の要因による影響なし。
   [潤滑油の温度、流量、粘度、空気、水分量または潤滑油の色]

【オンライン/オフラインの選択可】

 - LAN接続を利用した「オンライン監視」(オプション)、または
   本体に内蔵された64MBのメモリー機能を活用した「オフライン監視」
   の選択が可能。

【簡単セットアップ】

 - 本体を潤滑油循環ラインにインラインで取付け、セットアップするだけ
   ですぐに測定。

 - Class-E~Class-Kの範囲内で測定したい領域を任意で8クラスまで設定。
   設定した閾値を超えたものにアラームを発生させることが可能。


振動監視よりもいち早く消耗品の摩耗、破損を発見できるコンディション
モニタリング手段として、ギアボックス、ベアリングほか、各種装置金属部品
の摩耗、破損の微兆候発見に、潤滑油内の金属摩耗粉監視をご検討ください。


---->>ウェアスキャナーの測定原理、測定範囲等詳細はこちら↓
https://www.tlv.com/ja/catalog/wearscanner.html


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□【お客様事例】オンラインで簡単見える化、突発故障防止
┃ ~ ベアリング・ギア破損の兆候をウェアスキャナーによって監視 ~
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前述の通り、振動測定などでは感知できないギア等の磨耗の僅かな兆候、
状態を把握するには、潤滑油内に発生する金属摩耗粉の監視が有効です。

以下では、実際にウェアスキャナーを導入し、金属摩耗粉の監視により、
摩耗や破損の兆候をいち早く発見することで、突発故障防止やメンテナンス
コストの削減、リアルタイムでの安全なモニタリング等を実現した事例を
ご紹介します。
https://www.tlv.com/ja/catalog/wearscanner_case_01.html


▽ パワートレイン試験装置(自動車/建機)
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自動車、建機のパワートレイン試験室では、装置の試験開始から終了までの
ベアリング、ギアなどの微細な兆候変化を把握したいと考えていました。

しかし、振動測定では微兆候を感知できず、従来の金属磨耗粒子測定では、
粒子の大きさと量の把握は不可能でした。

そこで、50μm以上の磨耗粒子の量と大きさが測定可能なウェアスキャナーを
導入。微兆候を数値化できたことで、試験機器の耐久性の正確な評価が可能
となり、オンラインシステムと連動させて常時監視を行っている事例です。
https://www.tlv.com/ja/catalog/wearscanner_case_01.html#index01


▽ 風車ナセル内ギアボックス(風力発電)
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風車のナセル内ギアボックスのコンディションモニタリング(状態監視)を
行いたかったものの、風車が低速で回転するため振動を測定することは困難
でした。

そこで、低速回転域で発生する僅かな兆候も測定できるウェアスキャナー
を導入。正確な予知予防が可能になったことに加えて、オンラインシステム
により高いナセルまで登らなくても、地上からリアルタイムで安全にモニタ
リングすることが可能となった事例です。
https://www.tlv.com/ja/catalog/wearscanner_case_01.html#index02


▽ エンジン・減速器(船舶)
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洋上ではエンジン周辺部品の交換が容易ではないため、メンテナンスには
注意を払っていますが、突発故障はなくなりません。また、船員の居住室が
エンジンルームの近くにあり、少しの振動でも生活環境に悪い影響を与える
という問題がありました。

そこで、エンジン周辺機器のオイル循環ラインにウェアスキャナーを取り付け
て、潤滑油内の金属摩耗粉を測定し、ギアの刃こぼれやベアリングの損傷など
を監視することにしました。

その結果、機器の破損に至る前に、修繕などの対策がとれるようになり、
突発故障の発生件数が大きくを改善。更に、破損の広がりによって生じる
大きな振動がなくなり、船員の生活環境改善にも繋がった事例です。
https://www.tlv.com/ja/catalog/wearscanner_case_01.html#index03


▽ 大型減速器・クラッチ(一般産業)
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従来は突発故障防止の目的で、複数の機械の振動測定を行っていましたが、
作業者によって測定結果が異なるため原因解析ができず、振動測定と併用
できる簡単な測定方法を探していました。

そこで潤滑油の循環ラインにウェアスキャナーを取り付けて、減速機、
クラッチなどの機器の中でも破損頻度の高いギア、ベアリング、シャフトなど
の磨耗粉、破損粒子の状態を監視。閾値を設定し、閾値を越えたらすぐに
メンテナンスを実施するようにしました。

その結果、故障したまま稼働させて故障が広がるようなことがなくなり、メン
テナンスコストが削減。人による測定のような結果のバラツキや煩雑な解析も
なく、オンラインによって簡単に見える化を実現しました。
https://www.tlv.com/ja/catalog/wearscanner_case_01.html#index04


ウェアスキャナーに関心をお持ちでしたら、是非お問い合わせください。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=TTSJ


---->>ウェアスキャナー使用例の詳細はこちら↓
https://www.tlv.com/ja/catalog/wearscanner_case_01.html


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☆ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。

今夏、東日本は雨続きの所が多かったようですが、西日本は猛暑の日が
多く、暑い中での診断作業が続きました。

熱中症対策には水分・塩分補給が不可欠です。
そこで、ある診断スタッフが診断の際に必ず持参するものが
水と塩こんぶ。

塩こんぶを食べすぎると塩分の取り過ぎになるのでは?と心配になりますが
診断中はそれ位大量の汗をかくので問題ないそうです。

また、熱中症対策といえば、塩飴やスポーツドリンクが一般的ですが、
塩こんぶは沢山摂取しても甘さが口に残らず口中がサッパリとして、
水との組み合わせで塩分濃度の調整も可能。
色々試した結果、塩こんぶに落ち着いたそうです。

ビタミンやミネラルも取れますので、「夏の疲れが取れなくて・・・」
という方の夏バテ対策にも良いかもしれませんね。

塩分の取り過ぎにはご注意いただきながら、試されてみてはいかがで
しょうか。


では、次号の『保全と検査』メールマガジンもどうぞお楽しみに。


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