TLV・TTS保全と検査メールマガジン
2018/06/12 Vol.47
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□□□ TLV・TTSメールマガジン Vol.47
□ ~ 保全と検査に革新を ~
2018年06月12日
株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/
有限会社ティティエス http://www.tts-inspection.com/
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今月は『プラントメンテナンスショー2018』出展のご案内をお送りします。
同展は、工場の設備管理・保全技術の国内唯一の専門展示会です。
TLV、TTSは今年も出展し、最新の計測・モニタリング機器を多数展示します。
更に、昨年ご好評いただいたプロの診断員による無料セミナーを今年も開催!
皆様のご来場をお待ちしております。
もう一つの記事では、配管や塔槽類の腐食検査について取り上げます。
保温が施工されている配管や、耐火材で覆われた蒸留塔や貯留槽などの
腐食検査は、保温の解体や足場の設置等膨大な費用と工数が必要です。
そこでご提案する、工数短縮、検査費用削減、検査カバー率の向上が可能な
「スクリーニング検査」とは?詳しくは本文をご覧ください。
▽ INDEX ▽
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□■【出展案内】
プラントメンテナンスショー2018(2018年7月18日~20日)出展のご案内
~ プロの診断員が解説!ブースにて無料セミナー開催 ~
↓テーマは芯出し/腐食検査/ロール平行度測定 セミナー日時はこちら
□■【腐食検査】
配管・塔槽類の検査費用4分の1、工数5分の2になった事例も!
~ 腐食のスクリーニング検査で工数短縮・費用削減・カバー率向上 ~
↓配管の腐食などによる減肉を網羅的に検査するスクリーニング技術
↓金属設備の腐食を付帯工事や前処理なく検査するスクリーニング技術
☆ 編集後記(雨と診断)
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□【出展案内】プラントメンテナンスショー2018 出展のご案内
┃ ~ プロの診断員が解説!ブースにて無料セミナー開催 ~
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今年で42回目を迎えるプラントメンテナンスショーは、
予防保全・設備管理、モニタリング・診断、メンテナンス、安全・防災等に
関連した製品やサービスが一堂に会する、工場設備の維持管理・保全技術に
関する国内唯一の専門展示会です。
TLVとTTSはこのプラントメンテナンスショーに今年も出展します。
ブースのテーマは、
「安心をずっと。
~世界標準のメンテナンステクノロジーで日本のプラントを守る~」
今年も、様々な計測・モニタリング機器を展示するのに加えて、
アライメントや各種測定、プラント設備診断に関するセミナーを
TLV・TTSブースにて開催!
実際に現場で診断・計測業務を行っているプロの診断員が、
最新のメンテナンス・計測技術について4つのテーマでご説明します。
是非当社ブースへお越しください。
◆ 会 場: 東京ビッグサイト(東京国際展示場)東ホール
[ブースNo.1C-07]
◆ 期 間: 2018年7月18日(水)~7月20日(金)
◆ 時 間: 10:00~17:00
◆ 入場料: 3,000円(税込)
※但し、公式サイトから来場者事前登録を行うと無料です
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展示内容の詳細及び、来場者事前登録はこちら↓
https://www.tlv.com/news/newsj/news2018_06_01.html
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◆ セミナー内容(予定):
実際に現場で診断・計測業務を行っているプロの診断員が、実践的な内容を
織り交ぜながら、以下の3つのテーマをご説明する無料セミナーです。
TLV・TTSブースにて1回15分間、各テーマ1日2回ずつ開催します。
セミナーテーマと開始時間は以下をご参照ください。
◇ レーザーを使用した芯出し技術(芯出しデータのクラウド管理)
【開始時間】11:00~、14:00~
◇ PEC(パルス過流探傷)、ガイド波による設備の腐食・減肉検査技術
【開始時間】12:00~、15:00~
◇ ロールtoロール生産設備のロール平行度測定
【開始時間】13:00~、16:00~
◆ 展示内容(予定):
TTSがご提供する診断サービスをはじめ、それを支える技術を
一部デモンストレーションを交えてご紹介します。
◇ Shaft Alignment レーザー軸芯出し器
https://www.tlv.com/ja/catalog/rotalign-touch.html
◇ Roll Alignment レーザージャイロを用いたロール平行度計測技術
https://www.tts-inspection.com/ja/inspection_service/roll_parallel01/
◇ PEC(Pulsed Eddy Current) パルス渦流を用いた金属腐食検査
https://www.tts-inspection.com/ja/inspection_service/pec01/
◇ Guided Wave (Long Range UT) Inspection
配管の腐食・減肉のスクリーニング検査
https://www.tts-inspection.com/ja/inspection_service/haikan_sindan01/
◇ SonicMan Survey 圧縮エア・ガスのリーク診断
https://www.tts-inspection.com/ja/inspection_service/sonic_man01/
------>>プラントメンテナンスショー2018展示内容の詳細はこちら↓
来場者事前登録も行えます
https://www.tlv.com/news/newsj/news2018_06_01.html
※メンテナンス・レジリエンスTOKYO2018「プラントメンテナンスショー」
公式サイトはこちら↓
https://www.jma.or.jp/mente/outline/plant.html
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□【腐食検査】配管・塔槽類の検査費用4分の1、工数5分の2になった事例も!
┃ ~ 腐食のスクリーニング検査で工数短縮・費用削減・カバー率向上 ~
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▽ 配管腐食検査の膨大な費用と労力を削減したい
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プラント内を縦横無尽に走る配管には、保温が施工されているものや
手の届かない高所にあるものも多くあり、腐食の状態などを精密検査
するには保温の解体や足場の設置等膨大な費用と労力が必要です。
その費用を捻出した上で精密検査をしても、すぐに対策が必要となるほどの
劣化箇所は全体の1.4%とも言われ、全体からリスクの高い箇所をいかに早く
絞り込むかが、検査効率を上げる最大のポイントとなります。
▽ スクリーニング検査で問題箇所を絞り込み工期短縮・費用削減
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そこで今導入が広がっている検査技術が、精密検査の必要な問題箇所を
あぶり出すためのスクリーニング検査、「ガイド波配管検査」です。
スクリーニング検査で、リスクの高い腐食(激しい減肉)の有無や、腐食の
大まかな位置、腐食の傾向を捉えることができ、必要な箇所のみ精密検査を
行うことで、工期短縮と検査費用の削減が図れます。
断熱・保温解体や足場設置などの付帯工事を最小限にしつつ、できる限り
カバー率を上げて広範囲を検査することが可能なため、老朽化した広範な
プラントの一次検査にも最適です。
※配管の全長検査費用を大幅に削減したガイド波配管診断事例はこちら
https://www.tts-inspection.com/ja/case_study/haikan_sindan02/
------>>配管の腐食などによる減肉を網羅的に検査するスクリーニング技術
「ガイド波配管検査」の詳細はこちら↓
https://www.tts-inspection.com/ja/inspection_service/haikan_sindan01/
▽ 塔槽類の保温材下腐食(CUI)の検査費用1/4、工数2/5になった事例も
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また配管同様、保温材や耐火材などで覆われた蒸留塔や貯留槽などの構造物
でも、保温材下の外面腐食(CUI:Corrosion Under Insulation)の検査には
保温材の解体や足場の設置等が必要で、膨大なコストがかかります。
このような構造物に適したスクリーニング検査が
「パルス過流探傷検査 PEC」です。
保温材下の板厚を相対的に確認する技術で、保温材の解体をせず、
6m程度の高さであれば足場不要なため、検査の工期短縮と
付帯工事の最小化による検査コストの削減が可能です。
実際に検査費用を1/4、工数を2/5に大幅削減できた事例もあり、
蒸留塔や貯留槽のほか、エコノマイザーチューブやタンクの底板、煙突
など多くの設備で採用されています。
※蒸留塔や貯留槽のタワー補強リング・トップヘッドの検査事例はこちら
https://www.tts-inspection.com/ja/case_study/pec09/
------>>金属腐食を付帯工事や前処理なく検査するスクリーニング技術
「パルス渦流探傷検査 PEC」の詳細はこちら↓
https://www.tts-inspection.com/ja/inspection_service/pec01/
プラントの信頼性・安全性向上のためのスクリーニング検査について、
検討される方は以下からお問い合わせください。
https://www.tlv.com/ja/contactform/contactj_form.php?id=TTSJ
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☆ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。
TLV本社やTTSのある近畿地方は6月6日に梅雨入りしました。
「恵みの雨」ともいいますが、診断・検査をする上では
雨の中での作業はイヤなものですね。
計測機器や配線等に雨がかからないよう、ビニールやテープで養生したり、
安全対策を考慮しなければならないなど追加の作業が必要になります。
カッパを着ての作業は暑い上に、濡れた足元は危険ですし、
視界も悪くなり記録を取るのも大変です。
雨で工程が遅れて作業時間がタイトになったり、予定が変わってしまったり
することも。
「雨男」と呼ばれる人がいますが、TTSにいる雨男の診断スタッフも、
診断作業で雨の日が続くと、一緒に作業をするのが何だか申し訳ないような
気分になるのだとか・・・。
昨年の梅雨明けは6月20日頃だったようですが、今年も早く梅雨が明けて、
カッパ無しで作業が行えるようになってほしいものです。
では、次号の『保全と検査』メールマガジンもどうぞお楽しみに。
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