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TLV・TTS保全と検査メールマガジン

2018/11/14 Vol.51

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□□□  TLV・TTSメールマガジン Vol.51
□ ~ 保全と検査に革新を ~ 2018年11月14日
株式会社テイエルブイ http://www.tlv.com/ 
有限会社ティティエス http://www.tts-inspection.com/
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今月は、12月に幕張メッセで開催される世界最大の高機能フィルム産業展、
『高機能フィルム展』への出展をご案内します。

当社ブースでは、いつも皆さんの現場で診断を行っているプロの診断員が
「芯出し」「平坦度診断」「ロール平行度診断」「振動管理」に関する
無料のミニセミナーと相談会を実施します。
入場料5,000円のところ、ただいま入場無料になる招待券もプレンゼント中
です。

もう一つの記事では、プラント設備の腐食検査についてお届けします。
全数のスクリーニング検査と必要な箇所のみの精密検査を実施する効率のよい
腐食検査の進め方について、TTSが管理手法やジョブフローの構築までお手伝
いし、 300基のタワースカート部の腐食管理が可能となった事例もご紹介して
います。


▽ INDEX ▽
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□■【出展案内】
  第9回 高機能フィルム展(2018年12月5日~7日)出展のご案内
 ~ プロの診断員が解説!ブースにてミニセミナー&相談会開催 ~
  ↓5,000円の入場料が無料になる招待券プレゼント中 

□■【診断事例】
  「腐食検査の対象設備が多く管理しきれない」悩みを解決!
 ~ PEC(パルス渦流探傷)による腐食検査と管理の仕組み構築支援 ~
  ↓スクリーニング検査技術で効率化!仕事の進め方が大きく変わった?

☆ 編集後記(新人紹介)

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□【出展案内】第9回 高機能フィルム展 出展のご案内
┃ ~ プロの診断員が解説!ブースにてミニセミナー&相談会開催 ~
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高機能フィルム展は、電機、自動車、建材、医薬品、食品包装など
様々な分野で活躍する機能性フィルムはもちろん、成型加工技術も出展する
世界最大の高機能フィルム産業展です。

TLVとTTSはこの高機能フィルム展に出展します。
ブースのテーマは、

 【世界標準の測定技術】×【日本仕様の診断サービス】でフィルム製造に
  安心を。 ~ 設備新設/維持管理/トラブル対策 ~

設備の新設から始まり、フィルム製品を安定供給し続けるために必要な各種
メンテナンス、そしてその影響を最小限に止める効果的なトラブル対策まで。
フィルム製造に欠かせない3つのテーマについて、現役診断員がミニセミナー
でご説明します。

もちろん、各種測定器の実機の展示、デモンストレーションもございます。

20年以上にわたるフィルム製造現場での診断経験に裏打ちされたTLV・TTSの
解決力を是非ご体感ください。


◆ 会 場: 幕張メッセ 5ホール[ブースNo.26-24]

◆ 期 間: 2018年12月5日(水)~12月7日(金)

◆ 時 間: 10:00~18:00(最終日のみ~17:00)

◆ 入場料: 5,000円(税込) ※但し、招待券持参者は無料です

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展示内容の詳細及び【無料招待券】のお申込みはこちら↓
https://www.tts-inspection.com/ja/latest-news/news2018_11_01/
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◆ ミニセミナー内容(予定):

実際に現場で診断・計測業務を行っているプロの診断員が、実践的な内容を
織り交ぜながら、以下の3つのテーマをご説明する無料セミナーです。
TLV・TTSブースにて1回15分間、1日6回開催します。
セミナーテーマと開始時間は以下をご参照ください。

各セミナー後には診断員にご相談いただけるお時間も設けています。
セミナーへのご質問はもちろん、フィルム製造にかかわるメンテナンスの
お悩みがございましたら、何なりとご相談ください。

◇ レーザーを使った「芯出し」・「平坦度診断」で設備設置に"安心"を。
 ~スピーディーかつ高精度な、
  ベースプレートの平坦度&据え付けモーターのアライメント確認~
   【開始時間】11:00~、14:00~

◇ 「ロール平行度測定」で、製品のクオリティ維持に"安心"を。
 ~定期的なロール平行度の測定&データ化が、蛇行・シワ等の製品不良
  を防ぐ~
   【開始時間】12:00~、15:00~

◇ 回転機のトラブル兆候をつかむ「振動測定」で日々の操業に"安心"を。
 ~オンラインから簡易計測まで。面倒な回転機の振動管理をフルサポート~
   【開始時間】13:00~、16:00~


◆ 展示内容(予定):

TTSがご提供する診断サービスをはじめ、それを支える技術を
一部デモンストレーションを交えてご紹介します。

◇ Shaft Alignment レーザー軸芯出し器
https://www.tlv.com/ja/products/070000/070100/p070101-rotalign-touch/

◇ Geometrical Alignment レーザー平面度(平坦度)計測器
https://www.tlv.com/ja/products/070000/070200/p070204/

◇ Condition Monitoring
  ポータブル振動計/オンラインによる振動モニタリングシステム
https://www.tlv.com/ja/products/070000/070600/p070604/

◇ Roll Alignment レーザージャイロを用いたロール平行度計測技術
https://www.tts-inspection.com/ja/inspection_service/roll_parallel01/

◇ SonicMan Survey 圧縮エア・ガスのリーク診断
https://www.tts-inspection.com/ja/inspection_service/sonic_man01/


------>>第9回 高機能フィルム展 展示内容の詳細及び、
      【無料招待券】のお申込みはこちら↓
https://www.tts-inspection.com/ja/latest-news/news2018_11_01/


※高機能素材Week2018内「第9回 高機能フィルム展」公式サイトはこちら↓
http://www.filmtech.jp/


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□【診断事例】「腐食検査の対象設備が多く管理しきれない」悩みを解決!
┃~ PEC(パルス渦流探傷)による腐食検査と管理の仕組み構築支援  ~
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▽ スクリーニング検査導入の不安「どう活用して良いか分からない」
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スクリーニングという言葉は元々、“ふるい分け”や“選別”という意味
ですが、検査の世界でも用いられます。

腐食検査にもスクリーニングがあり、金属腐食のスクリーニング検査は
以下の流れで進めます。

1.全数をスクリーニング検査し、精密検査が必要かどうか判断
2.精密検査が必要だったものについて精密検査を実施
3.精密検査の結果に基づき補修を行う

いわば私たちが健康診断を受け、悪い所があれば専門病院で精密検査を行う
方法と同じです。

全て精密検査を行う場合に比べて、工数とコストを大幅に削減でき、
従来の方法ではどこから手を付けて良いか分からなかったほど膨大な数の
設備についても、全数の健全性評価を可能にします。

スクリーニング検査の精度に不安を感じる、という方もおられますが、
スクリーニング検査では精密検査の要否を判断し、必要なもののみに精密検査
を実施するため、精密検査の要否が判断できる精度があれば問題ありません。

しかし、スクリーニングの有効性は分かっていても、

「マンパワーも少なく実際にどのように進めたら良いか分からない・・」

と不安を感じる方もおられるかもしれません。

以下では、スクリーニング検査の活用にあたって、TTSがお客様と一緒に
検査対象の選定から検査実施、補修に至るまでのジョブフローを改善し、
新しい仕組み作りに取り組んだ事例をご紹介します。
https://www.tts-inspection.com/ja/case_study/pec14/


▽【お客様事例】検査に加えて、管理の仕組みやジョブフロー構築もサポート
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◆課題:急遽300基の腐食検査が必要!しかし管理・遂行のマンパワー不足

ある化学工場様では、建設以来スカート部の鉄皮の健全性評価を実施したこ
とがありませんでした。

しかし、一部の耐火材の割れから大きな損傷が見つかり、急遽全数を対象と
して早急な検査が必要となりました。

対象は約300基あり、それら全ての健全性を早急に評価する必要がありますが、
優先順位付けや生産計画との折り合いなどクリアすべき項目が多く、一人の
担当者がかかりきりになってもマンパワーが足りません。


◆対策:お客様とともに管理の仕組み・ジョブフローを見直し

「少ない人員でできる、効率の良い方法は何かないか?」

とTTSにご相談をいただいたので、従来のジョブフローを教えていただき、
整理してみました。

従来のように全数精密検査を行う場合は、足場構築、ハツリ、検査、補修、
復旧と工程が多く、都度生産計画との調整が必要です。
一人のご担当者が全工程の進捗を主導しておられ、要所要所での重要な判断
だけでなく各種準備やハンドリングに多くの時間を割かれていました。

その中から以下の2点に焦点を絞り、フローを見直すこととしました。

1.ご担当者でなくてもできること(TTSに任せて頂けること)を増やす

2.ジョブを進めるに当たって判断が必要なポイントの明確化と、明確化する
  ために必要な情報を特定し、その情報の収集方法を確立する

導入した金属腐食スクリーニング検査 PEC(パルス渦流探傷)は、足場等の
事前準備が不要な上、定期整備期間以外の運転中であっても検査が可能ことも
効率化に大きく貢献しました。

そしてスクリーニング検査の結果はデイリーで図入りの速報として届くため、
ご担当者は判断の基準となる情報をタイムリーに入手することができました。


◆結果:従来業務の半分以上はTTSへ、ご担当者は判断を下す任務に集中

ご担当者と共通のゴール目指して確認と提案を繰り返し、同じ目線で管理の
仕組みと業務の流れを見直しました。

その結果、従来ご担当者が担当されていた業務の半分以上をTTSにて請け負う
ことになり、ご担当者は全体の流れを把握した上で、必要なポイントで次の
ステップへの進め方を判断する任務に集中できるようになりました。
これにより全体的な業務の効率化を図ることができました。

更に、300基のタワースカート部を対象に、メンテナンスの優先度と裏付けの
ロジックを設定し、管理方法の仕組みの土台を一緒に作って行くことができま
した。


◆お客様の声

「単純にマンパワーの補填ではなく、プロジェクトの目的を共有して的確な
 方法を提案していただき、共に進めることができました。300基の管理方法
 の目処がついてきたので、今後もPDCAを回せそうです。」


▽ 膨大な数のタワースカート部の腐食検査に適したスクリーニング技術
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今回紹介した事例で、TTSからご提案したスクリーニング技術は
PEC(パルス渦流探傷)というものです。
https://www.tts-inspection.com/ja/inspection_service/pec01/

化学工場や石油精製・石油化学の工場には、金属でできた装置や構造物が
膨大な数存在します。腐食しやすいこれら金属製の装置・構造物について、
計画的に管理し整備していく必要があります。

タワーのスカート部も管理対象の一つですが、構造物ということもあり、
圧力容器部分と比べて管理の優先度が低く設定されているところが多いよう
です。また、いざ検査しようとすると以下の通り手間とコストがかかります。

- 耐火材に覆われており、運転中に解体検査ができず定期整備中の
  限られた工期内で解体検査を実施しなければならない

- 解体検査に足場を組む必要があり調整に手間がかかる

- 足場の設置・解体費用に加えて、検査の結果突発補修が必要になれば
  高額なコストがかかる

- 耐火材の上からでは腐食の状況がわからないため、解体する必要があるが
  全く損傷が無いことが少なくない

このような背景から、建設以来健全性の評価をしたことが無いというケース
もお聞きします。しかし、耐火材の上からでは目視確認できないからこそ、
知らないうちに腐食が進行している場合もあり、検査をしていない状態は
非常に危険です。


▽ PECによるスクリーニング検査で解決!
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その解決策としてご紹介するスクリーニング検査が、PEC(パルス渦流探傷)
です。

- 非接触で検査でき、保温・耐火材・防食テープ・塗装等の上から検査可能

- 火気工事となる耐火材のハツリ工事などが不要で、運転中も検査可能

- 高所用の延長ポールを使えば、6mまでは足場なく検査可能

このように、耐火材を解体することなく運転中に検査できるため、
定期整備前にPECによるスクリーニング検査で目視では分からない腐食の状況
を把握し、腐食が確認された箇所のみを定期整備中に解体検査と補修を実施
すれば、大幅なコスト削減と工期短縮を図りながら、膨大な数のタワースカー
トの腐食管理が可能となります。


---->>タワースカート部のPECスクリーニング事例の詳細はこちら↓
https://www.tts-inspection.com/ja/case_study/pec14/

※金属腐食スクリーニング検査 PEC(パルス渦流探傷)
https://www.tts-inspection.com/ja/inspection_service/pec01/


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☆ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。
前月に続くティティエスの新人紹介第2弾として、以下では今年入社した
S君をご紹介します。

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前職でも検査関係の会社に勤めており、自分の知識・技術・経験を駆使して
お客様・社会に貢献できる検査業務にやりがいを感じていました。
その後、より現場・お客様に近いところで貢献したいという思いが強くなり、
今年6月にTTSへ入社しました。

今は渦電流を利用した腐食診断を行うPECという診断を主に行っています。
http://www.tlv.com/rus/?u=tts.pec01&c=999-999999&m=355&p=Z

PECを用いて球形タンクの脚柱や大小様々なタワースカート部などを診断して
きましたが、実際のモノに触れながら検査をし、その場で判断しなければなら
ないため、検査業務の難しさと責任感をあらためて実感しています。

そんな中でも、依頼された診断だけでなく、お客様も気づいていないような
真の問題を見つけだし、解決しようとするプロとしての姿勢を先輩方から
学ぶことができ、診断業務のやりがいとお客様から信頼されることの喜びを
感じています。

今は、診断技術を覚えることで精一杯ですが、診断の根拠となる原理に興味が
あるため、より知識を深めて、お客様が理解しやすく納得できるような説明が
できるよう努力していきたいです。

お客様や先輩方からも信頼され、社会に貢献できるプロの診断員となれるよう
頑張ります!

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今月のメールマガジンでもご紹介した、タワースカート部のPEC診断などを
行うS君。知識欲が旺盛なので、いずれ新しい診断技術の開発にも力を発揮
してくれるかもしれません。


では、次号の『保全と検査』メールマガジンもどうぞお楽しみに。


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