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TLV・TTS保全と検査メールマガジン

2019/06/11 Vol.57

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■■■ TLV・TTSメールマガジン Vol.57
■    ~ 保全と検査に革新を ~ 2019年6月11日
株式会社テイエルブイ
有限会社ティティエス
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経年プラントの検査の問題。
検査が必要なことは分かっていても、長距離配管の腐食検査は時間がかかり
コストも高いため、実行に手間取る頭の痛い問題ですね。

せっかく全体検査の計画を立てても、検査完了までに何年もかかるため、
未検査の配管から漏洩が起きると、修理費用はもちろん生産停止による
機会損失ロスも発生してしまいます。

今月はこの配管検査でお悩みだったお客様が、検査方法を変えたことで
従来よりも短期間で配管全体の腐食検査を実施し、漏洩リスクの高い
大きな減肉を5箇所発見して事故を未然に防いだ事例をご紹介します。


▽ INDEX ▽
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□■【診断事例】
  コストと時間がかかる保温配管の健全性を、早く網羅性高く評価したい
~ 長距離保温配管の腐食検査 ガイド波配管診断 ~
 →スクリーニングと詳細検査の組合せで、漏洩寸前の腐食を5箇所発見

☆ 編集後記(高機能フィルム展の一番人気!)

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□【診断事例】保温配管の健全性を、早く網羅性高く評価したい
┃ ~ 長距離保温配管の腐食検査 ガイド波配管診断 ~
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▽ 多大なコストと工数のかかる保温配管の腐食検査
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プラントの老朽化が進み、配管の健全性評価をしたくても、保温材で覆われて
いる配管の腐食検査にはコストと時間がかかり、なかなか網羅的に管理できて
いないお客様が多いようです。

保温配管の外面腐食検査には、保温材の脱着のため付帯工事コストがかかり
ます。また、保温材にアスベストが使用されていると、そのコストは大幅に
増加し、更にラック上の高所配管になると足場の付帯工事用も加算されます。

時には、コストを下げるために保温の外観を目視検査し、保温が劣化
していたり隙間があるところだけ保温を剥離して配管詳細検査する、
外観目視検査ベースの検査が実施されることもあります。

しかし、保温の外観と保温材下の腐食状況は必ずしも一致しないため、
外観は正常でも、保温材下で腐食が進行しそこから漏れが発生することも
少なくありません。


▽ お悩み:保温配管全体の腐食検査に10年かかる?
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あるお客様のプラントでは、配管検査に多大なコストと長い期間がかかる
ことから、健全性の評価・メンテナンスをする際、過去の漏洩発生ラインや
危険流体ラインなど環境リスクの高い対象を優先し、保温配管全体を網羅性
を上げてカバーすることはできていませんでした。

しかし、そのような状況の下、保温配管で保温材下に生成されていた
外面腐食に起因する漏洩が発生しました。

この事故を受けて、保温解体・目視による全数検査を行う計画を立てたところ
全体の検査に10年以上を要する見込みとなり、コストも高額となりました。
建設以来、健全性の評価を行っていない対象もありますが、最後に検査する
エリアは10年以上先まで手が付けられないこととなり、その間事故のリスクに
悩まされます。

そこで、減肉が激しい箇所の有無だけでも早急に評価できないか、
方法が検討されました。


▽ 対策:スクリーニング検査と目視検査を組み合わせて効率アップ
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検討の結果、短時間に網羅性高く健全性評価を行うため、スクリーニング検査
と詳細な目視検査を組み合わせる方法を採用しました。

スクリーニング検査によって、スピーディーにハイリスクの箇所を検出し、
リスクが高いと思われる箇所は目視による詳細な二次検査・メンテナンスを
実施します。

ガイド波を使ったスクリーニング検査では、センサー前後数十メートル間の
配管の内外面をスクリーニングすることができるため、効率よく検査のカバー
率を上げることができます。


▽ 結果:事故を未然に防止!放置すれば確実に破損に至る腐食を複数発見
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ガイド波によるスクリーニング検査の導入により、従来の方法と比較して
同じ期間内に実施できる検査のカバー率が大幅にアップしたため、これまで
見つけられなかった腐食箇所を約30箇所発見することができました。

中には、配管破損が起こる寸前まで減肉している箇所も5箇所あり、それらの
箇所には、外部の保温板金は健全で、外観目視ベースの検査では腐食を発見
できないものも含まれていました。

お客様からは、

「万が一不具合に至ると、最悪の場合、生産装置は停止するかもしれない。
生産の機会損失や対応のロスを考えると、スクリーニングの一次検査を入れた
ことは大きなメリットであった。リスクが指摘された箇所でまだ実施できて
いない箇所にも順次二次検査を実施していくつもりだ。」

との声をいただきました。

検査の網羅性向上を図り、スピーディーにハイリスク箇所を発見。更に検査
コストの低減も実現。その結果、プラント全体の安全性が向上し、不具合発生
時にかかる不要なコストも削減できました。

プラントの配管検査を効率よくスピーディーに、網羅性高く行いたい
という方は、こちらからお問い合わせください


---->>アニメーションで分かりやすい!保温配管の診断事例の詳細はこちら

---->>ガイド波配管診断の詳細はこちら


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☆ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございます。

当メールマガジンでもご紹介した通り、5月22~24日に大阪で開催された
高機能フィルム展に出展しました
当社ブースにも多数のご来場をいただきありがとうございました。

同展は、様々な分野で活躍する機能性フィルムから成形加工技術まで出展
されるフィルム産業展で、当社ブースでは3種類のミニセミナーを開催し、
ご好評いただきました。

中でも『「ロール平行度測定」で蛇行・シワを防ぐ!』と題したセミナーの
人気が高く、毎回数十名の方にご参加いただきました。

セミナー後も残って質問をされる参加者の方々の熱心な態度に
講師も大変感激し、ロール平行度に対する関心の高さを改めて強く
感じたとのことでした。

この技術によって、皆さまの課題解決に少しでも貢献できれば幸いです。


では、次号の『保全と検査』メールマガジンもどうぞお楽しみに。

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