これまで、フィルム製造装置を新たに設置する場合、多くはインサイドマイクロゲージや水準器などを使ってロールの平行度が測定されていました。しかし、この方法には以下のような問題があるため、設置に時間がかかります。
- 測定に熟練の技術が求められる
- 測定精度にバラツキが出やすい
- 高精度な測定には何度も調整が必要
- 基準ロールをずらして測定する方式のため、ロールが多いとズレ幅が大きい
- 同時に測定できるのは入口・出口を基準ロールとする2チームのみで効率が悪い
あるフィルム工場様でも、ロール設置時の平行度調整だけで約2ヶ月もかかっており、この工期短縮が課題でした。
そこで、既設のラインでロール平行度測定に採用していたパララインを、装置設置時の測定にも試してみたところ、パララインでは従来の2~3倍のスピードで平行度を測定。新設から立上げまでの期間を3週間短縮することができました。
工期を大幅に短縮できた理由、そして短縮するために工夫されたポイントとは?
詳しくは以下をご覧ください。
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