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TLV・TTS保全と検査メールマガジン

2020/09/08 Vol.71

2020年09月8日配信 Vol.71

TLV・TTSメールマガジン 保全と検査に革新を


製造ラインで製品不良が発生し、従来の方法で設備を診断しても原因が特定できず、不良解消の目処が立たない・・・。メンテナンスを担当されている方にとっては最も頭の痛い状況ではないでしょうか。

今月はそのような状況下のロール設備に対し、パララインによる平行度診断を実施した結果、製品不良が解消されて歩留りが5%改善されたフィルム工場のラミネート設備の事例をご紹介します。自社による従来の平行度測定では発見できなかったロールのズレを測定できたポイントとは?詳細は本文をご覧ください。

その他、全エリアの長距離保温配管に対して腐食スクリーニングを実施し、大きな減肉を5箇所発見して事故を未然に防いだ事例をご紹介します。
 
 【お客様事例】ダイヤルゲージでは測定困難?
 ライン全体の平行度測定でフィルム歩留り5%改善

フォルム・ラミネート設備のロール平行度診断事例

フィルム、紙、シート、薄板などの製造工場にあるロール設備。そのロールの数は、生産物にもよりますが数十から数百になることもあります。
ロールとロールの平行度が少しでもずれていれば、

・シワや蛇行、断裂
・表面の傷
・巻き取り不良や片伸び


といった製品不良に繋がるため、隣接するロールはもちろん、ライン全体でのロール同士の平行度は非常に重要です。

あるフィルム工場様では、ラミネート加工後のフィルムにシワが発生したため、ロールの平行度に問題があると考え、自社でダイヤルゲージと水準器を使ってラミネート部周辺のロール平行度を計測しました。しかし、平行度のずれは見つからず、原因不明のまま製品不良は解消されない状態が続きました。

シワの原因はロール平行度のずれ以外に考えにくいため、TTSのロール平行度診断 パララインをライン全体で実施した結果、ラミネート部から離れたロールにずれを発見。ロール位置を修正するとフィルムのシワは解消され、ライン全体の歩留りは5%改善されました。

事例の詳細はこちら >


◆ ダイヤルゲージ・水準器とパララインの違い

ダイヤルゲージと水準器では、基準ロールから隣接するロールの距離を測定し、それを基準に次のロールを測定するという作業を繰り返すため、累積誤差が大きくなることがあります。

そのため、今回のようにトラブルの起こった箇所から原因のロールが離れている場合や、ライン全体でロール平行度を見る場合などは、高精度な平行度測定が困難です。

一方、パララインでは、リングレーザージャイロ(角速度検出器)を使って各ロールの空間上の角度位置を計測するため、距離が離れていたり、別フロアやロール間に障害物がある場合でも、高精度な平行度測定が可能です。
 
ロール平行度診断 パララインの詳細はこちら >
 

製品のシワや蛇行、傷などでお悩みの方、パララインによるロール設備の平行度診断にご興味をお持ちの方は、こちらからお問い合わせください
 


 大きな減肉を5箇所発見し、事故を未然に防止!
  長距離保温配管の全エリア腐食スクリーニング事例

 
長距離保温配管の腐食検査事例   膨大な時間とコストがかかる、長距離配管の腐食検査。

全体検査の計画を立てても、検査完了までに何年もかかるため、未検査の配管から漏洩が起きると、修理費用はもちろん生産停止による機会損失ロスも発生してしまいます。

配管検査でお悩みだったあるお客様は検査方法を変えたことで、従来よりも短期間で配管全体の腐食検査を実施でき、漏洩リスクの高い大きな減肉を5箇所発見しました。
事故を未然に防ぐことができた事例の詳細は以下をご覧ください。