1. ホーム
  2. 製品情報
  3. メンテナンス機器
  4. レーザー平面度計測器

メンテナンス機器

レーザー平面度計測器

機械基礎、フランジ、定盤などの
平面度(平坦度)をレーザーが高精度に診断

直進性の高いレーザーと回転ヘッド(レーザー発射器)、センサー(レーザー検出器)が、各設備のフランジ合わせ面や基礎、加工機のテーブルやベッドなど、あらゆる平面の平坦度をスピーディーかつ高精度に測定します。

レーザー平坦度計測器を使用した診断サービスのご案内はこちら

特長

  • 直進性の高いレーザーと回転ヘッド(20m (Ø40m))が機械基礎、傾斜した平面、定盤などあらゆる形状面の平面度(平坦度)、レベルを測定
  • 可視レーザー光線による簡単なセットアップ
  • 測定結果を数値と2D、3Dカラーでレポート
  • 修正時の修正状況をオンラインモニタリング可能

用途

  • 機械の基礎やソールプレートの平面度(平坦度)、熱交換器のフランジ計測
  • タービンなどの機械設備ケーシングの上半面と下半面のあわせ面計測
使用例
設備 課題 業種
ポッド推進器
(アジマススラスター)
ポッド推進器(アジマススラスター) フランジ面の加工精度を上げたい。 造船

これはほんの一例です。これ以外にも以下では多くの使用例をご紹介しています。

その他の使用例はこちら

測定の原理

測定対象物の上に、レーザー測定面を作って測定します。1軸のレーザーを用いて、平面の平坦度を測定するため、レバラインでは回転レーザーを採用しています。精密に水平にセットされた専用のレーザー発射機よりレーザーを照射し、そのレーザーを回転させることで、測定対象物の上に、レーザー測定面を作ります。

レーザーの照射距離は20mであるため、測定面の中心にレーザーをセットできれば、直径40mの範囲まで一度に測定することが可能です。

レーザー平面度計測の原理

平面を定義するためのグリッドは、長方形と円の2種類から選択することができます。

平面を定義するためのグリッドは、長方形と円の2種類から選択することができます

高い測定精度

精密水準器を用いた専用のレーザー発射器は平坦度測定前に水平に対して0.02mm/mの精度で設置できます。

高い測定精度

その結果レーザー360°回転のトータルのエラー(誤差)は以下になります。

測定方式 オフセットエラー コニカルエラー 水平出しエラー
レバライン ウルトラ iS ±0.005mm ±0.015mm/m -
レバライン ウルトラ iS
(レベル測定)
±0.005mm ±0.015mm/m ±0.028mm/m

コニカルエラーと水平出しエラー

実際に、測定範囲が半径1m、10mだったときのエラーを比較してみると以下となり、平坦度を測定するにはレバライン ウルトラ iSが最も精度が良く、広範囲のレベル測定(水平度測定)にはレバライン エキスパート / レバライン エキスパート iSが最も精度良く測定可能なことが分かります。

型式 1m 10m
レバライン ウルトラ iS ±0.020mm ±0.155mm/m
レバライン ウルトラ iS
(レベル測定)
±0.048mm ±0.437mm/m
レバライン エキスパート
(レベル測定)
±0.049mm ±0.265mm/m
レバライン エキスパート iS
(レベル測定)

従来の問題点

Yレベルやトランシットによる測定

従来の平坦度測定には、建設現場の測量にも用いられるYレベルやトランシット(セオドライト)が使用されていました。

Yレベルやトランシットによる測定では、平面上のある場所にスケールを立て、その目盛りを読み取ります。他の場所も同様に高さを測定し、それぞれの高さを比較することで、全体の平坦度を算出します。

この方式では人が目盛りを読み取るため誤差が生じやすく、精密な測定(0.2mm以上の精度)は一般的に難しいといわれています。また、記録は手書きで取る上に、平坦度を算出するための計算も人が行うため時間がかかり計算ミスが発生する可能性もありました。

Yレベルやトランシットによる測定

レーザーによる測定方法

レーザーにより自動測定されたデータから、コンピューターが平坦度を自動算出するため、少ない人員で高精度な計測が可能です。
レーザー発射器より照射されたレーザーをレーザー検出器で受信して、データを取得します。
レーザー検出器はマグネットベースなどの治具にセットして測定点に設置します。

レーザー平面度計測器による測定方法

別の測定点でもデータを取得し、それぞれの高さの差を検出します。その取得データを組み合わせることで、設備の平坦度をコンピューターにより自動算出するのです。

レーザー平面度計測器による測定方法

高さの調節方法

段差がある場合などには、マグネットベースに調節用のスリーブを挟み込んでレーザー検出器の高さ調節を行うため、常に高精度なデータの取得が可能です。

レーザー平面度計測器の高さの調節方法

計測に必要な人数

レーザー発射器のヘッドを回転させる1人とレーザー検出器の位置を操作する1人の計2名だけで計測が行えます。またレーザー検出器とコンピューターはBluetooth通信によりケーブルが不要で位置の変更も容易です。

レーザー平面度計測器の計測に必要な人数

測定方向

鉛直方向にもレーザーを照射することができるため、平面と柱の直交関係などを測定することも可能です。

鉛直方向にもレーザーを照射することができるため、平面と柱の直交関係などを測定することも可能です

測定結果の表示

回転レーザー面を基準として、高さの変化を平坦度として表示する(レーザー基準)、または、全測定点のうち3点を選択し、その3点を通る平面を基準面として、他の測定点の高さ(平坦度)を表示するなど、一度測定してしまえば、状況に応じて、結果表示の方法を選択することも可能です。

レーザー平面度計測器の測定結果の表示

測定結果は、それぞれの測定ポイントの数値や、2Dまたは3Dのグラフィックデータで表示できます。

測定結果は、それぞれの測定ポイントの数値 や、2Dまたは3Dのグラフィックデータで 表示できます

製品関連情報