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メンテナンス機器

潤滑油内金属摩耗粉モニタリングシステム

ギア、ベアリング等の摩耗、破損の僅かな兆候を監視

ウェアスキャナーは、ベアリングや歯車装置(ギアボックス)等の 動力伝達装置の潤滑油系統に組み込んで、潤滑油の中の金属摩耗粉を測定し、伝達装置の摩耗・破損を検知するモニタリングシステムです。
金属粉が磁場を通過することで潤滑油中に渦電流が発生する現象を利用し、磁性を持つ金属摩耗粉の数と大きさを測定します。粒子の各サイズで設定した閾値を超えた場合にアラームを出すことも可能です。
振動測定などで感知できない潤滑油内に発生する金属摩耗粒子などの僅かな兆候から監視できることがポイントで、設備の突発故障による生産機会損失の回避だけでなく、予知保全、計画的なメンテナンスが 実施できます。

特長

手軽に高精度な油分析を実現

ベアリングおよび歯車装置の歯の摩耗を初期段階で検知
粒子サイズを基にして分類およびカウントが可能
ISO16232に定義された粒子サイズClass-E~Class-Kを測定可能

使いやすい設計

測定データは内蔵メモリーにCSVファイルで150日分保存可能(測定周期1分の場合)
LAN接続によるオンラインモニタリングが可能
-20℃~+80℃の広い温度範囲の潤滑油に対応
可動部がなくメンテナンスフリー

優れた防水・防塵性

小型のステンレス鋼筐体
保護構造IP65で屋外にも設置可能

用途

振動計測が難しい低速回転機器、低周波域の異常早期発見

  • ギヤボックスの摩耗、破損の監視
  • ベアリングの摩耗、破損の監視
  • 各種装置金属部品の摩耗、破損の監視

※潤滑油以外の流体でのご使用も可能です。流体の種類についてはお問い合わせください。

渦電流による金属粉検出

励磁コイルによって発生した磁場を潤滑油に含まれる金属粉が通過するとき潤滑油中に渦電流が発生します。
渦電流は受信コイル内の電流に変化を与えるためこれを読み取ります。
電流の変化から通過した金属粉の統計的な数、及びサイズのモニタリングが可能になります。
※潤滑油の温度、流量、粘度、空気、水分量、色の影響は受けません。

潤滑油内金属摩耗粉モニタリングシステムの渦電流による金属粉検出

洗浄度測定に関するISO 1632に基づく粒子サイズのE~G(ファイン)及びH~K(スタンダード)クラスの各サイズを検知・分類します。

クラス E F G H I J K
ファイン スタンダード
サイズ
μm
50~100 100~150 150~200 200~400 400~600 600~1,000 1,000~

※ウェアスキャナーではJおよびKの区分けは無く、全て600μm以上としてカウントします。

潤滑油内金属摩耗粉モニタリングシステムによる渦電流による金属粉検出

設置方法

ギアボックスやベアリングの潤滑油のラインの中にウェアスキャナーを入れるだけで監視を開始できます。オンライン監視を行えば、風力発電のナセル内のギアボックス等、データ収集が困難な場所に設置しなければならないケースでも容易に監視を続けることができます。

潤滑油内金属摩耗粉モニタリングシステム : WEARSCANNERの設置方法(風力発電:ナセル内)

※無線通信機能を活用するためには、別途通信プロバイダーとの契約・システム構築が必要となります。

オンライン監視(オプション)

LANに接続し、モニタリング専用ソフトウェア「オンライン ビュー 4.0」で潤滑油内の常時監視が可能になります。またサイズごとに数をカウントすることで各サイズで設定した閾値を越えた場合にアラームを出すことも出来ます。

リアルタイムでのトレンド管理も可能です。

オフライン監視

単体でご使用いただけるため、幅広い用途に対応可能です。

  • 本体に内蔵された64MBのメモリー機能を使って、約150日間のデータが保存可能(最短記録間隔1分の場合)
  • 通信プロトコルは「Modbus TCP」を採用
  • 記録したデータはCVSファイル形式にてLAN接続により簡単に収集

  • PLCシステムにてデータ表示(例:サイズ別)も可能

製品関連情報