1. ホーム
  2. 製品情報
  3. ドレン回収機器
  4. メカニカルポンプ パッケージ(PowerTrap System Package)

流体制御機器

メカニカルポンプ パッケージ(PowerTrap System Package)

複数個所のドレンを集合して圧送(パッケージ)

PowerTrap(パワートラップ)は電気を全く使わず、蒸気圧力また圧縮空気圧力を動力源としてドレンを回収するポンプです。パワートラップに周辺機器を配管設置済みのメカニカルポンプパッケージは、計装工事も不要で工事が簡単。高温ドレン圧送時も、空回りや損傷の原因となるキャビテーションを起さない構造です。 縦型ドレンヘッダーのコンパクトタイプから、最大圧送量18t/hの大容量タイプまで5種類をラインアップしています。

特長

  • 動力源は蒸気または圧縮空気の圧力のみ。水位検知も機械式のため電気工事不要
  • パッケージだから一般的なポンプ並みに工事が簡単、設計の手間も大幅減
  • パワートラップと各周辺機器の接続は施工済みで、TLVによる保証もついて安心
  • ドレンヘッダーもベースに固定済みで設置が容易
  • 操作気体圧力次第で最大揚程100mも可能
  • ポンプや配管損傷の原因となるキャビテーションが発生しない構造のため、確実にドレンを圧送

用途

  • 高温ドレンの圧送
  • 低圧域から高圧域へのドレン排除
  • 負圧域からのドレン排除

工事が簡単

5箇所の配管を接続するだけ
  • 配管工事はわずか5箇所の接続のみです。
  • 電動機を使用するポンプと違って電気工事は一切不要。
  • 電動機を使用するポンプと同様に(1)~(4)を接続し、追加で(5)の操作気体配管(15Aまたは25A)を接続すれば工事は完了です。

メカニカルポンプパッケージ:配管工事はわずか5箇所の接続のみです。

周辺機器は配管設置済み

メカニカルポンプパッケージ:周辺機器は配管設置済み

  • パッケージならドレンヘッダーを含む周辺機器も配管設置済み。
    そのため、周辺機器の選定、購入、それらを配置し接続するための配管施工が不要です。
  • パッケージ内の配管施工済み箇所や機器は、TLVによる保証対象となります。
メンテナンスも簡単
  • 配管を接続したままパワートラップ本体のメンテナンスが可能です。
  • GP10モデルでは、スケールが付着しやすい給気弁を外部から簡単にメンテナンスすることができます。
  • スナップアクションユニットは、ユニットごと交換することができ作業時間の短縮が可能です。

メカニカルポンプパッケージ:配管を接続したままパワートラップ本体のメンテナンスが可能です

電気を使用せず、動力源は現場の蒸気やエア

電源のない現場や防爆域において、蒸気やエアの圧力を利用してドレンを圧送できます。

シンプル構造

ドレン回収の悩みを解消
  • 電源がない遠方からも回収したい
  • 設備が散在しているがポンプ台数は少なく抑えたい
  • 配管工事と電気工事両方の手配は大変
  • 電気系トラブルは苦手
  • 圧力の低いドレンも回収したい

メカニカルポンプ(PowerTrap)の4つのポイント

気体漏れのないスナップアクション機構

独自のスナップアクション機構で瞬時に給気/排気を切替えます。そのため、クランク機構式にありがちな操作気体漏れがなく、弁・弁座のエロージョンを防止します。

主な内部部品はステンレス鋼、圧縮コイルバネには耐久性の高いニッケル基合金を使用しています(GP5Cは除く)。

容易なメンテナンス
  • 配管を接続したままでメンテナンスが可能です。
  • スケールが付着しやすい給気弁は、外部から簡単にメンテナンスできます(GP10/GP5C)。
  • スナップアクションユニットは、ユニットごと交換することができ作業時間の短縮が可能です。

容易なメンテナンス

低流入水頭を実現

パワートラップは各型式において極めて低い流入水頭を実現しているため、ドレン取出し口の低い装置への採用を可能にしました。

低流入水頭を実現

専用逆止弁で信頼性アップ
  • センターバー方式の逆止弁の採用により、ゴミ・スケールによる閉弁不良を低減させました(GP10/GP10L)。
  • スイング方式の逆止弁を新開発。低い流入水頭を実現しました(GP14M/GP14L/GP10L)。
  • ドレン圧送後の戻りハンマーを軽減し、静粛性・耐久性を大幅に向上させました。

※:GP5Cは専用逆止弁を内蔵しています。

高性能ステンレス逆止弁を採用

空回りや損傷の原因となるキャビテーションが発生しない

遠心力を利用する渦巻きポンプでは、高温ドレン圧送時にポンプ内に気泡が発生するキャビテーションという現象が起こって空回りし、液体を圧送できなくなる恐れがあります。更に、キャビテーションは振動や騒音を引き起こし、ポンプや周辺機器、配管を損傷する原因にもなります。

キャビテーションを防ぐため、ドレン回収タンク(ポンプクッションタンク、ドレンヘッダー)を高所に設置する方法がありますが、これでは蒸気使用装置に大きな背圧をかけてしまうことになります。蒸気使用装置に背圧がかかると、ドレンが抜けず温度が上がらなくなるなど、運転に支障を来します。

通常のポンプの場合

通常のポンプの場合

メカニカルポンプ パッケージの場合

メカニカルポンプパッケージの場合

遠心力を使わず、操作気体圧力で押し出すパワートラップは、構造と作動原理が渦巻きポンプとは全く異なり、キャビテーションが発生しません。
そのため、ドレンヘッダーを低所に設置することができ、蒸気使用装置に無用な背圧をかけません。

選べる5種類の圧送能力

圧送能力が異なる5種類のパッケージを用意しておりますので、ドレン量に合わせた最適な選定が可能です。
もちろん、ドレンヘッダーも圧送量に見合ったサイズで設計されています。

操作蒸気圧力0.2MPaG、背圧0.1MPaGにおける圧送能力の例
型式 圧送能力(100kW熱交換器で換算)
メカニカルポンプ パッケージ:GP10L-1AJ GP10L-1AJ 0.8t/h 約4.2台分 約4.2台分
メカニカルポンプ パッケージ:GP14L-1AJ GP14L-1AJ 1.0t/h 約5.3台分 約5.3台分
メカニカルポンプ パッケージ:GP14M-1BJ GP14M-1BJ 1.2t/h 約6.4台分 約6.4台分
メカニカルポンプ パッケージ:GP10-1CJ GP10-1CJ 3.0t/h 約16台分 約16台分
メカニカルポンプ パッケージ:GP10-2FJ GP10-2FJ 6.0t/h 約32台分 約32台分

※上図は圧送能力のイメージです。スチームトラップおよびパワートラップは使用圧力や背圧の大きさによって排水能力や圧送能力が変化します。詳細は各機種の仕様書に掲載している能力線図をご覧ください。

オプションも充実

パワートラップを有効に活用するための各種オプションを用意しております。

名前 パワートラップ本体保温カバー タンク液面計 給気用減圧弁バイパスセット 炭素鋼系材質
外観 パワートラップ本体保温カバー タンク液面計 給気用減圧弁バイパスセット 炭素鋼系材質
名前 パワートラップ本体液面計 パワートラップ本体圧力計 サイクルカウンター
(パワートラップの作動回数を計測)
外観 パワートラップ本体液面計 パワートラップ本体圧力計 サイクルカウンター(パワートラップの作動回数を計測)

※パワートラップ本体液面計、パワートラップ本体圧力計、サイクルカウンターは同時に装着できません。いずれか1点のみ装着可能です。

※オプションの詳細はラインアップの製品仕様書からご確認ください。

「メカニカルポンプ パッケージ(PowerTrap System Package)」に関連する情報

製品関連情報