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システム製品

スクリュ式小型蒸気発電機

MSEG160L-Ⅱ/MSEG160M-Ⅰ

スクリュ式小型蒸気発電機SteamStarは、蒸気を減圧する際のエネルギーを利用した蒸気駆動式の小型発電機です。低圧の蒸気・小流量の蒸気で運転でき条件変動にも対応できるため、一般の工場でも導入しやすいことが特長です。
SteamStarではMSEG160Lで最大160kWの発電が可能です。その分だけ電力会社より購入する電力量を低減することができます。
SteamStarを用いて発電した電力により「デマンド低減」「ピークカット対策」をすれば、電力使用制限対策としての効果が期待できます。

条件をご連絡いただきましたら、貴社の予想効果をシミュレーションしてご報告いたします。
下記リンクのメリット試算依頼フォームをご利用ください。

導入事例

購入電力量を減らした事例 NEW

ある産業廃棄物処理工場では、燃焼炉からの排ガスを廃熱ボイラーに通して温度を下げています。その結果、蒸気が4t/h発生しますが、工場設備で使用する蒸気は1.3t/h程度であり、差し引き 2.7t/hの蒸気が余る状況でした。

そこで、廃熱ボイラーからの比較的圧力の低い蒸気でも発電できるSteamStarを導入し、余剰蒸気のうち2t/hをSteamStarへ0.55MPaGで供給したところ、74kwの発電出力を得ました。

これにより、工場で使用する全電力の約30%をカバーすることができ、電力会社から購入する電力量の低減に成功しました。

表1. 購入電力量を減らした事例:導入効果

工場全体の電気使用量 約250kW
MSEG160L 発電量 約74kW
導入効果 約30%購入電力低減

改善前

スクリュ式小型蒸気発電機SteamStarの導入効果:約30%購入電力低減(改善前)

改善後

スクリュ式小型蒸気発電機SteamStarの導入効果:約30%購入電力低減(改善後)

使用例

「発電機能付き減圧ステーション」としての用途

SteamStarが有効な最初の用途としては、従来の単に蒸気を減圧するだけの減圧弁に代わる「発電機能付き減圧ステーション」としての用途があります。

具体的には、加熱・乾燥工程で使用するプロセス蒸気を0.8MPaGから0.2MPaGに減圧する減圧するラインにSteamStarを設置すれば、減圧と同時に発電ができるというものです。

下記の条件で毎時135kW発電し、電力メリットは年間約970万円近い額となりますが、発電に伴い通過する蒸気の乾き度が約4%低下します。この蒸気は年間約400万円に相当し、SteamStarに消費されたと見なされますので、この金額を電力メリットから相殺しなければなりません。また、運転に必要なメンテナンス費用を考慮しますと実質的なメリットとしては、年間約406万円になります。同様に蒸気の消費によるCO2発生分を相殺して、CO2排出量削減量は年間約245トンが期待できます。

表2. 減圧ステーションとして使用例:条件とメリット

MSEG160L 蒸気入口圧力 0.8MPaG
MSEG160L 蒸気出口圧力 0.2MPaG
MSEG160L 入口蒸気量 4.7トン/h
MSEG160L 出口蒸気量 4.5トン/h
蒸気単価 3,000円/トン
電気料金 基本料金 1,500円/kW(高圧B)
電気料金 従量料金 10円/kWh
MSEG 発電出力 135kW
年間稼働時間 7,200時間
電気代メリット 9,720,000円/年
消費蒸気金額換算 4,060,800円/年
メンテナンス費用 1,600,000円/年
実質メリット 4,059,200円/年
CO2排出削減量 245トン・CO2/年

スクリュ式小型蒸気発電機SteamStarの減圧ステーションとして使用例

「余剰蒸気の有効利用先」としての用途

次にプラント内で蒸気の使い道がないために余剰となっている蒸気の有効利用の例を紹介します。

発電を優先するために発電後の蒸気が余るプラントや、木屑ボイラーで発生した蒸気の使い道がないプラントがあります。この場合、蒸気をやむなく大気放出してますが、この蒸気で発電を行う用途です。

余剰となっている0.6MPaGの2.6トン/hの蒸気を有効利用するためにSteamStarを設置して発電します。

下記の条件で、毎時135kWの発電ができ、電力メリットは年間約675万円となります。ここから、運転に必要なメンテナンス費用を考慮しますと実質的なメリットとしては、年間約515万円になります。ならびに年間243トンのCO2排出量削減が期待できます。

表3. 余剰蒸気利用の使用例:条件とメリット

MSEG160L 蒸気入口圧力 0.6MPaG
MSEG160L 蒸気出口圧力 大気圧
MSEG160L 入口蒸気量 2.6トン/h
電気料金 基本料金 1,500円/kW(高圧B)
電気料金 従量料金 10円/kWh
MSEG 発電出力 135kW
年間稼働時間 5,000時間
電気代メリット 6,750,000円/年
メンテナンス費用 1,600,000円/年
実質メリット 5,150,000円/年
CO2排出削減量 243トン・CO2/年

スクリュ式小型蒸気発電機SteamStarの余剰蒸気の有効利用先としての用途

大量蒸気に対応するマルチ・システム

対象となる蒸気量が大きい場合には、SteamStarを複数台設置したマルチ・システムで対応することができます。複数台を設置し、台数制御を行うことにより、大量の蒸気に対して、かつ負荷の変動に応じた運転が可能です。

これは、SteamStarが単体で回転数制御によって排気圧を一定に制御し、幅広い流量範囲で高い発電効率を保って発電を行うことができるためです。従って、マルチ・システムにおいても10~100%×設置台数までリニアに負荷に追随し、大きな蒸気流量の変動も吸収することが可能です。

スクリュ式小型蒸気発電機SteamStar:大量蒸気に対応するマルチ・システム

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