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蒸気のトラブル

蒸気設備のトラブル2(湯気による視界不良)

身近で見られる蒸気設備によるトラブル

身近で見られる蒸気設備によるトラブル。具体的な現象として、多くは湯気や騒音、結露などといった形で表れます。長い間悩まされたり、仕方ないと諦めてきた現象にも、簡単な対策を取ることで解決できるものがあります。 以下では住宅街の湯気トラブルとその解決例をご紹介します。

生活道路に湯気があふれ、視界不良で交通事故の危険

住宅地に近接する食品工場から排出された湯気が生活道路上にあふれ、一瞬視界が遮られて車の接触事故が起こりそうになるケースが幾度かありました。

生活道路に湯気があふれ、視界不良で交通事故の危険

原因はボイラーブロー水の増加

その工場では、食の安全意識の高まりを受け、より蒸気の質を向上させるためにボイラーの連続ブロー水の割合を増やしていました。ブロー水を側溝に流していたため、そこから発生した湯気が近くの道路上に立ち込め、視界不良につながっていました。

ブロー水を側溝に流していたため、そこから発生した湯気が近くの道路上に立ち込め、視界不良につながっていました。

問題のポイント

工場稼働後に周辺が宅地開発されたことに起因

  • 区画整理で工場敷地の近くを公道が通るようになり、風向き次第で湯気が道路に流れ出るようになった

社会の変化に起因

  • 環境意識の高まりで、視界不良までつながらない場合でも湯気や煙を問題だと感じる人が増えた

解決策

対策として、ボイラーの連続ブロー水を回収するために、廃高温水熱交換器 SR-Bを設置しました。その結果、ボイラーのブロー水は直接SR-Bに流れ込むため、ブロー水から出る湯気がなくなり、湯気のモヤモヤが生活道路の視界をさえぎることもなくなりました。

ボイラーのブロー水は直接SR-Bに流れ込むため、ブロー水から出る湯気がなくなり、湯気のモヤモヤが生活道路の視界をさえぎることもなくなりました。

ボイラーのブロー水は直接SR-Bに流れ込むため、ブロー水から出る湯気がなくなり、湯気のモヤモヤが生活道路の視界をさえぎることもなくなりました。

また、湯気解消に加えて、ボイラー連続ブロー水の熱を回収してボイラー給水の昇温に利用できるようになり、燃料費削減、省エネルギーの効果も上がりました。更に音も軽減されるという付帯効果もありました。

同様の湯気トラブル事例として、あるゴム工場から流れ出た湯気が火事と間違われて通報されたケースがありましたが、これもSR-Bの設置で湯気が解消され、解決しました。

改善のポイント

ボイラーのブロー操作は変えられないため

  • 今まで通りのブロー操作ができて、湯気を消すことができる廃高温水熱交換器を採用
  • 廃熱回収により省エネも実現

    • ブロー水の保有熱を給水タンクに回収することで省エネも実現

他設備への展開

今回の例以外のケースでも、騒音対策、湯気対策、省エネ対策として次のような現場で活用いただけます。

ボイラーブロー水以外のドレン

  • フラッシュ蒸気混じりの回収ドレンをフラッシュタンク無しでそのまま熱交換

社内外問わず湯気に悩む現場の改善

  • 環境対策、自社内作業環境の改善