1. ホーム
  2. 蒸気のお役立ち情報
  3. もっと知りたい蒸気のお話
  4. 【蒸気のトラブル】蒸気設備のトラブル4(住宅街の騒音-ボイラーブロー編)

蒸気のトラブル

蒸気設備のトラブル4(住宅街の騒音-ボイラーブロー編)

身近で見られる蒸気設備によるトラブル

身近で見られる蒸気設備によるトラブル。具体的な現象として、多くは湯気や騒音、結露などといった形で表れます。長い間悩まされたり、仕方ないと諦めてきた現象にも、簡単な対策を取ることで解決できるものがあります。以下では住宅街の騒音トラブルとその解決例をご紹介します。

早朝の住宅地でボイラーのブロー音の騒音クレームが増加

住宅地に立地する、ある食品工場では早朝に騒音がするというクレームが近隣住民から多く寄せられるようになりました。この騒音とはボイラーを立ち上げる時のボイラーのブローの音を指しているようでした。

早朝の住宅地でボイラーのブロー音の騒音クレームが増加

原因は立地環境の変化

早朝にボイラーを立ち上げてブローをすること自体はずっと以前から行っており、その音の大きさも当初から変わっていません。しかし、近年は工場近隣に住宅が増えたことで、早朝のブロー音を騒音と感じる住民が出てきて、当初は無かった騒音クレームが入るようになりました。

問題のポイント

工場稼働後に周辺が宅地開発されたことに起因

  • 近隣の居住者が増え、従来と同じ方法で同じことをしても騒音にクレームが入るようになった

工場稼働後に周辺が宅地開発されたことに起因

社会の変化に起因

  • ライフスタイルの変化で早朝に起きている人が増えた。

ライフスタイルの変化で早朝に起きている人が増えた。

  • 環境意識の高まりで騒音を問題だと感じる人が増えた。

環境意識の高まりで騒音を問題だと感じる人が増えた。

解決策

対策として、ボイラーの連続ブロー水を回収するために、廃高温水熱交換器 SR-Bを設置しました。その結果、ボイラーのブロー水は直接SR-Bに流れ込むため、ブローの音(ブロー水がフラッシュする音)がしなくなり、ブロー水の湯気もなくなりました。

対策として、ボイラーの連続ブロー水を回収するために、廃高温水熱交換器 SR-Bを設置しました。

また、騒音解消に加えて、ボイラー連続ブロー水の熱を回収してボイラー給水の昇温に利用できるようになり、燃料費削減、省エネルギーの効果も上がりました。

改善のポイント

ボイラーのブロー操作は変えられないため

  • 今まで通りのブロー操作ができて、湯気とブロー音を消すことができる 廃高温水熱交換器を採用

廃熱回収により省エネも実現

  • ブロー水の保有熱を給水タンクに回収することで省エネも実現

他設備への展開

今回の例以外のケースでも、騒音対策、湯気対策、省エネ対策として次のような現場で活用いただけます。

ボイラーブロー水以外のドレン

  • フラッシュ蒸気混じりの回収ドレンをフラッシュタンク無しでそのまま熱交換

社内外問わず湯気に悩む現場の改善

  • 環境対策、自社内作業環境の改善