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生活道路に湯気があふれ、視界不良で交通事故 のリスクが…

ボイラー連続ブロー水を丸ごと入れて熱交換することで、排水ピットからのフラッシュ蒸気の発生を防止し、湯気のモヤモヤによる交通事故のリスク低減を実現

ある食品会社様では排水ピットに放流されていた連続ブロー水から発生したフラッシュ蒸気が湯気となって敷地の外の生活道路上にまであふれ、一瞬視界が遮られて原付バイクと車の接触事故が起こりそうになるケースが幾度かあり、近隣地域でも問題になってしまっていました。 
廃高温水熱交換器 SR-Bを採用いただきブロー水を丸ごと入れて熱交換することで、熱回収だけでなく湯気の問題を解消し交通事故のリスクを低減した事例をご紹介します。

食品会社様

フラッシュ蒸気

使用装置名ボイラー

採用いただいた製品

お悩み

⽣活道路に湯気があふれ、視界不良で交通事故が何回も発⽣しそうになり、近隣地域で問題になっている

その工場では、ボイラーの連続ブローが廃棄されているピットでドレンが再蒸発しフラッシュ蒸気が湯気となって敷地の外の生活道路上に立ち込め、一瞬視界が遮られて車の接触事故が起こりそうになるケースが何件も寄せられるようになりました。

⽣活道路に湯気があふれ、視界不良で交通事故が何回も発⽣しそうになり、近隣地域で問題になっている

工場が建設された当時は周辺は空地が多くありましたが、宅地開発が進み区画整理で工場敷地近くを公道が通るようになり、風向き次第で湯気が道路に流れ出るようになりました。

宅地開発が進み区画整理で工場敷地近くを公道が通るようになり、風向き次第で湯気が道路に流れ出るようになりました

また環境意識の高まりで、視界不良までつながらない場合でも湯気や煙を問題と感じる人が増えてきて、近隣からの苦情の原因になっています。

問い合わせのきっかけ

省エネの情報収集を目的に参加したセミナーにヒントがあった

当時、省エネの情報収集のため参加したTLVのスチーム・アカデミー・セミナーで、悩まされていた問題だけでなく無駄に捨てられていた廃高温水の熱を活用して省エネできることを知り、講師に相談されました。

解決策

廃高温水熱交換器 SR-Bを設置し、フラッシュ蒸気混じりの廃高温水を丸ごと処理

一般的な熱交換器は背圧がかかりボイラーにとって抵抗になるため適用が難しく、多くの場合、廃高温水は利用されずにそのまま排水ピットへ放流されています。その結果、排水ピットから、湯気が発生して作業環境の悪化を招くことも少なくありません。

廃高温水熱交換器 SR-Bは大気開放型のためボイラーの抵抗となることなく、ブロー水を丸ごと受け入れて熱交換することが可能です。

廃高温水熱交換器 SR-Bを設置し、フラッシュ蒸気混じりの廃高温水を丸ごと処理

廃高温水熱交換器 SR-Bを設置し、フラッシュ蒸気混じりの廃高温水を丸ごと処理

改善結果

湯気が解消し近隣からの苦情がなくなり、地域との関係も良好になりました

湯気の解消による交通事故のリスクが低減できたことに加えて、無駄に捨てられる湯気の熱を温水に変換し、熱エネルギーを生産物の予洗水や予熱、洗瓶水や後洗瓶水に利用できるようになったため、燃料費削減、省エネルギーの効果も上がり、大変助かりました。

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