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技術系職種の
キャリアパス

#Case 01

技術の道から
マネジメントの道

黒崎和之
生産本部、調達部マネージャー兼、製造部マネージャー兼、生産準備室マネージャー

2005年 新卒入社|
山形大学大学院
理工学研究科 機械システム工学専攻修了

学生時代に参加したインターンシップで企業で働くことの大変さを痛感。どうせ働くのであれば、世のため人のためになる企業で働きたいと考えるようになる。この思いと共に機械工学の知識を活かせる会社を探していたところTLVに目が留まる。ニッチな分野のリーディングカンパニーであるとともに、蒸気で社会に貢献する仕事であることを知り「ここだ!」と感じる。少数精鋭で仕事をするTLVなら大勢の中に埋もれることもないと思い、入社を決意した。

Career Path

マネジメントの道でキャリアアップ

  • 1年目

    新人(CE)

    志望していたCESコンサルティンググループ(東京)に配属。所属グループの業務に加え、技術サービスグループの業務なども経験。

  • 3年目

    JOBチェンジ

    先輩が生産技術を経てフランスへ異動。その活躍に触発され、自身も生産技術へ。同じ技術職でも畑が異なり、知識不足にショックを受ける。

  • 5年目

    生産技術+研究開発

    CEの経験と生産技術の経験が評価され、研究開発業務を兼任することに。主にシステム製品の研究開発に携わる。翌年、結婚。

  • 8年目

    生産本部製造技術

    全く経験のない、生産本部の窓口業務担当に。新製品、設計変更、原価、正価といった新たな業務や言葉に圧倒される。翌年、第一子誕生。

  • 10年目

    新部署立ち上げ

    生産準備グループの立ち上げメンバーに。自分一人の部署となったが、自分がやらなければ、誰がやると、奮い立つ。

  • 16年目

    リーダー

    13年目に着任した生産準備グループのリーダーと兼任で、製造部組立グループのチーフを拝命。初めて部下(34名)を持つことに。結婚10周年を迎える。

  • 17年目

    マネージャー+チーフ

    製造部マネージャー、生産準備グループチーフにそれぞれ昇格する。担当範囲が広がる(部下48名)。部下と方向性を合わせる方法を習得し始める。

  • 18年目

    マネージャー兼務

    調達部・製造部・生産準備室の3部門でマネージャーを兼任することに。部下が65名になり、マネジメントの規模・範囲がさらに広がり、現在に至る。

Career Story

メンバー一人ひとりの行動が
会社に良い影響を与える組織へ

入社時は、機械工学の知識とコミュニケーション力の両方を活かせるコンサルティングエンジニア(CE)を志望。念願が叶い、CEの道を歩むこととなりました。ところが、TLVのグローバルに広がるフィールドで大きく飛躍する先輩の姿を見て、視野が拡大。CE以外のフィールドにも目を向けるようになります。その後は生産技術や研究開発を歴任。入社8年目には現在も所属している生産本部へと異動、13年目からはリーダーとなりマネジメントの道を歩み始めることとなります。
現在は調達部・製造部・生産準備室の3部門でマネージャーを兼任。多くの部下を抱える中で目指すのは、メンバー一人ひとりが日々チャレンジし、自分の人生を自分で歩んでいる実感を持てるようにすることです。そして、一人ひとりのポジティブな行動が、良い影響として周囲に伝播していくような組織にしたい。あの人が言っていることだから、自分もやってみよう。そういった影響の輪が生産本部からTLV JAPAN全体に、そして世界中の社員やお取引先へと広がっていき、結果としてTLVの永続的な繁栄に繋がるのが理想です。

人事が語る
キャリアのポイント

黒崎さんのキャリアのように、当社では本人の希望と適性及び会社の状況を鑑みて、部門を超えてキャリアアップをしていくことが可能です。また創業時から少数精鋭実力主義を掲げており、年齢・学歴など関係なく、実力と想い(当社では志と言ってます)が揃っていれば、チャンスを与えるという人材育成ポリシーが根強くあります。積極的にチャレンジしていきたい方にとって、大変良い環境だと思います。

#Case 02

技術を追求し続ける道

杉江悠一研究開発本部メカシステム開発課グループⅡ チーフ

2007年 新卒入社|兵庫県立大学大学院 工学研究科 機械系工学専攻修了

面白い!と感じる技術を仕事にできる会社を探すことをテーマに就活を展開。その中で興味をひかれたのが、TLVの「蒸気」というキーワード。自動車、化学、電力、食品など、あらゆる業界でモノづくりに欠かせない蒸気に関する製品やシステムの開発を携われることに、雑学好きの好奇心を刺激された。最終的な決め手は、事業と会社の将来性。これからも多方面から必要とされ続ける蒸気の分野で独自性と品質を追求した製品開発を続けるTLVに明るい未来を確信し、入社を決めた。

Career Path

コンサルを経て、デザインエンジニアへ

  • 1年目

    新人(TS)

    研修後、技術サービス職(TS)として東京CESセンターに配属。実践を通して、製品知識やさまざまな業種の生産工程・蒸気の使われ方を学ぶ。

  • 3年目

    CE

    さまざまなソリューション開発やユーザー工場へのシステム導入成果を認められ、コンサルティングエンジニアに昇格。

  • 4年目

    デザインエンジニア

    CES・コンサルティンググループから研究開発課へ転属。現場経験や前線の声を生かした製品づくりに励むとともに初の特許出願も経験。

  • 6年目

    新商品を企画+結婚

    Steam Aquaのリニューアル開発等、初めてゼロ(商品企画)から商品リリースまでの商品開発工程を独力にて実践。翌年リリース。同年、結婚。

  • 8年目

    リーダー

    開発グループのリーダーに任命。グループメンバーのマネジメント業務も携わるようになり、マネジメントスキルの向上にも励む。

  • 11年目

    妻の出産

    仕事と育児の両立へ突入。

  • 12年目

    チーフ

    経営視点が求められるマネジメントへとステップアップ。開発本業との両立に四苦八苦しながらも、職場改善にも従事。

  • 17年目

    組織変更+チーフ

    研究開発課が組織編制実施、研究開発本部へ変更。研究開発本部メカシステム開発課のGrⅡチーフを拝命。現在に至る。

Career Story

従来の蒸気の枠にとらわれない
商品企画やモノづくりを目指す

入社後の3年間はコンサルティングエンジニアとして、さまざまなソリューション開発やシステム導入に従事。4年目から開発エンジニアとして製品開発に携わるようになりました。商品企画から商品リリースまでの開発工程を、初めて一人で担当したのは入社6年目のこと。そのとき手掛けたSteamAquaのリニューアル製品は翌年にリリースされました。その後、8年目からはマネジメント業務も任されるように。現在では、育児と両立しながら研究開発本部メカシステム開発課のグループⅡチーフを担っています。
今後の目標は、開発エンジニアとして研鑽を続け、定年まで知見や技術の向上に努めたいと考えています。また、日々進化・革新を続ける技術に意識を向け、自社の製品やソリューションに取り込んでいきたい。そして、従来の蒸気という枠組みや発想にとらわれることなく、あらゆる市場・工場におけるユーザーのお困りごとに対応できる商品の企画やモノづくりを目指していきたいと考えています。

人事が語る
キャリアのポイント

当社ではCS100(顧客満足100%の実現)という理念を掲げ、現場主義を徹底しています。技術が机上の空論にならないように、コンサルティングエンジニア(CE)として現場対応経験を積んでから、研究開発部門へのキャリアを歩んでいくケースが多いです。また実績を積み上げることが出来た社員は、年齢や性別に関係なく、早々に昇進・昇格する仕組みになっています。

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