#Case 01
技術の道から
営業の道
松永和紀
SolutionSales本部 西日本ブロック 統括マネージャー
2005年 キャリア入社|
プラントのユーティリティ設備等の導入を手掛けるサブ・コンストラクターに入社。設計・施工管理を5年経験した後に、かねてから憧れのあったメーカーへの転職を決意する。業務の中で接点のあったTLVを選んだのは、現場に深く入り込み顧客とともに課題解決に取り組む姿勢に感激したから。また、他社に比べると差別化されている製品も多く、この会社なら誇りを持ってお客様に製品を届けられると感じて入社を決意する。
現場の最前線から営業統括へ
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1年目
キャリア入社(TS)
技術サービスグループに配属。テクニカルサービスとしてドレン排出箇所管理(BPSTM)プログラムにおける現場診断等を担当する。
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3年目
チームリーダー
チームリーダーにステップアップ。6〜8名程度のチームを率いて大手顧客の現場診断を行う。大規模なものになると半年程度現場に入ることも。
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4年目
JOBチェンジ
現場での業務を通じて、TLVが提供する製品・サービスの素晴らしさを実感。それらをお客様に届け、広める仕事に興味を持ち、志願をして営業職へ。
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5年目
独自の営業を確立
お客様に製品の価値を伝えるために、CEが行う現場診断等の技術を独学で勉強。それをベースに単独で現場診断を行ったところ成果が現れ始める。
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8年目
営業所長
名古屋営業所の所長に就任。蒸気を使わない生産工程に蒸気を用いたソリューションを提供。大手自動車工場で大型受注を獲得する。
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11年目
ブロックマネージャー
営業エリアが5ブロックに分割され、それに伴い新設された中部ブロックでマネージャーを拝命。12年目以降はマネジメントが中心になる。
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14年目
戦略マネージャー兼務
エリアではなく、お客様や業種ごとに営業活動を展開する戦略軸マネジメントが発足。中小企業担当として戦略マネージャーを兼務することに。
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16年目
統括マネージャー
東日本・西日本の2ブロック制に移行。西日本ブロック統括マネージャーを拝命。名古屋・大阪営業所長と中小戦略マネージャーを兼務する。
現場目線を大切に
営業戦略の革新を目指す

技術職としてTLVに入社。テクニカルサービスの一員として現場診断やBPSTM請負工事に伴う施工管理等を経験しました。一方、入社前から自社製品をお客様に届ける仕事に憧れを抱いていたこともあり、営業職へのチャレンジを決意。以降、現場経験をベースにしながら、営業職としてキャリアを積んできました。営業配属以降6年連続で受注目標を達成し、マネージャーへとステップアップできたのも、現場経験があったからこそ。机上で提案をまとめるのではなく、常に現場で事実確認を行い、それに基づいてソリューションを提案してきた結果が今日に繋がっています。
現在は全国に数万社ある中小企業を対象にした戦略マネージャーを担当。仮説検証を繰り返しながら、新たな営業手法を確立するのが私の役割です。何百とある業種の中からターゲットをどこに定めるか。ターゲットにとってより効果的な提案とは何か。日々模索を重ねる中で大切にしているのは現場目線の提案です。マネージャーになった今でも想いが変わることはなく、メンバーにもその大切さを常に説いています。目先の目標として掲げるのは現場力のある強い営業組織を作り、営業手法の革新を実現することです。そして最終的には、人の成長が組織の成長に繋がり、組織の成長が人の幸せに繋がるエンゲージメントの高い組織風土を作り上げたいと考えています。
人事が語る
キャリアのポイント
松永さんのキャリアのように、ご本人のやってみたいことや、チャレンジしたいことが明確な場合、技術系部門からソリューションセールス部門へ、というような部門を跨いだ異動も可能です。部門間の隔たりなくキャリアチェンジすることで個人の成長はもちろん、組織の活性化にもつなげています。また、創業時から社員の前向きなチャレンジを歓迎し、社内公募などのチャンスもあり、社員の努力を応援してくれる組織風土があります。積極的に仕事に取り組み、実績を残した方が管理職へと歩んで行きますので、新卒、中途関係なく、キャリアアップを目指せます。
#Case 02
出産・育児と仕事を両立する道
道清響子TIICCC(Customer Communication Center) マネージャー
2008年 キャリア入社|関西外国語大学 英米語学科卒
大学を卒業後はアメリカで結婚と出産を経験。子育てをしながら現地の銀行に勤務。その後、子どもが2歳のときに日本へ帰国。地元の兵庫県加古川市へ戻り、子育てに専念。仕事復帰を考えていたタイミングで新聞に掲載されていたTLVの営業事務募集の求人に目が留まる。アメリカの銀行で窓口業務や事務を経験していたこともあり、営業事務ならスキルを活かすことができると考えた。また、地元での就職だったため、生活環境を変える必要がなく、子育てをしながら働けることが大きな決め手となった。
出産・子育とグローバルな仕事を両立する
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1年目
国内営業事務
日本国内の営業事務を担当。コールセンターでお客様の声に直接触れることで、回答に必要な情報整備の重要性を認識する。
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2年目
海外部門へ
英語を話せることから、誘われる形でTIIへ異動。以降は海外システム関連の窓口として本社と販社の橋渡し役をメインに担当するように。
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3年目
システム開発メンバー
海外販社用発注システム(CNET)開発に業務側調整メンバーとして参画。関係部門、販社メンバーとの調整やマスタ作成、システムテストなどを担当する。
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9年目
マーケティング部へ
上司の異動に伴い、マーケテイングへ異動。これまでの業務に加え、グローバルに使用できるマスタ(顧客、業種など)の整備を行う。
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10年目
産休・育休
出産を機に産休に入る。1年3ヶ月の育休を経て、産休前に所属していた国内マーケティング部門に復帰し、引き続き海外システム関連の業務を行う。
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12年目
海外出張
ドイツの販社TEGへ2週間訪問。現地での業務、処理を確認する。
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13年目
海外出張
アメリカのTACへ1週間訪問。販社が抱える課題や本社との考え方のギャップ等を伝える役割を担う。
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16年目
マネージャー
TIIへマネージャーとして異動。直前に所属していたTXセンターでのリーダー業務とは役割が変化。メンバーのマネジメントへのウエイトが大きくなる。
世界に広がるお客様にとって
より良いTLVへ

TLVには国内営業事務として入社しました。当時は仕事の中で英語を使うことも、海外と関わることも視野にはありませんでした。しかし、英語を話せるということでTIIからお誘いを受けたことをきっかけにキャリアが大きく変化。入社当時は国内のTLV製品を使用するユーザーや販売する営業及び代理店の方々が私のお客様でしたが、TIIへ異動して以降、私のお客様は世界中に拡大してきました。世界に広がる販社の方々とコミュニケーションを取りながら、みなさんがより良く業務を行えるように努めてきました。このようなグローバルな仕事に取り組みながら、出産・子育ても両立して行っています。
今後は各販社の先のお客様も視野に入れ、TLVの業務改革にチャレンジしていきたいと考えています。また、リーダーの立場では、組織のメンバーが各自の能力を発揮できるような環境と関係性を構築していきたい。TLVグループ全体の更なる発展には、組織の足場を固め、Team of Teamsで最大限の力を発揮することが大切だと考えています。
人事が語る
キャリアのポイント
道清さんのキャリアのように、国内から海外に向けて貢献するような職務にチャレンジしていくことも可能です。また出産&育児休暇や、職場復帰についても、制度が整っているほか、会社全体として出産&育児休暇の取得に対しての理解が浸透していますので、休暇前も復帰後も働きやすい環境です。職場復帰の際には原則、元の部署への配属としつつも、本人の希望や適性、会社の状況などを鑑みて、より適切なミッション・ポジションをお任せするよう心がけています。