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TLV・TTS保全と検査メールマガジン

2022/02/08 Vol.86

2022年2月8日配信 Vol.86

TLV・TTSメールマガジン 保全と検査に革新を



今月は石油精製・石油化学プラントなどのフレアスタックに関わる内部漏洩を発見するフレアロス診断をご紹介します。フレアスタックに余剰ガス・排ガスだけでなく生産流体が流出してしまった場合、その損失金額は莫大な額に及ぶことがあります。
五感では管理が難しいフレアロスの診断・管理については記事をご覧ください。

その他、芯出し基礎セミナーのポイントを全20ページに凝縮し、多数のお申込みをいただいている改訂版アライメント小冊子『回転機の芯出し技術』(無料)をご案内します。


 生産流体のフレアスタックへの流出を防ぐ!
  フレアロス診断で内部漏洩を発見
 
フレアロス診断

石油精製・石油化学などのプラントでは、生産の過程で発生した有毒ガスを含む余剰ガスや廃ガスをそのまま大気に放出すると、爆発の危険性や周辺の環境汚染に繋がる恐れがあるため、フレアスタックと呼ばれる焼却処理施設に導き無害化します。

フレアスタックに流れ込む流体は余剰ガスだけとは限りません。フレアスタックに繋がる配管には、製品として出荷される流体が流れており、通常は安全弁や各種バルブによりフレアスタックへの流出を遮断します。しかし、弁部のエロージョンやゴミ噛みなどで完全に閉弁できていない場合、生産流体もそのままフレアスタックに流出します。

フレアスタックに直結する機器・バルブの内部漏洩は、生産物の損失だけでなく生産機会の損失環境への影響といった点でも管理すべき課題の一つです。

しかし、これらの管理を人の五感に頼っているケースも多く、プラント内に存在する膨大な数の配管及び機器・バルブの中から、漏洩箇所を特定・管理することが難しいと感じている方もおられるのではないでしょうか。

TTSのフレアロス診断なら、流体の種類や状態を問わず運転中に漏れを調査し定期管理も可能です。
 
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フレアロス診断には次のような特長があります。

・内漏れの発生時に生じる、人の聴覚では聞き分けられない超音波を利用
・超音波に加えて配管表面温度も測定
し、それらを組合せた判定ロジックで精度向上
・超音波を検出しているため、流体組成の状態を問わず液体・気体共に特定可能
・周辺のノイズを受けずにプラント操業中も診断可能
・機器及び周辺情報(28項目)、診断結果を記録してデータベース化し、
 診断後の分析及びアクションが効率的にできるレポートを提出
・該当機器にRFIDタグを取り付け、機器のコンディションを継続的にモニタリング可能

フレアロス診断に関するご質問・ご相談は以下からお寄せください。
 
フレアロス診断のご質問・ご相談はこちら >

 


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