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現場の最前線で
プラント課題に挑む

メンテナンスイノベーター(TTS)

吉田尚弘
2014年 キャリア入社|横浜国立大学 教育人間科学部卒

配管設備工事の施工管理から転職。地元兵庫での転職を目指す中で、前職時代から知っていたTLVの求人を見つけて応募する。お客様の現場でのサービス・ソリューション提供業務であれば前職時代の経験を活かせる上、世界中の検査技術を日本仕様にアレンジしてお客様の課題解決に貢献している点にも魅力を感じて入社を決意。現在はTTSで活躍中。

仕事内容

多種多様なプラント課題を
独自の技術で解決へと導く

私の所属するTTSはプラントの設備の点検・診断作業を専門に扱う会社で、もとはTLVの一事業部でした。現在もTLVと連携しながら顧客プラントの点検・診断や保守・メンテナンスを行っています。TLVでも現場課題を探るために診断を行いますが、私たちは蒸気の分野に関わらずさまざまな診断を行うことが可能です。

私は主に現場診断を担当しています。診断の一例を挙げると、プラントに張り巡らされる配管の診断があります。配管は鉄でできているケースが多く、雨や内側からの圧力で肉厚が薄くなる減肉や腐食が発生します。最悪の場合、穴が開き、そこから流体が漏れ出すと発火等に繋がる可能性があるため非常に危険です。現場診断では、そういったリスクを独自の診断技術を用いて測定します。通常は配管の外装材を解体して減肉や腐食を確認しますが、TTSのスクリーニング技術では外装材を解体せずに低コストで網羅的な検査をすることが可能です。TTSではこのような独自の診断技術・手法を海外の先端技術を積極的に取り入れながら日々開発しています。他にはない高度な診断が行えるところがTTSの大きな強みです。

仕事の面白さ

現場で診断し、
現場で解決する
最前線ならではの
やりがいがある

現在は、お客様からの問い合わせ対応から、診断前の打ち合わせ、現地診断、報告書の作成、結果報告会までの一連の業務を任されています。幅広い業務の中でも面白みを感じるのは、お客様の課題をヒアリングし、提案によって課題を解決できたときです。

例えば、シート状や糸状の生産物を連続して生産する現場で用いられるロール設備の平行度診断度診断というものがあります。同設備はフィルムや薄い鉄板等を連続したロールで巻き付けながら引っ張るため、ロール同士の平行度が悪いとシワや破れが発生。生産性や品質、設備寿命の低下にも繋がります。平行度診断を行えばその場で原因を突き止め、設備を調整することによって解決が可能。原因と改善効果がわかりやすいので、お客様にも非常に喜んでいただけます。私たちは現場で作業を行うため、お客様から直接お礼の言葉をいただける機会も多く、そこもやりがいを感じるポイントのひとつです。もちろん、簡単には解決できない問題も多々ありますが、お客様や社外の協力会社と協力しながら困難を乗り越えられたときの達成感は格別です。

ある日の一日の流れ

先輩社員一問一答

  • Q.大学で学んだことは活かせていますか?

    大学では化学・物理の基本的なことを学んでいたので、計測機器の原理などを学ぶ際に役に立ちました。

  • Q.今後の目標は?

    TTSの診断技術をもっと多くのお客様に知っていただき、課題解決に貢献したいです。

  • Q.TLVの魅力は?

    さまざまな業種の工場・プラントで仕事ができることです。
    常に新しい知識や情報が入ってくるので新鮮な気持ちで仕事ができます。

  • Q.オフの過ごし方は?

    野球

    学生時代は野球をやっていました。今は野球観戦が趣味になっています。終業後や休日はテレビやスマートフォンで野球中継を見ています。今年から球場での声出し応援も解禁されたので球場に足を運んで観戦することもあります。

  • Q.求職者へメッセージをお願いします。

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