「Trouble Less Valve」。これが、TLVの名前の由来です。
1950年、創業時のTLVが目指したのは「世界一のスチームトラップを開発する」ことでした。
しかし、プラントを悩ませる様々な問題・課題を目の当たりにし、その思いは「プラントに安心を
提供する」という決意へと進化しました。製品の提供から、解決策の提供へ。
世界一のスチームスペシャリストを目指すTLVの挑戦に終わりはありません。
「市場のニーズにどうやって応えるか?」
TLVの研究開発は、常にお客様視点に立って進められます。
目指すのは、お客様の期待に応え、理想を超える製品づくり。
流体制御機器・システム製品・ソフトウェアなど、
生み出された製品は多岐にわたります。
既存の技術にとらわれない、挑戦を続ける開発姿勢は
国内外でこれまでに取得した5,000件を超える
特許・実用新案の数に表れています。
モノづくりはTLVの原点です。
本社工場で生産される製品群は、
私たちがご提供する解決策に欠かせません。
お客様のプラントの一部を担うものとして、
どこまでも高い品質を追い求め、安定的に生産する。
グローバルに製品を提供するメーカーとして、
その責務を守るため、常に進化を続けています。
国際標準化機構(ISO9001・14001)の認証
高圧ガス製造設備試験者の認定
EU指令(CEマーキング PED・ATEX)の認証
一般建設業の許可(管工事業・機械器具設置工事業)
消費生活用製品安全法に基づく適合性検査
製品を開発しお客様にご提供していく中で、私たちは
「製品の販売だけでは、問題・課題の全てを解決することは
できない」という結論に至りました。
「プラントの安全・安定操業のために、できることの
全てに取り組む」という考えから生み出された
CES (Consulting・Engineering・Services) は
問題・課題にベストな解決策をご提供する、
TLV独自の活動で、蒸気プラントの
省エネルギー・環境保全、生産性・品質向上の
達成を全社一丸となってサポートします。
プラントの本来の力が発揮されるには
最適な状態で供給される蒸気が欠かせません。
「ユーティリティの1つでしかない」
と思われている蒸気を使いこなし、
味方にすることが大きな経営価値を
生むことにつながるのです。
TLVは、複雑な蒸気システムを「視える化」し
継続的に最適な状態を維持する「仕組み」である
蒸気システム最適化プログラム SSOPによって、
プラントの安全・安定操業を実現します。
蒸気システム最適化プログラム SSOP。
その進化は今も続いています。
診断頻度の向上や、管理システムの開発を通して
「視える化」と「仕組み」を強化。
トラブルに振り回されることなく、
トラブルの予兆を捉え、事前の対策を取ることで
予知保全を実現します。
すでに、重要なトレース、タービン、リボイラーといった
様々な蒸気使用設備での利用が進んでいます。
「トラブルを未然に防ぐ蒸気プラント」
それが、TLVが描く未来です。