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減圧弁

蒸気用減圧弁 COSRシリーズ

弁の作動をCOSRシリーズを例として説明をしています。

二次側圧力が低下した場合

  • 二次側圧力が低下すると、ダイヤフラムを介して圧力調整用の大きいコイルバネにかかる力が弱くなります。
  • その結果、大きいコイルばねが伸びて、ダイヤフラムを介してパイロットバルブを押し下げ開きます。
  • パイロットバルブの弁開度が大きくなることで、ピストン上面へ流入する蒸気流量が増加します。
  • これにより、ピストンが押し下げられてメインバルブの開度が増すことによって、蒸気流量が増加し圧力が回復(上昇)します。

二次側圧力が上昇した場合

  • 二次側圧力が上昇すると、ダイヤフラムを介して圧力調整用の大きいコイルバネにかかる力が強くなります。
  • その結果、大きいコイルばねが押し縮められてパイロットバルブの開度が減少します。
  • これにより、ピストン上面へ流入する蒸気流量が減少し、ピストンを押し下げる力も低下して、ピストンが上方に押し上げられます。
  • ピストンが押し上げられ、メインバルブの弁開度が減少することによって、蒸気流量が減少し圧力が回復(低下)します。

一次側圧力が低下した場合

  • 一次側圧力が低下すると、減圧弁前後の圧力差が小さくなるため、メインバルブにかかる下からの力(閉弁力)が減少し、メインバルブの開度が増加します。
  • メインバルブの開度増加に伴って蒸気流量も増加し、二次圧力が上昇します。
  • 二次側圧力が上昇すると、ダイヤフラムを介して圧力調整用の大きいコイルバネにかかる力が強くなります。
  • その結果、大きいコイルばねが押し縮められてパイロットバルブの弁開度が減少します。
  • パイロットバルブの弁開度が減少することで、ピストン上面へ流入する蒸気流量も減少します。
  • これにより、ピストンが押し上げられメインバルブの開度が減少し、圧力が回復(下降)します。

一次側圧力が上昇した場合

  • 一次側圧力が上昇すると、減圧弁前後の圧力差が大きくなるため、メインバルブにかかる下からの力(閉弁力)が増加し、メインバルブの開度が減少します。
  • メインバルブの開度減少に伴って蒸気流量も減少し、二次圧力が下降します。
  • 二次側圧力が下降すると、ダイヤフラムを介して圧力調整用の大きいコイルバネにかかる力が弱くなります。
  • その結果、大きいコイルばねが伸びてパイロットバルブの開度が増加します。
  • これにより、ピストン上面へ流入する蒸気流量が増加し、ピストンを押し下げる力も増加します。
  • ピストンが押し下げられ、メインバルブの弁開度が増加することによって、蒸気流量も増加し圧力が回復(上昇)します。