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COSPECTのドレン排出状況ビデオ
減圧弁手前に設置するスチームトラップの効果を検証しました。
- 実際の配管では、配管立ち上がり部がある場合にはウォーターハンマー対策などのため、スチームトラップを設置しましょう。配管からのドレン排除 前編(ドレンの取り出し方)はこちら。
- このビデオは蒸気プロセス用減圧弁(セパレーター・トラップ内蔵) COS-16で撮影しています。
ドレンを分離し質の高い蒸気を供給(高性能サイクロンセパレーターを内蔵)
減圧弁内部にスケールや錆などの異物やドレンを入れないことが、信頼性と耐久性を高める上で重要です。
旋回式セパレーターは一次側から流入するドレンの98%を強制的に分離排除するため、ドレンによる弁部等のエロージョンが極めて発生しにくくなります。
流入するドレンを連続排出(フリーフロート・スチームトラップを内蔵)
内蔵するフリーフロート・スチームトラップが速やかにドレンを連続排出するため、蒸気や空気にドレンが混じりません。
ドレンを分離し連続排出しなければならない理由
蒸気配管中のドレン水滴を確実に分離・排除するには、ドレンポットを使用してスチームトラップを付けるだけでは不十分です。
ドレンポットだけでは完全に分離できないため、蒸気配管の中は沢山のドレンが流れています
蒸気が配管の中を高速で流れると、巻き上げられたドレン水滴はドレンポットに落ちずに後方へ流れていきます。
ドレン水滴によるエロージョン
減圧弁を通過する蒸気中にドレンが多く含まれていると、蒸気の流速によって運ばれるドレン水滴が減圧弁のシート部に非常に高速でぶつかり、エロージョンを引き起こします。そのため短期間でシール性能が劣化します。
スケールや錆を除去し、質の高い蒸気を供給(ストレーナーを内蔵)
さびくずなど大きな異物を減圧弁内に流入させることがないようにスクリーンを内蔵しています。
スケールや錆を除去しなければならない理由
蒸気中に含まれるスケールや錆は、減圧弁内部のピストンやパイロットバルブなどの摺動部の隙間に入り込み、部品がスムーズに動けなくなることがあります。
安定した二次側圧力を維持(衝撃吸収式球状ピストンを内蔵)
蒸気噴流の影響を受けにくい衝撃吸収式球状ピストンを採用し、圧力の制御精度を向上させました。
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