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    システム製品

    食品・飲料工場向け真空蒸気加熱システム

    VM2HU

    真空蒸気加熱

    100℃以下の温度域で使用される熱交換器に、加熱源として低温の飽和蒸気を供給するためのシステムです。

    真空ポンプで系内を大気圧以下に減圧し、正圧の蒸気(100℃以上の飽和蒸気)を制御弁で減圧して真空蒸気(100℃以下の飽和蒸気)を生成します。

    特長
    • 圧力を決めれば温度が一義的に決まるので制御性が良い
    • 凝縮潜熱伝熱であるため、非常に速い加熱ができる
    • 凝縮潜熱伝熱であるため、均一な加熱ができる
    温水冷却との比較
    • 温度ムラのない均一な加熱ができる
    • 温水などに比べて素早い加熱ができる
    • 製品と熱源の温度差(ヒートショック)を小さくできる
    • 設備の省スペース化が図れる
    蒸気(潜熱)加熱

    蒸気(潜熱)加熱

    真空蒸気が飽和蒸気であるため、蒸気で満たされている空間は温度が均一であり、蒸気から被加熱物へは、潜熱による素早い熱の受け渡しが行われます。

    温水(顕熱)加熱

    温水(顕熱)加熱

    温水加熱は、熱源である温水自体の温度が下がることで被加熱物に熱を与えるため、供給口付近と排出口付近の温水を比べると温度差が生じています。この温度差を小さくし必要な熱量を素速く供給するためには、温水の供給量(循環量)を莫大な量にしなければなりません。

    真空蒸気加熱は、もっと知りたい蒸気のお話の「100℃以下の蒸気 後編(真空蒸気加熱システム)」で詳しく説明しています。

    真空気化冷却

    従来の水冷却に代わり、水が蒸発する際の潜熱を利用して冷却を行うシステムです。真空ポンプで伝熱面および系内を真空にし、吹き付けられた水が低温で蒸発することにより冷却を行います。

    特長
    • 蒸発潜熱伝熱であるため、非常に速い冷却ができる
    • 蒸発潜熱伝熱であるため、均一な冷却ができる
    冷水冷却との比較
    • 温度ムラのない均一な冷却ができる
    • 素早い冷却ができる
    • 少量の水で大きな冷却ができる
    気化(潜熱)冷却

    気化(潜熱)冷却

    真空域で水の気化を促進させることで、蒸気加熱に匹敵する伝熱性能を冷却側で実現しました。

    冷水(顕熱)冷却

    冷水(顕熱)冷却

    冷水での冷却の速度は気化冷却より遅く、場所により温度ムラがあります。

    真空気化冷却はもっと知りたい蒸気のお話の「真空気化冷却」で詳しく説明しています。

    製品関連情報