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流体制御機器

ディスク・スチームトラップ(ThermoDyne)

あらゆる用途に最適
究極のディスク・スチームトラップ

ディスク・スチームトラップは、幅広い用途に使用でき、汎用性が高いのが特徴です。在庫管理が楽で選定しやすく、コンパクトで使いやすいため、広く利用されています。
TLVではディスク・スチームトラップの構造的弱点だった、立ち上がり時の空気障害や、それを防止するためのバイパス弁の手動操作というわずらわしさを、自動ブローオフ装置の内蔵により解決しました。
また、外乱の影響を受けにくい二重蓋構造を採用し、ドレンの有無に連動した確実な作動で、省エネ性と迅速なドレン排除を両立。 低圧から高圧までのフルラインアップでご用意しています。

使用圧力範囲 0.03MPaG ~ 1.60MPaG
使用温度範囲 0℃ ~ 220℃

補修用部品はこちら

特長

低圧から超高圧(26MPa)まで

TLVは世界で唯一、産業界で使われる全圧力範囲に対応したディスク・スチームトラップシリーズを開発しました。

省エネルギー

ディスク・スチームトラップが冷たい外気や雨にさらされ誤作動し、無駄な蒸気ロスが生じることを防ぐために、TLVのディスクスチームトラップには空気保温式あるいは最も保温性能の良い蒸気加熱復水冷却式のいずれかが採用されています。また、高度に加工された弁と弁座がシール性を高め、無駄な蒸気の排出を防ぎます。

生産性の向上(バイメタル式自動ブローオフ機構)

装置の立ち上げ時には、低温ドレンや空気を大量に排出しなければ生産性は向上しません。P21S ver.C・P46S・HR150A・HR260Aを除く全製品にバイメタル式自動ブローオフ機構を内蔵。低温時弁口を全開にし、低温ドレンや空気を速やかに排出します。

メンテナンスが容易

P46Sを除く全ての製品は弁・弁座をユニット化した構造を採用しているため、磨耗などで交換が必要な場合のメンテナンスも簡単かつ経済的です。FP46UCは配管したまま、トラップ部を一式交換できます。

用途

温度コントロールを必要としない一般的な用途
  • 蒸気主管
  • 高温トレース
  • 保温(ジャケット)
  • 保温用タンクヒーティング など

外気の影響を受けにくい、蒸気加熱復水冷却式の二重蓋構造

一般のディスクトラップは一重蓋か二重蓋の空気保温式を採用しています。一重蓋の外気冷却式では、外気の影響を受けやすく、ドレンがなくても作動し、空打ち、吹放しといった蒸気ロスが発生しました。A3Nは、蒸気加熱復水冷却式の二重蓋構造で、外気の影響を受けにくく、ドレン滞留時のみ確実な間欠作動をおこなうので、同じ二重蓋の空気保温式よりも安定した作動を実現しました。

保温構造による外乱の影響の違い
蒸気加熱復水冷却式(A3N)

蒸気加熱復水冷却式は二重の蓋で形成される空間をジャケットとして使用し、蒸気による保温とドレンによる冷却を行います。
これにより、風雨等の外的要因による不必要な開弁を防止し、さらにドレンによる冷却で開弁タイミングの適正化を図っています。

保温構造による外乱の影響の違い:蒸気加熱復水冷却式(A3N)

保温なし(一般のディスクトラップ)

風雨等によって変圧室が冷却されると、閉弁力が維持できないため、 本来開弁すべきではないタイミングでも開弁してしまいます。
ドレンがない状態での開弁は大きな蒸気ロスです。

保温構造による外乱の影響の違い:保温なし(一般のディスクトラップ)

蒸気損失を低減し、耐久性を向上(天候による蒸気ロス比較)

雨や風などの外気の影響によるトラップからの蒸気損失が大幅に低減できるとともに、無駄な作動がないため、耐久性が大幅に向上します。

下の実験データでは、一般のディスクトラップは、雨天時の蒸気ロスが晴天時に比べて増加することを示していますが、A3Nでは、天候による蒸気ロスの差が見られず、ほとんど外気の影響を受けないことを示しています。

蒸気損失を低減し、耐久性を向上(天候による蒸気ロス比較)

高精度に研磨されたディスク弁・弁座

一般のディスク弁は空気障害の防止のため、粗研磨仕上げか、スリットをいれています。そのため、シール性の低下をまねき、蒸気損失が大きくなっていました。A3Nは、自動ブローオフ装置内蔵でエアバインディングの心配がないため、ディスク弁・弁座に高精度のポリッシング特殊仕上げと特殊熱処理を施し、高いシール性と長寿命を実現しています。

高精度に研磨されたディスク弁・弁座

ロングライフ(経年による蒸気ロス比較)

TLVのノウハウをメインパーツに結集、高いシール性で蒸気ロスを格段に低く抑えながら、しかも経年劣化が極めて低く、ロングライフを実現しています。

下の実験データはA3Nの経年劣化が極めて低く、蒸気ロスが少ないことを示しています。一般のディスクトラップは、新品で1.6kg/h、3年後で3kg/hにも増大しますが、A3Nでは新品で、0.4kg/hと低く、3年後でも、1.3kg/hにとどまっています。

天候による蒸気ロス比較

バイメタル内蔵自動ブローオフ装置で初期空気を自動排除

バイメタルによる自動ブローによる立ち上がり時間の短縮(スタートアップ時間比較)

バイメタルによる自動ブローオフ機構を内蔵 。初期立上り時にはバイメタルが強制開弁、初期空気と低温ドレンを速やかに自動排除し、立上り時間を大幅に短縮します。また、空気障害が解消され、バッチごとのバイパス弁の手動操作を不要にしました。

スタートアップ時間を短縮でき、工場の稼働率が大幅に改善されます。さらに、立上り時のブローが不要なため、蒸気損失がなく、燃料と人手が削減できます。

下の実験データはA3Nが、空気障害を起さず、初期立上り時間を15分も短縮し、約60%の大幅スピードアップを実現していることを示しています。

バイメタルによる自動ブローによる立ち上がり時間の短縮(スタートアップ時間比較)

バイメタルによる自動ブローの原理

常温時、C字環状に加工されたバイメタルリングは径が小さくなり、テーパー状の斜面をせり上がります。バイメタルリングによりディスク弁は持ち上げられ、トラップは強制的に開弁された状態になります。トラップ内に大量に流入してくる低温エアは低温ドレンと共に、この間に排出されます。

流入してくるドレンの温度が上がってくると、C字環状に加工されたバイメタルリングは径が拡がり、テーパー状の斜面を滑り下りて強制開弁状態を解くと共に、トラップの作動とは無関係になります。

バイメタルによる自動ブローの原理:A3N

バイメタルによる空気障害(エアバインディング)の防止

自動ブローオフ装置による空気排除は立ち上がり時間だけでなく、空気障害の防止に有効です。

バイメタルあり

バイメタルによる空気障害(エアバインディング)の防止:バイメタルあり

バイメタルが無いために空気障害(エアバインディング)が発生

バイメタルによる空気障害(エアバインディング)の防止:バイメタルあり

摩耗部品はユニットで交換

ディスクトラップの劣化は主に弁体と弁座に集中し、それ以外の多くの部分はあまり傷みません。TLVでは必要な部分だけを交換することにより低コストで素速く復旧ができる構造としています。

外蓋を取り内蓋を取り外すだけで、弁座ごと容易に内部部品の取り外しができます。特殊工具も不要で、配管したままスピーディーに補修作業が行えます。

高精度に研磨されたディスク弁・弁座

摩耗部品はユニットで交換

縦配管でも横配管でも設置可能

ディスクトラップは、開弁力と閉弁力のいずれにも重力が影響を及ぼしていませんので、縦配管・水平配管どちらでも問題無く使用できます

縦配管でも横配管でも設置可能

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