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流体制御機器

バイパスブローバルブ

BD800

バイパスブローバルブ BD800

高圧ブロー後の確実な閉止に!
減肉しにくく長期間漏れない高耐久性

「バイパスブロー操作をされているお客様の47%*が内弁漏れを経験」というデータがあります(*当社調べ)。蒸気プラントでは、定期修理後のスタートアップ時に高い圧力で通気させバイパスブローを行いますが、バイパス配管に用いられているグローブバルブが、ブロー後完全に閉止できずに出口側へ流体が漏れる、内弁漏れが起こることがありました。 これを解決したいというお客様の声を受けて開発されたグローブバルブがBD800です。
内弁漏れの原因であるスケールの噛み込みやエロージョンによる減肉を防止。差圧が4MPaGを超えるような高圧のバイパスブロー後でも内弁漏れを起こさず、長期間高シール性を発揮します。

特長

メンテナンスフリー

弁の開閉操作によりスケールを除去できる独自構造でシール性能低下を防止します。
弁軸とバルブシートには耐久性に優れた材質を採用し、エロージョン耐性を向上させました。
スパナキャップが弁軸露出部をカバーするため、雨や異物の影響を軽減でき、弁軸固着防止に効果があります。また、キャップで弁軸を覆うことにより誤操作が防止できます。
ボディはステンレス鋼鍛鋼品で耐久性に優れています。

用途

  • スチームトラップのバイパスライン
  • 蒸気・温水・水・空気配管

バイパスブローバルブの弁軸の固着防止

内弁漏れ・外漏れを防ぎ長寿命

エロージョン防止で長寿命

高速で流れる蒸気によりエロージョンが起こりやすい弁部やバルブシート部の耐久性を高め、エロージョンによる減肉を防いで長くご使用いただけます。

茨城県鹿島臨海工業地域 化学会社様におけるテスト結果

※使用条件:主管ライン、4.0MPaG、24時間/365日稼働

一般的なバルブ BD800
蒸気圧力  4.0MPaG 4.0MPaG
ブロー時間 700時間 13,000時間
ブロー中の弁開度 微開 1/8開
クリーニング前の漏れ量 全閉状態で漏れあり
1秒間で1、2滴の割合
全閉状態で漏れあり
5秒間で1滴の割合
クリーニング後の漏れ量

クリーニング操作不可
クリーニング前と同じ

漏れなし
弁座の状態 クリーニング前

一般的なバルブの弁座の状態:クリーニング前

エロージョンによる傷がある
クリーニング前

バイパスブローバルブBD800の弁座の状態:クリーニング前

スケールが付着している
クリーニング操作不可 クリーニング後

バイパスブローバルブBD800の弁座の状態:クリーニング後

スケールが除去された
傷もない
弁体の状態 クリーニング前

一般的なバルブの弁体の状態:クリーニング前

エロージョンによる傷がある
クリーニング前

バイパスブローバルブBD800の弁体の状態:クリーニング前

スケールが付着している
クリーニング操作不可 クリーニング後

バイパスブローバルブBD800の弁体の状態:クリーニング後

スケールが除去された
傷もない
所見 弁体・弁座ともにシート面にスケールが付着。
エロージョンによる傷も確認できる。
弁体・弁座ともにシート面にわずかなスケールが付着。傷は確認できない。
クリーニング操作後にはスケールは除去され、エロージョンによる傷、クリーニング操作による新たな傷ともに確認できない。シート部は良好な状態。
考察 ステライト盛された弁体・弁座でも微開での長時間のブローに耐えられずエロージョンが進行したと考えられる。 特殊材料を使用した弁体・弁座により、1/8開度での13,000時間ブローを実施しても流れに侵食されることなくシール性能を維持。異物付着により一時的に全閉時の漏れが発生したが、クリーニング操作後は正常復帰を確認。
これらの結果は、弁体および弁座の堅牢さとクリーニング操作の有効性を示すものと考える。
スケール除去可能な構造で内弁漏れ防止

内弁漏れの原因となる、弁部やバルブシートへのサビやゴミ、スケール等の噛み込みが起こっても、弁の開閉操作によりスケール除去(クリーニング)が可能です。
スパナキャップを使用して弁軸部を1~2回転させることで、サビやゴミ、スケール等を剥がれやすくします。剥がれやすくなったサビやゴミ、スケール等は微開状態での急速な蒸気の流れによってクリーニングされます。

スケール除去可能な構造で内弁漏れ防止

バイパスブローバルブ BD800のクリーニング(スケール除去)

外漏れ防止

グランド漏れを防ぐシール材には、高圧用途で実績のあるグランドパッキンを採用し、外漏れ防止に効果があります。

弁軸の固着防止

スパナキャップで弁軸とグランドパッキンをカバーし、外部からの雨水や異物の混入を防ぐため、弁軸の固着を防ぎます。

バイパスブローバルブの弁軸の固着防止

要部の部品交換が可能

弁部やバルブシート部が長年の使用により万が一摩耗した場合でも、部品を交換して再び使い続けることができます。

細かな流量調整もしやすい弁特性

開度が小さい時は、少しずつ流量が変化するので、細かな流量調整ができます。
スケール除去操作にも使用できます。
2回転目以降は開度に応じた流量値を得ることができます。

細かな流量調整もしやすい弁特性

※当社PC用技術計算ツール(TLVサイト会員限定)を使用して蒸気流量を産出することも可能です。

誤操作の防止

開閉頻度が少ない用途や、調整した開度を維持したい用途を想定し、誤操作や現場判断による作業標準外操作を防止する目的でハンドルをなくしました。スパナキャップをハンドルとして使用し、弁の開度調整やグランド押工の増締めの工具として使うことができます。また、スパナキャップに設けた穴にワイヤー等を通して、ボディと結束することも可能です。

バイパスブローバルブの誤操作の防止

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